ラジオゾンデ
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出典検索?: "ラジオゾンデ" ? ニュース ・ 書籍 ・ スカラー ・ CiNii ・ J-STAGE ・ NDL ・ dlib.jp ・ ジャパンサーチ ・ TWL(2018年9月)
気球に取り付けられる直前のラジオゾンデ(米国での一例)GPSゾンデの一例(カナダ)。写真のタイプのサイズは220 × 80 ×75 mm。後方には地上での動作チェックおよび湿度調整機能をそなえた装置が見える。かつて日本の気象庁で多用されていたRS2-91型レーウィンゾンデ気球とともに上昇してゆくラジオゾンデ

ラジオゾンデ (: radiosonde、: radiosonde) とは、気球に取り付けて飛ばし、高層大気の気温湿度気圧などを測定し、測定値を無線で地上に送信する装置[1]
概要

地上にいながらにして上空、高度およそ30kmまでの気温湿度気圧などのデータを得るために、主にゴム気球にとりつけて飛ばされる無線機付き気象観測機器のことである。高層気象観測装置の一種であり、またテレメトリ装置の一種とも言える。

「radiosonde」という名称は、発明者のフランス人ロベール・ビュロー(フランス語版)による造語で、「ラジオ」はフランス語英語等々で無線電波、「ゾンデ」はドイツ語フランス語探針のことである。英語でもradiosondeと呼ばれるのが一般的。
分類・種類

気球につけて飛ばし高層気象のデータを電波で地上に送信する装置全般を総称して「ラジオゾンデ」と呼ぶが、観測できるデータの種類などによってさまざまに下位分類されている。→#分類・種類
構成・構造

ラジオゾンデは主に計測機器、センサー類、無線送信機の電子回路基板電池、送信用アンテナなどから構成される。普通は温度計湿度計はラジオゾンデから突き出たアームに取り付けられており、気圧計や無線送信機、電池などはラジオゾンデの本体内部に配置される[2]。電池は小型の積層電池、注水電池(塩化銀電池)、リチウム一次電池が用いられる。これらは環境負荷の少ないものが選定・使用されている。なお半導体が普及する以前は、小型の真空管を用いた回路を使用していた。
ラジオゾンデによる観測の流れ

通常の流れとしては、ラジオゾンデは水素ガスなどを詰めたゴム気球につるされた状態で放たれ飛揚し[2]、1分間に 300?400mほどの速度で上昇しながら[2]、上空の気温湿度気圧などを観測したデータを無線送信機で送信する。周波数としては、403.3MHz?405.7MHzの100kHz間隔・1673MHz・1680MHz・1687MHzなどで、信号形式で送信される。それを地上で受信機を用いて受信し、データを解読・解析する。600gのゴム気球を用いた場合、約90分で上空30km程度に達すると気球の膨張が限界に達して破裂し、ラジオゾンデはパラシュートで地上に降下し[2]、観測終了。

多くは使い捨てだが、修理した方が安く上がるのであれば回収されたゾンデを修理して使用する(この場合、ケースには放出者の連絡先と「本機を拾得された方は御連絡下さい」などの文言が書かれる)。

ラジオゾンデを放つ前に、まず受信機に必要な設定をする気象担当者(米国海軍

米国の空母 キティーホークからラジオゾンデを放つ準備をする気象担当者


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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)
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