ラルフ・エリソン
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ラルフ・エリソン
Ralph Ellison

誕生1914年3月1日
アメリカ合衆国オクラホマ州オクラホマシティ
死没 (1994-04-16) 1994年4月16日(80歳没)
アメリカ合衆国ニューヨーク州ニューヨーク
職業作家
国籍 アメリカ合衆国
主題小説エッセイ短編小説
代表作『見えない人間
『影と行為』
『準州への旅立ち』
影響を受けたもの

アーネスト・ヘミングウェイラルフ・ワルド・エマーソンジェイムズ・ジョイスヘンリー・デイヴィッド・ソローウォルト・ホイットマンルイ・アームストロングリチャード・ライトマーク・トウェインウィリアム・フォークナーヘンリー・ジェイムズガートルード・スタインT・S・エリオットフョードル・ドストエフスキー

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ラルフ・ワルド・エリソン(Ralph Waldo Ellison、1914年3月1日 - 1994年4月16日)は、アメリカ合衆国小説家文芸評論家・音楽評論家エッセイスト。小説『見えない人間』(Invisible Man、1952年)によって、1953年全米図書賞を受賞した。日本語では“ラルフ・エリスン”とも表記される。
生涯

オクラホマ州オクラホマシティに、2人兄弟の長男として生まれる。名前は、ラルフ・ワルド・エマーソンに因んで命名されたものである[1]。3歳の時に父ルイスを胃潰瘍により亡くしている[1]。8歳のころから音楽家を志し、学校のバンドでトランペットを演奏するようになる。19歳の時に州から奨学金を得て、由緒ある黒人大学として知られていたアラバマ州のタスキーギ学院で作曲を専攻し始めた。在学中にアーネスト・ヘミングウェイT・S・エリオットガートルード・スタインなどといったアメリカ文学を読み耽るようになり、特にエリオットの詩『荒地』に感銘を受けたことにより、現代文学の体系を以ってアフリカ系アメリカ人の日常を綴ることへの挑戦を思い立ち始めた。

学院3年生の時に、奨学金が底をついたことをきっかけにニューヨークへ移住し、ハーレムYMCAで働きながら、彫刻と写真を学んだ。そこでは、ロメール・ベアデン(英語版)やラングストン・ヒューズアンドレ・マルローリチャード・ライトらと交流を持つようになり、特にライトはエリソンに小説家になるよう勧めただけでなく、連邦作家計画で職を得る為の手助けを行った。


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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)
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