ラジオ・スターの悲劇_(アルバム)
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『ラジオ・スターの悲劇』
バグルススタジオ・アルバム
リリース1980年
録音1978年 - 1979年
ジャンルニュー・ウェイヴシンセポップ
時間47分43秒
レーベルアイランド・レコード
プロデュースバグルス
専門評論家によるレビュー


allmusic link

チャート最高順位

23位(ノルウェー[1]

24位(スウェーデン[2]

27位(イギリス[3]

35位(日本[4]

バグルス アルバム 年表

ラジオ・スターの悲劇
(1980年)モダン・レコーディングの冒険
(1981年)

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『ラジオ・スターの悲劇[5]』(原題:The Age of Plastic)は、イギリスバンドバグルス1980年に発表したファースト・アルバム。現在の日本語タイトルは、1979年にヒットしたデビュー・シングルから取られている。
解説

バグルスは、当初はトレヴァー・ホーンジェフ・ダウンズ、ブルース・ウーリー(英語版)の3人でデモ・テープを作っていたが、ウーリーはデビュー前に脱退した[6]。そして、バンドは1979年にデビュー・シングル「ラジオ・スターの悲劇」を発表して全英1位を獲得するが、その時点で完成していたのは同曲とB面の「キッド・ダイナモ」、それに「クリン・クリン」だけだったため、バグルスはプロモーション活動の合い間に残りの曲をレコーディングして、1979年のクリスマス前にミックス・ダウンを終了した[6]

本作からのシングル・カット曲は、いずれも「ラジオ・スターの悲劇」ほどの成功を収めることはできず、「プラスティック・エイジ」は全英16位[7]、「クリン・クリン」は全英38位[7]、「思い出のエルストリー」は全英55位であった[7]。ただし、音楽評論家のJeri Montesanoはallmusic.comにおいて「バグルスは楽しく風変わりなシングル"Video Killed the Radio Star"で国際的に注目を集めたが、この曲はアルバムの魅惑的で未来的なビジョンの一部に過ぎない」「1曲目の冒頭の音から、トレヴァー・ホーンとジェフ・ダウンズは聴き手をリビングから宇宙家族ジェットソンのような世界へ飛ばす」と評している[8]

シングル「クリン・クリン」を発表した後、トレヴァー・ホーンとジェフ・ダウンズはイエスのアルバム『ドラマ』(1980年)に参加して、バグルスとしての活動を一度休止する。

なお、元メンバーのブルース・ウーリーは、脱退直後の1979年にトーマス・ドルビーらと結成した「ブルース・ウーリー&ザ・カメラ・クラブ」名義で発表したアルバム『イングリッシュ・ガーデン』で、初期バージョンの「ラジオスターの悲劇」と共に「クリン・クリン」をセルフカバーしている。

2000年に発売された再発CDには、シングル「プラスティック・エイジ」のB面曲「アイランド」、シングル「クリン・クリン」のB面曲「テクノポップ」、シングル「思い出のエルストリー」のB面に収録されていた「モノレールのジョニー」の別ヴァージョンの計3曲がボーナス・トラックとして収録された。


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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)
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