ライフカード
[Wikipedia|▼Menu]
.mw-parser-output .hatnote{margin:0.5em 0;padding:3px 2em;background-color:transparent;border-bottom:1px solid #a2a9b1;font-size:90%}

その他の「ライフ」については「ライフ」をご覧ください。

ライフカード株式会社(LIFE CARD CO., LTD.)は、2011年7月1日まで存在した株式会社ライフ(同日付でアイフルに吸収合併、旧ライフ)の子会社として設立され、同日付で同社の一部事業を承継しクレジットカード「ライフカード」事業を展開するクレジットカード会社である。アイフルの完全子会社である。
概要

2009年にそれまでのグレーゾーン金利で融資したキャッシング・ローン債権の過払い金返還に対する負担から事業再生ADRを申請し認可された、株式会社ライフ(旧ライフ)と親会社のアイフルは、両者(アイフルグループ)間で事業再編を実施し、旧ライフが2011年4月1日付けで設立した子会社・ライフカード株式会社(新ライフ)にクレジットカード事業と正常債権を吸収分割方式で移管し、「ライフ プレイカード」に係る消費者金融事業・管理債権(延滞債権など)が残った旧ライフを親会社のアイフルが吸収合併することを2010年12月に発表した[1]。その後、業績への影響を見極めるため3か月遅らせる事になり[2]、2011年7月1日付けで当初予定通り再編が実施され、クレジットカード事業はライフカード株式会社へ移管された。

なお、改正貸金業法の完全施行下の消費者金融業界を特集した「週刊ダイヤモンド 2010年7月31日号」内の記事においては、ADRの一環でライフを他社へ売却する方向という内容の記述が見受けられたが、別資本への売却は現状発表されていない。
クレジットカード

「ライフカード」ブランドのクレジットカードを発行する。提携国際ブランドはVISA(当初は国際カードビジネス協会、後にすみしんライフカードのライセンスで発行していたが、現在は直接ライセンス取得)、MasterCard(直接加盟)、JCB(ジェーシービーとの加盟店開放契約)の三種類。クレジットカード加盟店開拓業務は旧ライフ時代に住友信託銀行と合弁で設立した「すみしんライフカード株式会社」が担当している。

2011年6月30日から日本初のVisaバーチャルプリペイドカード(プリペイド式のVisaバーチャルカード)である「Vプリカ」の取り扱いを開始した。
電子マネーの取り組み

既にトッピングカードに前払い式電子マネーEdyの機能を取り込んでいる(「トッピングEdyカード」)が、2007年8月27日にNTTドコモと後払い式電子マネー「iD」を共同で推進していくことで合意し[3]、2008年1月30日から利用開始[4]
株式会社ライフ(旧社)

株式会社ライフ
LIFE CO., LTD.
種類株式会社
市場情報東証1部(旧広証大証1部 )8587
(2000年8月20日上場廃止)
本社所在地105-0014
東京都港区2-31-19 バンザイビル
本店所在地225-0014
横浜市青葉区荏田西1-3-20
設立1948年3月4日(注1)
業種その他金融業
事業内容ライフカード(クレジットカード)
ショッピングクレジット
信用保証業務
消費者金融業務
代表者増井 啓司(代表取締役社長)
資本金1億円(2023年4月現在)
売上高1,188億円(2008年3月期)
総資産5,837億円(2008年3月現在)
従業員数681名(2011年2月現在)
決算期3月31日
主要株主アイフル 95.9%
外部リンクwww.lifecard.co.jp
特記事項:本店:横浜市青葉区荏田西1-3-20
管理センター・西日本コールセンター:滋賀県草津市西大路町1-1
貸金登録番号 関東財務局長(10)第01286号
注1:1977年4月に当時休眠会社の当社(平和紙業株式会社)が旧株式会社ライフ(1961年10月11日に株式会社職域互助会として設立)を吸収合併し現商号に変更。なお、当社の現事業の創業は1952年10月27日に法人格のない任意組合として広島で結成した「全職域指定店会」である。
2011年7月1日付で、アイフルに吸収合併され、解散。新旧分離により、アイフルと新設会社のライフカードに事業を分割承継させる。


次ページ
記事の検索
おまかせリスト
▼オプションを表示
ブックマーク登録
mixiチェック!
Twitterに投稿
オプション/リンク一覧
話題のニュース
列車運行情報
暇つぶしWikipedia

Size:27 KB
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)
担当:undef