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出典検索?: "ライラ・ミラ・ライラ" ? ニュース ・ 書籍 ・ スカラー ・ CiNii ・ J-STAGE ・ NDL ・ dlib.jp ・ ジャパンサーチ ・ TWL(2021年11月)
ライラ・ミラ・ライラ (Lila Milla Rira) は、アニメ『機動戦士Ζガンダム』に登場する架空の人物。 地球連邦軍所属のモビルスーツ(MS)パイロットで、階級は大尉。ティターンズを快く思っていなかったが、そこに所属するジェリド・メサに戦闘技術を教え、師匠と仰がれた。ルナツー駐留の巡洋艦ボスニア所属のガルバルディ隊を率いている。ニュータイプではないが、戦闘経験から彼等を圧倒する能力を持つため、一年戦争にも参加していたとみられる。 服装は艦内では赤いノースリーブの制服を着用し、黄色のマフラーを巻いている。また、ノーマルスーツはピンク地に水色のラインが入ったものを着用している。共同戦線を張ったからか「TITANS」のワッペンが付いており、カミーユ・ビダンにティターンズ軍人と勘違いされ、否定したこともあった。口調が粗野なため上司は苦言を呈していたが、さっぱりとした性格で良識にも富み、部下からは慕われていた。 当初はメインの敵キャラクターとして終盤まで登場する予定だったが、監督の富野由悠季がライラの顔を気に入らなかったため、リテイクを加えた上に早々に退場させている。デザインを担当した安彦良和は、富野の女性キャラへのシビアな審美眼に「(富野好みの)アングロサクソン系の美女を十人描き分けられる絵描きがいたら逢ってみたいものだ」とこぼしている[1]。 一部ゲーム作品では一年戦争時代のライラが登場し、『機動戦士ガンダム ギレンの野望 ジオン独立戦争記』ではオーガスタ研究所系統の専用パイロットスーツ、『機動戦士ガンダム ガンダムvs.Ζガンダム』の宇宙世紀モードでは当時の一般的なノーマルスーツをそれぞれ着用している。これらの関連性については不明。 3話にて、サイド7宙域から離脱するアーガマの足止めを命じられエゥーゴと視認すると、撃沈しようとするも失敗、撤退する。その後、ティターンズと共同戦線を張りアーガマ追撃を図るが、ジャマイカン・ダニンガンが自分より腕の劣るジェリドを指揮官に命じたことに納得がいかず、ジェリドを侮辱する。しかし彼の将来性を見込み、宇宙空間への適応の必要性を説くなど、戦闘技術を教えることになる。戦闘後、ジェリドの不甲斐なさを責めるジャマイカンに、彼を庇うような発言をしたことから和解し、飲みに行く約束まで交わすようになる。第7話では、エゥーゴの基地があるのではないかと推測し、カミーユ達の後を追ってサイド1の30バンチコロニーに侵入。カミーユを人質に取るが、ティターンズが毒ガスを用いてコロニーの住民を大量虐殺したというクワトロ・バジーナ(シャア・アズナブル)の話を聞き、動揺してカミーユを逃がして立ち去る。直後、カミーユの駆るガンダムMk-IIと交戦。エマ・シーンと同様にティターンズの非道に憤り寝返る可能性があったため、カミーユが説得するが拒否。結局、カミーユの能力に圧倒され撃墜される。最期の瞬間、真のニュータイプであるカミーユの前に自らもオールドタイプであった事を悟り、無意識の内にニュータイプに対して偏見をもっていたことを知る。ライラ撃墜によりカミーユは「アムロ・レイの再来」と誉められるが、ジェリドは彼女の死に涙し、打倒カミーユの意志をさらに燃やすこととなった。なお、グリプス戦役最終局面において、パプテマス・シロッコと対峙するカミーユを導くように一瞬登場している。
キャラクター概要
劇中での活躍