ラブレター_(2008年のテレビドラマ)
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ラブレター
ジャンルテレビドラマ
企画橋本孝、福士洋通
脚本藤井清美渡辺啓松田裕子
演出田沢幸治松田礼人、森永恭朗、高野英治
出演者鈴木亜美
山下リオ
松嶋友貴奈
田中幸太朗
村上一志
桑代貴明
坂本爽
井澤勇貴
ルウク
金子さやか
剛力彩芽
山谷花純
長部努
松川尚瑠輝
下山葵
荻野なお
宮澤佐江
朝日梨帆
木内晶子
井上晴美
粟田麗
布川敏和
左とん平
オープニングMy Little Lover音のない世界
時代設定1993年 - 2009年春
製作
プロデューサー加藤章一、新井順子
制作TBS
ドリマックス・テレビジョン

放送
音声形式ステレオ放送
放送国・地域 日本
放送期間2008年11月24日?2009年2月20日
放送時間月曜 - 金曜13:00?13:30
放送枠愛の劇場
放送分30分
回数60
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『ラブレター』は、2008年11月24日から2009年2月20日まで放送されたTBS系列の愛の劇場枠の昼ドラである。全60話。
概要

本作は愛の劇場40周年記念番組となる。小豆島を舞台に、施設に預けられていた聴覚障害を持つ少女がさまざまな出会いを重ね、家族の絆や友情、そして忘れられない初恋を通して大人へと成長していく15年間の姿を描く。

時代設定は、1993年?2009年春までの3部構成となっており、1?10話が小学生時代、10話終盤?35話が中高生時代、35話終盤?最終話までが大人時代となっている。

鈴木亜美の昼ドラマ初主演作品。鈴木は、2001年に『新・星の金貨』で言葉と聴覚が不自由な主人公に内定しながら降板しており、7年越しの聴覚障害者役の再チャレンジとなった[1]
登場人物
主要人物
田所 美波
演 -
松嶋友貴奈(小学生時代)→山下リオ(中高生時代)→鈴木亜美(大人時代)本作の主人公。海司の妻。生まれつき耳が聞こえず、発声をからかわれた経験から声を発しようとしない少女。高松児童養護施設から里子として小豆島の兼松家に引き取られたが、当初は短期間で島を出て東京にいると思われる母を探すつもりだった。小豆島ではその後の人生に大きく影響を与える海司、陸の2人と出会い、他の3人の同級生や周囲の人の支援で中学まで島で暮らす。耳の治療と実母・遥と暮らすため高校進学を機に島を離れ上京。絵本作家を志したため、高校卒業後も島には戻らず東京の美大に進学する。海司が失踪してからは絵を描く情熱を失い、卒業後は図書館に勤めている。陸との破談と自分が描いたイラストを稲葉に盗用されたことが重なり、失意のどん底にいたが、島まで美波を探しにきた海司の励ましで再び夢を目指し、2008年冬、ようやく絵本出版を実現させる。その後、里親・久美子の遺した言葉から、後悔しないためにも自分の気持ちを海司に正直に伝え、気持ちに区切りをつけて新たな一歩を踏み出す決意をした。しかし後日、自身が勤める図書館にやってきた海司からプロポーズされ、2009年春に結婚する。なお本編では、手話または筆談で会話するため言葉は発さないが、当時を回顧し独白する形式で鈴木が全話を通してナレーションをしている。
塚越 海司
演 - 桑代貴明(小学生時代)→村上一志(中高生時代)→田中幸太朗(大人時代)美波の夫にして同級生。小豆島に転居した美波に初めて寄り添って美波に音の世界を教える。小学生時代は、島の子となれるように同級生の先頭に立って美波の味方になる。美波の高松ろう学校転校騒動を機に、いつでも自分を呼べるようにとホイッスルを渡し、ずっと一緒にいることを約束する。中学・高校生時代は剣道部所属。高校卒業後、実家のオリーブ園を手伝いながら、家計を支えるために高松の建設現場で働いていたが、美波の個展当日に現場で事故が発生、慕っていた先輩・良平が自分を庇って亡くなってしまう。その自責の念から美波や島の人々の前から姿を消し、東京で良平の代わりに真由美・健太親子を支えるようになる。病気の健太の手術費用を作る為に「永遠(とわ)」の源氏名ホストの道へ進み、5年間で7000万円を作る。健太の病状が悪化すると、家族や島の人々に嘘の理由で借金を頼みに回るが、勝以外には誰にも相手にされないまま帰京。東京で借金のあても無いことから再度島に戻り、美波と陸の後押しを受けて家族に真実を全て話すと、清二が残りの3000万円を用立てた。そして健太の手術のために真由美・健太とともに2007年冬に渡米し、1年後に小豆島に帰郷。渡米前に真由美との結婚を決めていたが、美波の描いた絵本を見て、改めて美波に対する気持ちに気付く。真由美との別れを決断するが、全てを悟っていた真由美から別れを告げられ、美波からも別れを告げられた。その後美波の勤め先の図書館で手話でプロポーズし、2009年春に結婚する。
小金井 陸→湊 陸
演 - ルウク(小学生時代)→井澤勇貴(中高生時代)→坂本爽(大人時代)美波の同級生。小学校4年生の時、喘息の転地療養のために東京から小豆島に転校してきた。中学3年の時、高校進学のために東京に戻る。高校時代は遅れて上京し、東京の生活に慣れない美波の話し相手になり、美波が絵画の道に進むきっかけを作っている。高卒後は医大に進学し、父・良晴が院長を務める病院研修医になった。ドイツへの留学を考えている。
越智 陽子
演 - 山谷花純(小学生時代)→剛力彩芽(中高生時代)→金子さやか(大人時代)美波の同級生。醤油工場の娘。小学生時代から歌がうまい。高校入学後、雑誌の読モになり月1ベースで上京して美波や陸と会い、高校卒業後に本格上京。25歳の時点では外資系企業でOLをしている。海司のホスト転身を最初にキャッチし、千絵と共にホストクラブを訪れ、海司本人であることを確かめている。
三木 勝
演 - 下山葵(小学生時代)→松川尚瑠輝(中高生時代)→長部努(大人時代)美波の同級生、且つ海司の親友。そうめん工場の息子。中学・高校生時代は剣道部所属。美波に惚れているが海司と美波の仲を心配している。海司が真実を隠したまま島の人々から健太の治療費を借金にまわった時には、たった一人100万円を貸すなど海司を信頼している。
野々村 千絵→三木 千絵
演 - 朝日梨帆(小学生時代)→宮澤佐江(当時AKB48)(中高生時代)→荻野なお(大人時代)美波の同級生。佃煮屋の娘。高校時代に海司のことが好きになり、その思いをぶつけたが振られた。25歳で勝と結婚。
美波の家族
兼松家

