かつて存在した日本の衣料品チェーンである「ラフォックス」とは異なります。
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ラオックスホールディングス株式会社
Laox Holdings Co.,Ltd.
ラオックス秋葉原本店
種類株式会社
市場情報東証スタンダード 8202
ラオックスホールディングス株式会社(英: Laox Holdings Co.,Ltd.)は、東京都千代田区に本店を構え、大手総合免税店および家電量販店を運営する日本の企業。2009年に中国の大手家電量販店を運営する蘇寧電器(当時。現在の蘇寧易購)の傘下となった。代表取締役会長は羅怡文。 訪日外国人に人気の高い全国各地に店舗展開。主な顧客層は中華圏、東南アジア。本業は家電量販店であるため家電製品が主力であったが、現在は家電製品だけではなく理美容品、化粧品、民芸品、服飾など、取扱商品は多岐にわたる。 社名の「ラオックス(Laox)」とは、ラテン語の「Lar」(ラール:家庭の守護神)と「Vox」(ウォックス:声)を合わせたもので、「家庭に幸せを呼ぶ声」という意味である。 ラオックスは創業者の谷口正治が1930年に墨田区で始めた電気器具の行商が始まりであり、1939年に開店した谷口商店を源流としている。戦時中に谷口は海軍に応召したが、終戦後に神田須田町に谷口商店を再建。有限会社化、株式会社設立を経て秋葉原に2店舗を開店。1948年には谷口電機株式会社に商号を変更、さらに家電小売部門を分割して朝日無線電機株式会社を設立した。1963年の千葉店の開店を皮切りに郊外に多店舗展開を開始。会社を資本(管理)と経営(販売)に分離し、CIシステムを導入する検討がなされ、1976年9月に新会社ラオックス株式会社を設立、翌月には朝日無線電機の店舗の営業を譲り受け、ラオックスとしての営業が始まった[1]。 1970年代後半から1980年代前半にかけてはオーディオ機器、1980年代後半からはパソコン関連の販売に注力し、業績を伸ばしていった。
概要
歴史