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ラタトスク(Ratatoskr、「走り回る出っ歯」の意)は、北欧神話において世界樹ユグドラシルに住んでいるといわれる栗鼠。
『古エッダ』の『グリームニルの言葉』第32聯[1]や『スノッリのエッダ』第一部『ギュルヴィたぶらかし』第16章[2]での説明によると、ラタトスクはユグドラシルの梢に住んでいる鷲(フレースヴェルグ)と、根元に住んでいる竜/蛇(ニーズヘッグ)の間で交わされる会話を中継しており、この2匹の喧嘩を煽り立てている。 [脚注の使い方]
脚注
^ 『エッダ 古代北欧歌謡集』55頁。
^ 『エッダ 古代北欧歌謡集』238頁。
参考文献
V.G.ネッケル他編『エッダ 古代北欧歌謡集』谷口幸男訳、新潮社、1973年、ISBN 978-4-10-313701-6。
表
話
編
歴
北欧神話
神々
英雄
登場人物
男神
ウル
オーズ
オーディン
クヴァシル
テュール
デリング
トール
ニョルズ
ヴァーリ
バルドル
ヴィーザル
ヴィリとヴェー
フォルセティ
ブラギ
フレイ(イングナ・フレイ|ユングヴィ)
ヘイムダル
ヘズ
ヘーニル
ヘルモーズ
マグニとモージ
ミーミル
ロキ
ローズル
女神
イズン
エイル
グナー
グルヴェイグ
ゲフィオン
ゲルズ
ゲルセミ
サーガ
シェヴン
シギュン
シヴ
スカジ
スノトラ
スルーズ
スュン
ソール
ナンナ
ニョルズの姉妹妻
ヴァール
ビル
フノス
フッラ
フリッグ
フリーン
フレイヤ
ヴォル
ヨルズ
ラーン
リンド
ロヴン
その他
アングルボザ
アウズンブラ
アスクとエムブラ
アールヴ
エインヘリャル
カーリ
グリンブルスティ
グローア
シグルズ
霜の巨人
スルト
波の乙女
母親たる九人姉妹(英語版)
スレイプニル
ディース(ノルン|ワルキュリャ)
ドヴェルグ
フェンリル
ヘル
ムスペル
ヴェルンド
山の巨人
生物
アウズンブラ
アールヴァクとアルスヴィズ
ヴィゾーヴニル
ヴェズルフェルニル
エイクスュルニル
エルフ
ガルム
グラニ
グリンカムビ
グリンブルスティ
グルトップ
グルファクシ
ゲリとフレキ
スヴァジルファリ
スキンファクシとフリームファクシ
スコル
スレイプニル
セーフリームニル
タングリスニとタングニョースト
ニーズヘッグ
ハティ
ヒルディスヴィーニ
フィルギャ
フェンリル
フギンとムニン
フレースヴェルグ