ラシード・スニャーエフ
[Wikipedia|▼Menu]

Rashid Sunyaev
ラシード・スニャーエフ
ラシード・スニャーエフ(2010)
生誕 (1943-03-01) 1943年3月1日(81歳)
ウズベク・ソビエト社会主義共和国 タシュケント
国籍 ロシア
ドイツ
研究分野天体物理学
研究機関ロシア科学アカデミー
マックス・プランク研究所
出身校モスクワ工科大学
モスクワ大学
博士課程
指導教員ヤーコフ・ゼルドビッチ
主な業績宇宙マイクロ波背景放射
主な受賞歴受賞歴の節参照
プロジェクト:人物伝
テンプレートを表示

ラシード・スニャーエフ(Rashid Alievich Sunyaev、Рашид Алиевич Сюняев1943年3月1日 - )は、ウズベク・ソビエト社会主義共和国(現ウズベキスタンタシュケント生まれの天体物理学者である。指導教授であったヤーコフ・ゼルドビッチと共に、銀河団内のガスによって宇宙背景放射の見かけの平均エネルギーが高くなるというスニャーエフ・ゼルドビッチ効果の存在を予言したことなどで知られる。ドイツとロシアの二重国籍を持つ。
来歴[ソースを編集]

モスクワ工科大学モスクワ大学で学び、1968年にゼルドビッチの下で物理学のPh.D.を取得。1974年から1982年まで、ソ連科学アカデミー宇宙研究所 (IKI) の理論天体物理学研究室のリーダーとなった。1992年からはロシア科学アカデミーの高エネルギー宇宙部門の部長、1995年からマックス・プランク研究所宇宙物理研究所の所長などをつとめている。ゼルドビッチとともにスニャーエフ・ゼルドビッチ効果を提案した他、ニコライ・シャクラとともにブラックホール降着円盤モデルなどの分野においても業績がある。
受賞歴[ソースを編集]

ブルーノ・ロッシ賞(1988年)

王立天文学会ゴールドメダル(1995年)

ブルース・メダル(2000年)

ハイネマン賞天体物理学部門(2003年)

グルーバー賞宇宙論部門(2003年)

ジャンスキー賞(2005年)

カール・シュヴァルツシルト・メダル(2007年)

クラフォード賞(2008年)

キング・ファイサル国際賞科学部門(2009年)

京都賞基礎科学部門(2011年)

ベンジャミン・フランクリン・メダル(2012年)

エディントン・メダル(2015年)

オスカル・クラインメダル(2015年)

クラリベイト・アナリティクス引用栄誉賞(2017年)

マルセル・グロスマン賞(2018年)

ICTPのディラック・メダル(2019年)

マルセル・グロスマン賞(2021年)

マックス・プランク・メダル(2023年)

科学アカデミー会員[ソースを編集]

ロシア科学アカデミー

米国科学アカデミー

アメリカ芸術科学アカデミー

国立科学アカデミー・レオポルディーナ

オランダ王立芸術科学アカデミー

アメリカ哲学協会

王立協会


次ページ
記事の検索
おまかせリスト
▼オプションを表示
ブックマーク登録
mixiチェック!
Twitterに投稿
オプション/リンク一覧
話題のニュース
列車運行情報
暇つぶしWikipedia

Size:15 KB
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)
担当:undef