ランカ・リー
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ランカ・リー
マクロスF』のキャラクター
登場(最初)『マクロスF』第1話
「クロース・エンカウンター」
作者河森正治 / スタジオぬえ
江端里沙(デザイン)
声優中島愛
プロフィール
別名超時空シンデレラ
生年月日2043年4月29日[4][1][5]
年齢15歳(劇中誕生日を迎えて以後は16歳)[1]
性別女性
種類地球人とゼントラーディ人のクォーター
身長156cm[5]
体重42kg[5]
血液型Oz[4][1]
家族オズマ・リー(義兄)
ランシェ・メイ(母)
ブレラ(兄)
出身地第117調査船団[1]
趣味料理[2]、音楽鑑賞[3]
歌うコト♪[4]
アリ(蟻)の行列の追跡[4]
キモカワグッズ集め[5]
特技方向音痴、一人しりとり[4]
職業聖マリア学園→
美星学園高校 芸能科
アイドル歌手
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ランカ・リー(Ranka Lee[注 1]、蘭花 李[6])は2007年以降にテレビアニメや劇場用アニメなどで発表された『マクロスF』関連作品に登場する架空の人物で、ヒロイン・歌姫のひとり。声の出演および歌唱パートは「ビクターボーカル&ボイスオーディション」にて約5,000通の応募のなかから選ばれた中島愛[注 2]
概要

2007年12月23日放送の特別編を皮切りにテレビアニメ、漫画、小説、劇場用映画などで発表された『マクロスF』関連作品の登場人物。歌が好きな少女で、銀河の妖精と呼ばれるトップシンガー「シェリル・ノーム」と出会ったことをきっかけに歌手を目指すようになる。やがて芸能プロダクションに入り、映画出演とそのエンディングテーマを歌ったのをきっかけに、「超時空シンデレラ」と呼ばれるスーパーアイドルになってゆく。

キャラクターデザインは江端里沙。もうひとりのヒロインであるシェリルが大人びた女性であるのとは対照的に、身長は低く[注 3]、ボディラインも幼さが残る。性格は引っ込み思案で、不器用な面もあるが、ここ一番には肝が据わる。

ふとしたことから主人公の「早乙女アルト」と知り合い、親交を深めていく。自分が歌手になるための後押しをしたアルトのことを好きだと気づくが、うまくそれを伝えられず、シェリルと親密になるアルトに複雑な思いを抱くようになる。この三角関係の行方は、多くの視聴者の興味を引いた。

テレビ放送と時期を合わせてオフィシャルブログも更新され、アニメのキャラクターながら、実在するかのような演出が行なわれた。「ランカ・リー=中島愛」名義でCDも発売され、ファーストシングルの「星間飛行」はオリコン初登場5位にランクインした[10]。フィギュアやCD、本、プラモデルほか、関連商品も多数発売されている。

マクロスシリーズ」のキャラクター人気投票では毎回高順位を獲得しており、2010年に雑誌『マクロスエース』で2度にわたって発表されたランキングの女性キャラクター部門ではどちらも第3位[11]、2019年にNHK BSプレミアムで放送された『発表!全マクロス大投票』のキャラクター部門では作品別、総合ともに第3位[12]、2021年2月7日から20日にかけて「ねとらぼ調査隊」が実施したアンケート「あなたが好きなマクロスシリーズの歌姫は?」では7,043票中1,214票(得票率17.2%)で第2位[13]、2022年2月2日から2月9日にかけて実施された同名のアンケートでは2,630票中329票(12.5%)で第3位となった[14]
キャラクター設定

この項目では架空の人物である「ランカ・リー」のキャラクター設定を紹介する。ここではとくに断りのない場合、テレビ版『マクロスF』における設定について述べる。その他の作品における設定・経歴については後述

『マクロスF』の物語開始直後(2059年3月)は15歳で、劇中で誕生日を迎えて16歳になる。この時点での身長は156cm[注 4]、体重は42kg。地球人とゼントラーディ人クォーターで、血液型はOz(ゼントランのO型)。ソーシャルセキュリティナンバーは624-31-9124[15]。ゼントラーディの血を引くことから髪は緑色で、体も頑丈。ショートの髪型は垂れ下がった犬の耳のように見え、後ろ髪をリボンで縛っており、頭頂部付近にはいわゆる「アホ毛」がある。垂れ下がった部分の髪は感情に応じて動くことがある。メールや手紙では日本語を用いる。

銀河中心付近を航行する移民船団「マクロス・フロンティア」のアイランド1、サンフランシスコエリア(381 Dox Street,Frontier Midtown,AS 13451)[16]に義兄のオズマ・リーと一緒に住んでいる。

名門の「お嬢様学校」である聖マリア学園に通いつつ[17]、中華料理チェーン店「娘々」(にゃんにゃん)でアルバイトをする[1][18]。仕事中は赤いチャイナドレス風の制服を着用している[19]。友人は同じ「娘々」のアルバイト仲間の松浦ナナセ

11年前にバジュラによって壊滅させられた第117次大規模調査船団の生き残り。解離性健忘により当時の記憶をすべて失っているが、親しい人間の危機に直面すると記憶がフラッシュバックし、錯乱状態に陥る。事件以前の唯一の記憶が、全編を通してランカのテーマソングとなる「アイモ」。事件の際に新統合軍パイロットだったオズマに救出され、その妹として育てられた。引っ込み思案な性格で、人前で歌うことを避けていたが、自分の歌をみんなに聞いて欲しいという願いと、アルト、シェリルとの出会い、彼らの激励をきっかけとして、本気で歌手を目指すことになる。

登竜門のつもりで第12回「ミス・マクロス・フロンティア」コンテストに応募。最終選考まで残るがミスの座は得られずに終わる。しかも芸能活動禁止の校則を破ったことで、学校から停学処分を受ける。しかし街で歌っている姿をエルモ・クリダニクに見いだされ、芸能プロダクション入り。聖マリア学園を退学後、芸能活動のため美星学園芸能科に編入。デビュー曲は「ねこ日記」。

その後、劇中の映画「BIRD HUMAN -鳥の人-」(『マクロス ゼロ』で描かれた物語の映画化という設定)で端役に起用されるが、彼女の歌う「アイモ」を監督のジョージ・山森が偶然耳にしたことで、「アイモ」が映画のテーマ曲に使われることになる。さらにサブヒロイン、マオ・ノーム役が怪我で出演できなくなったため急遽代役に抜擢され、ラストシーンで「アイモ?鳥のひと」を歌ったことから一躍脚光を浴び、「超時空シンデレラ」の異名をとるアイドル歌手となる。

惑星ガリア4での叛乱を歌で防いだことをきっかけに、現代のリン・ミンメイとして注目されるが、ランカの歌がバジュラに影響を及ぼすことが判明してからは、軍事的に利用されるようになる。


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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)
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