ラゴン_(ウルトラ怪獣)
[Wikipedia|▼Menu]
.mw-parser-output .pathnavbox{clear:both;border:1px outset #eef;padding:0.3em 0.6em;margin:0 0 0.5em 0;background-color:#eef;font-size:90%}.mw-parser-output .pathnavbox ul{list-style:none none;margin-top:0;margin-bottom:0}.mw-parser-output .pathnavbox>ul{margin:0}.mw-parser-output .pathnavbox ul li{margin:0}ウルトラQの登場怪獣 > ラゴン (ウルトラ怪獣)

ラゴン
ウルトラシリーズのキャラクター
初登場『ウルトラQ』第20話
作者成田亨(デザイン)
テンプレートを表示

ラゴンは、特撮テレビドラマウルトラQ』をはじめとする「ウルトラシリーズ」に登場する、架空の怪獣。別名は海底原人(かいていげんじん)。
『ウルトラQ』に登場するラゴン

諸元ラゴン


RAGON
[出典 1]

SEARAGON[5]

別名海底原人
身長2 m[出典 2]
体重100 kg[出典 2]
出身地日本海溝5,000 mの深海[出典 3]

『ウルトラQ』第20話「海底原人ラゴン」に登場。

2億年前に地球を支配していた爬虫類から進化した海底原人。深海2万メートル(5千メートル[13])に棲息する陸海両生物[11]。この個体は雌であり、乳房を持っているのが確認できる。卵生であり、数年に1度の繁殖期になると中心核がゼリー状に包まれた20センチメートルほどの卵を産む。卵は数日間かけ、カエルの卵と同じように中心核が胚発生を通じて肉体が形成され、親と同じ姿をした子供が孵化する。高い知能を持ち、基本的に温厚な性質だが、一撃で人体を砕くほどの凄まじい怪力を持つ[13]。音楽を聴くと闘争心が抑制される[13]。誤って水揚げされた自分の卵を取り返すために岩根島へ上陸し、遭遇した漁師や村人をその怪力で殺害したり家屋を破壊したりするなど暴れ回ったが、孵化した子供を返されて共に海底へ戻っていった。

スーツアクター:古谷敏[9][3]

大伴昌司による原案では探検隊ものであったが、監督の野長瀬三摩地はそれでは映画『大アマゾンの半魚人』と変わらないと考え、映画『フランケンシュタイン』を意識したホラーに日本的な母子のメロドラマを加味したものとなった[3][14]

書籍によっては、子供の名称をラゴンJr.[15]、ラゴンの子供[13]と記述している。

本作品でラゴンが音楽好きであることが紹介されており、後述の『ウルトラマン』における設定に生かされることになった。

デザインは成田亨[3][16]。成田は一般的な半魚人像を描いたものとしている[16]

造型は高山良策、目の電飾は倉方茂雄による[3]


次ページ
記事の検索
おまかせリスト
▼オプションを表示
ブックマーク登録
mixiチェック!
Twitterに投稿
オプション/リンク一覧
話題のニュース
列車運行情報
暇つぶしWikipedia

Size:111 KB
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)
担当:undef