「ライフ」
トーキング・ヘッズ の シングル
初出アルバム『フィア・オブ・ミュージック』
B面エレクトリック・ギター
リリース1979年9月[1]
規格7インチ・シングル
録音ロングアイランドシティ、クリス・フランツとティナ・ウェイマスのロフト(1979年4月22日、5月6日)
ニューヨーク、ザ・ヒット・ファクトリー、アトランティック・スタジオ、RPMサウンド・スタジオ、レコード・プラント・スタジオ
ジャンルニュー・ウェイヴ
時間3分41秒
レーベルサイア・レコーズ
作詞・作曲デヴィッド・バーン、クリス・フランツ、ジェリー・ハリスン、ティナ・ウェイマス
プロデュースブライアン・イーノ、トーキング・ヘッズ
チャート最高順位
80位(Billboard Hot 100)
トーキング・ヘッズ シングル 年表
テイク・ミー・トゥ・ザ・リヴァー
(1978年9月)ライフ
(1979年9月)ワンス・イン・ア・ライフタイム
(1981年1月)
ミュージックビデオ
「Life During Wartime」
「ライフ」(Life During Wartime)は、トーキング・ヘッズが1979年に発表した楽曲。3枚目のスタジオ・アルバム『フィア・オブ・ミュージック』に収録された。 1979年4月22日と5月6日、ニューヨークのレコード・プラント・スタジオのスタッフは、ロングアイランドシティにあるクリス・フランツとティナ・ウェイマスのアパートの前に録音機材を乗せたヴァンをとめた。トーキング・ヘッズはアパートのロフトで演奏を行い、プロデューサーのブライアン・イーノとエンジニアはロフトの窓からケーブルをつなげ、録音した。グループはアルバム『フィア・オブ・ミュージック』のベーシック・トラックをこの2日間ですべて録り終えた。その後、ニューヨークのザ・ヒット・ファクトリー、アトランティック・スタジオ、RPMサウンド・スタジオ、レコード・プラント・スタジオなどで追加のレコ―ディングを行った[2][3]。 「戦時中の生活」という原題のこの曲の語り手は、荒廃した墓地に潜伏し、ピーナツバターで食いつなぐ。スピーカーもなければヘッドフォンもないし、かけるレコードすらない。しかし彼が所属するグループはコンピューターを持っており、電話回線につないで平気で盗聴もする。デヴィッド・バーンはこう述べている。あの曲は東7丁目とアベニューAにあったロフトで書いた。そのとき頭にあったのはドイツ赤軍だとかパトリシア・ハーストだとかトンプキンス・スクエアだった。アルファベット・シティでの生活を歌った歌なんだ[4]。 繰り返される「This ain't no party, this ain't no disco, this ain't no fooling around」というフレーズは、のちにシェリル・クロウが「オール・アイ・ワナ・ドゥ」の冒頭で引用している。 1979年8月3日に発売された3枚目のスタジオ・アルバム『フィア・オブ・ミュージック』に収録された[5]。同年9月にシングルカットされ、Billboard Hot 100で80位を記録した。 1982年3月発売のライブ・アルバム『實況録音盤
概要
1984年4月24日、ジョナサン・デミが監督したグループのコンサート映画『Stop Making Sense』が公開。本作品も映画の中で披露された。また、9月に発売されたサウンドトラック・アルバムにも収録された[7]。
『フィア・オブ・ミュージック』の2006年の再発盤にボーナストラックとしてオルタネイト・バージョンが収録された[8][9]。
演奏者