美波を里子として養育した家族。わずか5年の同居だったが、美波の人生に大きな影響を与え、上京して実母と同居後も「島の親」として美波と接している。
兼松 久美子
演 -
粟田麗美波の里親。ひとり娘を事故で亡くした過去を持つ。学生時代、手話を学んだことがあり、家族の中で最初に美波と手話を交わした。2007年、良性腫瘍の摘出手術をするが、その後の検査で既に手の施しようのない状態でガンが見つかる。美波の絵本出版を見届けて、2008年冬に亡くなる。裕一と結婚する時に英治から贈られた真珠のネックレスと病室で撮影したビデオレターを美波に遺していた。
兼松 裕一
演 - 布川敏和美波の里親。兼松家に入り婿し、義父とともに漁師。最初は美波を思うあまり親馬鹿になったが、次第に美波の幸せを願う良き父へと変わり、習得する手話も増やしていく。久美子の病気を機に、任せきりだった家事を代わりにするようになる。
兼松 英治
演 - 左とん平久美子の父親。最初は里子として美波を迎えることに反対していたが、美波が本当の家族の一員となってからは孫を溺愛する好々爺に。
田所家
田所 遥
演 -
井上晴美(回想:高橋慶子)美波の実母。美容院の店長。17歳で結婚し美波を出産するが養育がままならずに施設に美波を預けた。そのことをずっと後悔し続け、娘と会話ができるように手話も習得した。美波の15歳の誕生日に美波の前に現れ、美波の中学卒業後、東京で美波と暮らす。同居当初は美波に気を遣って関係がギクシャクしたが、本音を語りあって、徐々に実母らしく接するようになる。美波の大学生時代に栗橋と再婚、その後、夫の赴任先の名古屋に移住。


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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)
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