この項目では、スパイダーマンシリーズの悪役について説明しています。その他の項目については「ライノ」をご覧ください。
ライノ
出版の情報
出版者マーベル・コミック
初登場『アメイジング・スパイダーマン』第41号(1966年10月)
クリエイタースタン・リー
ジョン・ロミータ・Sr
作中の情報
フルネームアレクセイ・ミハイロビッチ・シツェビッチ(Aleksei Mikhailovich Sytsevich)
所属チームシニスター・シンジケート
ライノ (Rhino)は、スパイダーマンシリーズに登場する代表的なヴィランのひとり。サイのようなアーマードスーツに身を包んだ巨漢。突進や鋭い角、怪力を活かして戦う。 本名は、アレクセイ・シツェビッチ(Aleksei Mikhailovich Sytsevich)。 ロシアの貧民で知性の無いアレクセイは、ギャングに雇われてパートタイムの用心棒として勤めていたが、自らの欲望は満たされていなかった。しかしある日、外国人スパイのグループに新しいアーマードスーツの実験の被検体となることを決める。契約として1万ドルを受け取った彼は、身体を巨大化するための化学的処置と放射線照射に耐え、極薄の人工皮膚を移植する痛みを伴う手術も承諾する。この処置により、ほとんど何からもダメージを受けないライノの外殻が永久的に彼の身体に癒着されることになった。飛躍的に体力、スタミナ、耐久力を増強し、知能も少し強化することに成功。その後、力を得たライノはスパイたちに従う必要はないと判断し、施設から脱走したのだった[1]。 スパイダーマンとは宇宙飛行士のジョン・ジェイムソン誘拐の際に初めて対決し、スピードや戦略に優れた彼に敗れることになった。2度目の対決の際には、カート・コナーズ博士の協力を得たスパイダーマンにスーツを溶かされ逮捕されている。 この件以降も、心からスパイダーマンを憎んでいるライノは、何度も彼の前に立ちはだかることになる。 『アメイジング・スパイダーマン2』詳細は「アメイジング・スパイダーマン2」を参照 2役を演じたのはポール・ジアマッティ。吹き替えは楠見尚己が声を担当した。最初はロシア出身の過激派の人間として登場し、一度逮捕されている。その後、サイのようなロボットスーツを着てスパイダーマンの前に立ちはだかった。
原作漫画
1966年発行のアメイジング・スパイダーマン第41号で初登場を果たし、グリーンゴブリンやドクター・オクトパスと並んでスパイダーマンを代表する悪役の一人として、度々スパイダーマンの前に立ちはだかってきた。
1986年発行のアメイジング・スパイダーマン第280号においては、自分の限界を理解しているライノは、ハイドロマン
2010年発行の『スパイダーマン: ビッグ・タイム』では、ドクター・オクトパス、カメレオン、サンドマン、ミステリオ、エレクトロと共に悪のヒーローチームシニスター・シックス(邪悪なる6人)を結成した。
2010年発行のアメイジング・スパイダーマン第617号では、オクサナという女性と出会い、その後、結婚と引退を考えていた。しかし、新たなライノにオクサナを殺され、自暴自棄になった彼は犯罪者に戻ってしまう。
実写映画版