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やノートページでの議論にご協力ください。ライヴハウス(和製英語:live-house)は、ロックやジャズ、アイドルなどのライブやその他イベントを行う、比較的小型で立ち見中心のコンサートホール、または可動式テーブル席を置く飲食店のこと。俗に「ハコ」(箱)とも呼ばれる[1][2]。特に小規模なライブハウスは「コバコ」と呼ばれる[2]。Club Asia外観(2020年)ライブハウスでの演奏(坊主バンド、2023年) 明確な定義はなく例外はあるが、おおむね以下のような特徴を持つ。 比較的大型で着座式のコンサートホールでは、ステージが観やすいように、観客席が固定されるフロアが階段状になっているのに対し、ライブハウスの場合、特に1階では段差がないか、あるいは数段しかないフロアとなっている。 近年主流のクラブの形態に倣い、DJ機器の常設店増加と共に、深夜から早朝にかけてのクラブ的イベントを開催するライブハウスも増加傾向にある。逆にライブハウスを拠点としていたバンドがクラブでイベントを開催することも増加した。現在ではライブハウス(バンド)とクラブ(DJなど)との間の線引きは困難になりつつある。 ライブハウスは和製英語であると同時に日本固有の業態であり、英語圏で生演奏を楽しむことが出来る店は、「live music cafe」(生演奏を楽しめる喫茶店)、「live music bar」(生演奏を楽しめるバー)、「jazz bar」(ジャズバー)など飲食の業態や音楽ジャンルによって呼び方が異なる。クラブとしての機能を兼ねたものを大きさにより club, hall, ballroom などと言う。 ライブハウスで行うライブは、俗に「箱ライブ」と呼ばれる[1]。特に路上ライブやインストアライブ、ライブハウスには分類されない大型のホールやアリーナ、ドームで行うライブとの違いを明確にしたい文脈で、この用語が用いられる。 初めて「ライブハウス」と呼ばれたのは、1973年に京都市上京区に開店した「コーヒーハウス拾得(じっとく)」であるとされる[3]。「ライブ」と「コーヒーハウス」の合成で「ライブハウス」と呼ばれるようになった[3]。 ライブハウスの多くは興行場ではなく、飲食店として営業許可を取得しており[注 1]、飲食をしない客が多いと興行場とみなされて無許可営業になる恐れがあるため、飲食店としての建前のためにワンドリンク制を採用しているところが多い[4][5]。また、興行場として営業しているライブハウスも、多くのところで慣例としてワンドリンク制を採用している。 場内で提供される飲食物は、店によってペットボトル飲料のみのような所からスパゲッティなどの軽食を調理して提供する所まである。通常は生ビールまたは缶ビール、簡単なカクテル、ソフトドリンクを用意する店が多い。なお、かつて存在していた「日清パワーステーション」は母体が食品メーカーの日清食品でRockin' Restaurantのキャッチフレーズを採用し食事メニューが豊富に用意され、コースメニューを提供するディナー席も用意されていた。
概要
固定式の座席を設置せず、必要に応じて可動式の椅子やテーブルを配置する。
入場料とは別にドリンク代が必要(後述)。
背景の変更、セリ(迫り)や廻り舞台など、大掛かりな舞台装置は持たず、スモークと色付き照明でステージを演出するが、店によってはスモークも使わないところもある。
通常、音響装置や照明装置は店に備え付けのものを使うので、出演者の機材持ち込みや会場設営の労力が最小限で済む。店によってはグランドピアノやドラムセットなどを用意している所もある。
ロック系など、音の大きい演奏の多い店は、防音上の理由から地下に出店しているものが多い。
店によっては(特にレコード会社・芸能事務所に所属しているプロミュージシャンの出演が多い店では)撮影・録画・録音を禁止しており、出演者本人が許可を出す権限が無い場合もある。ただし、多くはその逆で基本は撮影、録画、録音は自由で出演者が個別にそれらを禁止している。
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