「ラムのラブソング」
松谷祐子 の シングル
初出アルバム『うる星やつら MUSIC CAPSULE』
B面宇宙は大ヘンだ!
リリース1981年10月21日[1]
規格EPレコード盤
ジャンルJ-POP
アニメソング
レーベルキャニオン・レコード
作詞伊藤アキラ
作曲小林泉美
ゴールドディスク
昭和56年度キャニオンレコード優秀ヒット賞受賞
チャート最高順位
週間50位(オリコン)[2]
松谷祐子 シングル 年表
ラムのラブソング
(1981年)ま・い・る・わ30's
(1982年)
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「ラムのラブソング」は、松谷祐子のデビュー曲。1981年10月21日に日本でシングル・レコードとしてキャニオン・レコード(現:ポニーキャニオン)から発売された[1]。JASRACでは正題が「うる星やつらのテーマ」と登録されているため、一部CDやメディアではこちらで表記されている場合がある。作曲・編曲は小林泉美、作詞はフォーリーブスの「ブルドッグ」や渡辺真知子の「かもめが翔んだ日」などで知られる作詞家の伊藤アキラが手掛けた。 本作は松谷祐子のデビューシングルであり、表題曲「ラムのラブソング」はフジテレビ系アニメ『うる星やつら』(1981年版)の主題歌として書き下ろされ、第1話から第100話のオープニングテーマとして使用された。1990年代以降、松谷祐子によるセルフカバーも含め多くのシンガーにカバーされている。また、OVA『うる星やつら ヤギさんとチーズ』のオープニングテーマ、PCエンジンCD-ROM2用ソフト『うる星やつら STAY WITH YOU』の主題歌としても使用された。 B面に収録された「宇宙は大ヘンだ!」は『うる星やつら』(1981年版)のエンディングテーマとして、第1話から1982年4月2日放送のスペシャル番組まで使用された。また、OVA『うる星やつら ヤギさんとチーズ』『うる星やつら 乙女ばしかの恐怖』のエンディングテーマとしても使用された。 レコード売上は1982年3月末日現在で約12万枚と大ヒットした[3]。 2018年6月20日、同アニメの音楽担当の一人でシンセサイザーによるBGMなどを手掛けた安西史孝が、作・編曲者の小林泉美本人の了承を得た上で音楽SNS「nana」の自身のアカウントで「ラムのラブソング」の制作過程で作られた音源を公開した[注 1]。長さは1分29秒、演奏はキーボードとリズムボックスだけで、小林本人のボーカルで詞の一部も歌われている。 小林によると、当時キティ・フィルムの社長だった多賀英典直々の指名で「うる星やつら」の楽曲制作者に決まった翌日、(「ラムのラブソング」と「宇宙は大ヘンだ!」を含む)3曲を提出し、3曲とも採用されることになった[4]。「ラムのラブソング」はすでに漫画のイメージが小林の頭の中に入っていたので10分程度で出来上がり、多賀には「シンコペーションが多くて難しい」と怒られたものの、結果的に修正はなかった[4]。
概要
制作の経緯
エピソード
曲中の色っぽい声やくすくす笑いは、松谷祐子が恥ずかしくて出来なかったことから、作曲した小林泉美が声を担当している。
テレビドラマ『WATER BOYS2』のシンクロ曲として使用され、同サウンドトラックにも収録されている。