ラスタとんねるず'94
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ラスタとんねるず'94
ジャンル
バラエティ番組
企画金光修
石橋貴明木梨憲武
演出関和真史
田中経一
杉本達
李闘士男
高城剛
出演者とんねるず
(石橋貴明・木梨憲武)他
ナレーター屋良有作、村井理恵
中江真司 他
オープニングとんねるず「クラッキー」(中盤より)
製作
製作総指揮石田弘
チーフプロデューサー
プロデューサー守谷徹
制作フジテレビ

放送
音声形式ステレオ放送
放送国・地域 日本
放送期間1994年4月14日 - 9月29日
放送時間木曜 21:00 - 21:54
放送分54分
回数25
特記事項:
初回はプロ野球中継の延長により21:30 - 22:24に放送。
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『ラスタとんねるず'94』(ラスタとんねるず きゅうじゅうよん)は、1994年4月から同年9月までフジテレビ系列で放送されていたバラエティ番組である。ステレオ放送
番組概要

とんねるずがメインキャストの『とんねるずのみなさんのおかげです』のネタ充実化のためのインターバル(充電)期間を利用して『おかげです』のスタッフは一切起用しないという体裁で放送された。よって『おかげです』から『おかげでした』初期までのコント・音楽企画が主流だった『みなさん』とは大幅にカラーが違う番組になっている。しかし実情は1993年12月30日に放送した『おかげです』の宜保タカ子企画(宜保愛子パロディ)のロケで、富士山麓の天然記念物生息地を爆薬などで荒らし、撮影セットのゴミを廃棄したことが問題となったがためにスタッフが処分され、番組放送の半年間自粛が決定したというのが真相である。すなわち、この番組はそれ自体が「つなぎ企画」であり、『おかげです』とはほとんどのスタッフが入れ替わっている。

ロンドンロケでは人気グループ・ブラーがゲストとして"Girls & Boys"をパブで演奏するシーンが放送されている。

石橋貴明が後に語ったところによれば、『みなさん』と本番組は「『水戸黄門』と『大岡越前』の関係のように、2クール(半年)交代でオンエアすることを目指していた」という。1994年当時、フジテレビでは深夜帯のJOCX-TV2枠から人気番組が多く輩出されており、当時同枠の統括プロデューサー的存在だった金光修をたまたま紹介してもらった際に「(当時のフジの)深夜でやっていることをゴールデンでやりたい」と相談を持ちかけ、出来上がったのが本番組だったと語っている[1]

1994年3月29日に放送された『1994 FNS番組対抗!なるほど!ザ・春の祭典スペシャル』では仮題として「T企画」として紹介され、系列局のテレビ熊本番組表では当番組の放送枠は「カレンダーガール」として書かれた。

平均視聴率は18.6%と悪くなく、最高視聴率は1994年4月14日(第1回)と5月12日放送の2回で22.3%を記録した[2](関東地区・世帯・リアルタイム、ビデオリサーチ調べ)。
コーナー
SPITTING IMAGE JAPAN

ブラックジョーク色の強い時事風刺人形劇コント。イギリスで人気を博したブラックコメディ番組『スピッティング・イメージ』(Spitting Image)の日本版。主に放送当時活躍していた政治家や有名人の人形が著名テレビ番組のパロディに出演するという設定である。

本家との相違点として、一部人間が出演している点があり、また出演しているとんねるずの二人は所謂狂言回し的な役どころである。

初期のコントのオチは決まって当時のアメリカ大統領ビル・クリントン人形が「かくぼたん」を押して爆発すると言うものだったが、日本の首相村山富市に代わってからは村山人形が体調を崩して救急車が出動するオチが主流になった。

1体の人形を制作するのに100万円は掛かったという。また、半年の放送期間中に首相が2度も交代し、人形制作を依頼した会社は大わらわだったという。羽田人形は本人が首相退任後に対面を果たしている。

因みにエンディングでは石橋が洋楽のヒットナンバーに乗せて時事ネタをもじった替え歌を披露しており、この時は人形達がコーラス・演奏に回っていた。この時のバンド名は『総理ング・ストーンズ』(初期は中点つきだったが後になくなった)であった(ローリング・ストーンズのパロディ)。
登場人形


細川モリヒロ - 番組開始の時点で総理を辞任しており、その理由が描かれた。殿様言葉をよく使っており、カヨコからは「殿」と呼ばれる。髪はカツラでスキンヘッド。番組後期になるとクイズのリポーターを任される。自らを「細川のモリちゃんでーす!」と呼ぶ。「ねるとん紅鮭団」では妻帯者にもかかわらず、ねるとんパーティーに参加しており、カヨコに謝罪している。声は初回のみ木梨、それ以降はきたろうが充てた。

細川カヨコ - モリヒロの妻。夫と一緒に夫婦漫才を披露したこともあるが、後にモブポジションに。声は清水ミチコ


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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)
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