ラストマン-全盲の捜査官-
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この項目では、TBS系「日曜劇場」枠で放送されたテレビドラマについて説明しています。

その他の用法については「ラストマン」をご覧ください。

ラストマン
-全盲の捜査官-
ジャンル連続ドラマ
刑事ドラマ
脚本黒岩勉
演出土井裕泰
平野俊一
石井康晴
伊東祥宏
監修ダイアログ・イン・ザ・ダーク(全盲所作指導)
古谷謙一(警察)
國松祟(法律)
岡本直子(ホテル)
出演者福山雅治
大泉洋
永瀬廉King & Prince
今田美桜
松尾諭
今井朋彦
奥智哉
王林
森口瑤子
寺尾聰
要潤
津田健次郎
相武紗季
吉田羊
上川隆也
音楽木村秀彬
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国・地域 日本
言語日本語
時代設定1982年 - 2023年
製作
プロデュース益田千愛
元井桃
東仲恵吾(編成)
撮影監督山本英夫
製作TBSテレビ

放送
放送局TBS系列
映像形式文字多重放送
番組連動データ放送
音声形式ステレオ放送
解説放送
放送国・地域 日本
放送期間2023年4月23日 - 6月25日
放送時間日曜 21:00 - 21:54
放送枠日曜劇場
放送分54分
回数10
公式サイト
特記事項:
初回・最終回は25分拡大(21:00 - 22:19)。
第2話・第9話は15分拡大(21:00 - 22:09)。
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『ラストマン-全盲の捜査官-』(ラストマン ぜんもうのそうさかん)は、2023年4月23日から6月25日まで、TBS系日曜劇場」枠にて放送されたテレビドラマ[1][2]。主演は福山雅治[1]

全盲のFBI特別捜査官と、警視庁刑事がバディを組んで事件を解決し、被害者の息子、容疑者の息子として、41年前の強盗殺人事件の真相解明に挑む姿を描く[1]
あらすじ
プロローグ
日本の警察庁と
FBI(米連邦捜査局)の連携強化を目的とする日米刑事共助協定の締結に伴い、交換留学生として日本にやって来た全盲の捜査官・皆実広見は、どんな難事件も最後に解決することから「ラストマン」と呼ばれていた。日本での皆実のアテンド役に任じられたのが、警察庁長官官房人事課 人材交流企画室室長の警部補・護道心太朗。彼は悪をこの上なく憎み、犯人検挙のためには違法捜査も厭わず、誰にも情報を渡さず手柄を独り占めする捜査姿勢から仲間の刑事たちにも嫌われていた。心太朗のその捜査姿勢には、強盗放火殺人犯として千葉刑務所に収監中の鎌田國士を父にもち、養子として警察一家である護道家に引き取られた彼の過去が大きく関係していた。
序盤
皆実は自らの来日歓迎式典で、今日世間を震撼させる無差別連続爆破事件の犯人逮捕を声高に宣言、捜査一課も追いかけるこの事件の捜査に勝手に加わり、挙句に捜査一課の見立てを完膚なきまでに否定、早速刑事たちと真っ向から対立する。さらに皆実の捜査姿勢は日本では非常識極まりない行動ばかりで、日本の刑事たちにとってははた迷惑であった。だが、宣言通り事件を解決し、人たらしな皆実の性格も相俟って刑事たちの信頼も得て、心太朗と共にあらゆる難事件の事件の真相究明に挑んでいった。
中盤
心太朗は、日米刑事共助協定締結を主導し皆実が来日する契機を与えたのが、次期警察庁長官の最有力候補と目される警察庁次長の義兄・護道京吾であることから、要人である皆実のアテンド役に弟である自分を当ててミスをさせ、兄にその責任を擦りつけ失脚させようとする対立勢力の陰謀だと邪推するが、心太朗をアテンド役に指名したのは皆実自身だと知る。そして、皆実は、自らが視力と両親を失う原因となった41年前の強盗殺人事件について、元妻で在日アメリカ大使館参事官・デボラジーン・ホンゴウらの助けを借り独自捜査を進める中で、その犯人で収監中の鎌田は心太朗の実父であると突き止めており、彼に接触するため、息子の心太朗を利用しようとしていたのである。自らの父が皆実の両親を殺した犯人である事実と、その事件について皆実が捜査しようとしていたことを知り、心太朗は自らを利用した皆実に憤慨、バディの解消を訴える。しかし、デボラや皆実に説得され、自らも過去に向き合う決心を固める。
終盤
共に事件の真相に迫ることを決めた皆実と心太朗は鎌田に面会するため千葉刑務所を訪れるが、鎌田は病床にあり重篤な状態で余命も短く、面会は難しいと告げられる。東京に戻った2人に、これまで皆実の目となり操作をサポートし続けた人材交流企画室の巡査吾妻ゆうきと、心太朗の義甥で警部の護道泉が協力を申し出る。皆実は、事件当時理事官職にあったのが泉の祖父で心太朗の義父である護道清二であることから、事件の真相に迫ることで冤罪が発覚し護道家の名に傷がつくことになりかねないと泉に伝えるが、泉は、その祖父から正しいことをしろと教わってきており、真実を知ろうとするのとは正しいことだとし態度を変えなかったため、それをうけて皆実は泉の捜査協力を受けることにする。41年前の事件の第一発見者で元捜査一課長の山藤憲治が御殿場から上京してくることになり、心太朗、捜査一課佐久良班主任の警部補・佐久良円香、そして皆実は彼と会うことに。山藤は心太朗と佐久良の恩師であるが、事件を語る口調から皆実らは何かを隠しているとにらむ。操作を進める中で、泉が見つけた昭和50年代の資料から、皆実の父である皆実誠が強引な地上げをしていたことが発覚する。さらに、広域暴力団・南雲会元幹部の池上隼人が誠と繋がっていたことが分かり、彼に接触し話を聞いた皆実と心太朗は、政界のドンで泉の母方の祖父である弓塚敏也が自らの公共事業を進めるため誠と共に池上ら暴力団を使い地上げを進め、それを揉み消していたことを掴むが、池上は41年前の時間については頑なに話さなかった。


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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)
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