THE LAST COP/ラストコップ
ジャンル刑事ドラマ
原作『DER LETZTE BULLE
『THE LAST COP/ラストコップ』は、2015年制作の日本のテレビドラマ。日本テレビと動画配信サイト『Hulu』との共同制作による。2016年に連続ドラマ化。
概要』(英題:THE LAST COP)を日本でリメイクし、唐沢寿明が30年間(原作では20年間)眠っていた刑事役で主演を務める[1]。
2015年6月19日に「金曜ロードSHOW!特別ドラマスペシャル」としてEpisode 1が放送され、放送終了後にHuluでEpisode 2が配信開始され、7月24日まで毎週金曜日に6週連続で配信された(全7話)[2]。配信直後に新規ユーザーが増え、2011年8月のHulu開始以来、最も多い会員を獲得した[3]。
Episode1の視聴率は12.9%(ビデオリサーチ調べ、関東地区・世帯・リアルタイム)で、同時間帯でトップを記録した[4]。
2016年10月から日本テレビ系「土曜ドラマ」枠にて連続ドラマ化[5]。前作から1年後の2人が描かれた[3]。放送前の9月3日・9月10日・9月17日には、Huluで配信されたエピソードに番宣を兼ねた新規映像を加えて再編集した総集編『episode 0』が同年9月3・10・17日のいずれも21:00 - 21:54(『土曜ドラマ』枠相当の時間帯であるが、あくまで同枠外として放送)にて「3週連続ラストコップ祭り」として放送された[3][6]。第1話目から第四の壁を破り、文字通り純粋なエンターテインメント作品[7]となっている。劇中では『ごくせん』『金田一少年の事件簿』『地獄先生ぬ?べ?』や、唐沢が出演した『白い巨塔』、窪田正孝が出演した『臨床犯罪学者 火村英生の推理』のパロディが演じられたり[8][9]、同局同時期に放送されていたドラマ『レンタル救世主』とそれぞれの役柄でそれぞれの作品に出演するコラボレーションも行われた[10]。最終話は一部を生で放送し、連動データ放送による視聴者投票で、唐沢演じる京極浩介の生死が決まるという試みで放送された[8][11]。(結果:生きる76%、死ぬ24%で、生きることになった。)
2016年12月10日の最終回の放送直後から「Hulu」で新しいオリジナルストーリーであるanother story1「変・身」(前編・後編)とanother story2「刑事、赤の時代」(前編・後編)[12]、そしてスペシャルコンテンツ「KBD3人娘から亮太へのエール」編が順次配信された[13]。2017年5月3日に映画化された[14][15]。 1985年、刑事・京極浩介は凶悪犯・カグラを追い詰める際、仕掛けられていた爆弾の爆発に遭い、昏睡状態に陥った。30年後の2015年、昏睡から目覚めた浩介は刑事に復職したが、価値観や知識は1985年当時のままで周囲を困らせながらも数々の事件を再び解決していく。 年齢は、連続ドラマ時のもの。
あらすじ
登場人物
主要人物
京極 浩介〈53〉
演 - 唐沢寿明[16]本作品の主人公。横浜中央署刑事課刑事。階級は巡査部長[17]。1985年に爆発によって昏睡状態に陥るが、意識を失う直前に聞いた斉藤由貴の歌声を2015年に病室で聞いたことをきっかけに30年ぶりに目覚め、再び刑事として働き始める[18]。