ライセック=ヘーエンバーン
Reiseck-Hohenbahn
Reisseck Mountain Railway
「シーンプラテアウ/ベルグホテル・ライセック」終点直前のライセック登山鉄道。
概要
種別登山鉄道
現況廃止
所在地 オーストリア
ケルンテン州シュピッタール・アン・デア・ドラウ郡ライセック
ライセック=ヘーエンバーン
凡例
経路図
0.0Schoberboden フニクラーとの分岐点2237m (AA)(英語版)
3.3Seenplateau/Berghotel Reiseck 旅客線の終点2287m (AA)
貨物線のトンネル入口 北緯46度55分7.05秒 東経13度22分6.75秒 / 北緯46.9186250度 東経13.3685417度 / 46.9186250; 13.3685417 (N ポータル)
~4.8
0.0
Riedbock Radlseeへの支線(地下)
1.4Radlseeのトンネル出口 北緯46度56分16.65秒 東経13度22分14.53秒 / 北緯46.9379583度 東経13.3707028度 / 46.9379583; 13.3707028 (N ポータル)
1.4Radlsee 北緯46度56分23.48秒 東経13度22分26.80秒 / 北緯46.9398556度 東経13.3741111度 / 46.9398556; 13.3741111 (終点)~2400m (AA)
~6.9Hochalmsee 北緯46度56分41.65秒 東経13度20分19.53秒 / 北緯46.9449028度 東経13.3387583度 / 46.9449028; 13.3387583 (終点)~2400m (AA)
ライセック=ヘーエンバーン(独: Reiseck-Hohenbahn、英: Reisseck Mountain Railway、ライセック登山鉄道の意)は、かつてオーストリア共和国ケルンテン州シュピッタール・アン・デア・ドラウ郡ライセック(英語版)にあった、軌間600ミリメートルのナローゲージ鉄道である。
当鉄道は、ライセック・フニクラー鉄道のSchoberbodenの頂上駅が起点となっていた。当鉄道は、2014年に閉鎖されている。 ライセック=クロイツェック (Reiseck-Kreuzeck) 発電所の建設のために、工業用鉄道が必要となった。1953年7月1日に、路線が開業した。建設工事が完了した後、メンテナンスを理由に路線を保持することになり、同様に鉄道を観光客へ開放することが決定された。1969年に、ライセック登山鉄道会社 (Reiseck-Hohenbahngesellschaft mbH) が設立されたが、1965年9月16日までは公共サービスが始まっていなかった。 ライセック・フニクラーと一緒に、ライセック登山鉄道にてプラトー湖 (Seenplateau) とSchoberbodenを連絡している。当路線は、延長2,130メートルのトンネルを通り抜ける、延長3,359メートルの路線であった。旅客サービス向けとしての終点は、起点から2,250メートル (AA)
歴史
経路
鉄道車両中央にある機関車とナローゲージ路線
クラス製造年製造メーカー備考
JW 201960イエンバッハ・ヴェルケ(英語版) (Jenbacher Werke)除雪用機関車
JW 201963イエンバッハ・ヴェルケ予備機関車
JW DH40B61983イエンバッハ・ヴェルケ
1983年までは、旅客サービス向けに36席の客車を自社製造して使用していた。客車には、乗務員用として客車の端に乗務員室があった。1983年に、それぞれ10メートルの長さで、14座席および20立席に適合する、2つの駆動客車がクノッツ (Knotz) より供給された。 プラトー湖の終点の直前で、延長250メートルの工業用である、ケーブル鉄道が分岐していた。これは、HochalmseeとRadlseeへの2つの粘着区間に分けられており、その大部分が、延長おおよそ3キロメートルのトンネル内を走行し、かつ電力会社のフェアブント向けの貨物輸送のみが認可されていた。これらの路線は、約2,400メートルで終了していた。 2014年8月1日に、豪雨によって登山鉄道の道床の部分が流失した[1]。同年8月9日に、一時停止を行いながら、緊急サービスとしての開業となった[2]。同年9月7日に、当鉄道がバスに置き換えられるのを条件として、最終的に当鉄道の運行が終了した[3]。湖行きのバスを使用するための道路へのトンネル改造では、第1ライセック (Reiseck I) 発電所までトンネルを通り抜けている鉄道路線ならびに水道管を解体撤去する必要があった。第2ライセック (Reiseck II) 発電所建設の遅延により、まず最初にこの工事を実行することができなかったため、当分の間、Schoberbodenにて観光サービスが終了している[4]。
支線
閉鎖
ギャラリー
2014年夏、丸裸になった軌道
道床流失の区間
道床流失の区間
道床流失の区間
脚注^ ⇒Kleine Zeitung dated 2 August 2014 Archived
^ ⇒Kleine Zeitung dated 8 August 2014 Archived
^ ⇒Kleine Zeitung dated 25 August 2014 Archived 2014年9月4日, at the Wayback Machine. retrieved 31 August 2014
^ ⇒Reiseck als Sackgasse fur Touristen, report at ORF Online dated 16 August 2015
外部リンク.mw-parser-output .side-box{margin:4px 0;box-sizing:border-box;border:1px solid #aaa;font-size:88%;line-height:1.25em;background-color:#f9f9f9;display:flow-root}.mw-parser-output .side-box-abovebelow,.mw-parser-output .side-box-text{padding:0.25em 0.9em}.mw-parser-output .side-box-image{padding:2px 0 2px 0.9em;text-align:center}.mw-parser-output .side-box-imageright{padding:2px 0.9em 2px 0;text-align:center}@media(min-width:500px){.mw-parser-output .side-box-flex{display:flex;align-items:center}.mw-parser-output .side-box-text{flex:1}}@media(min-width:720px){.mw-parser-output .side-box{width:238px}.mw-parser-output .side-box-right{clear:right;float:right;margin-left:1em}.mw-parser-output .side-box-left{margin-right:1em}}ウィキメディア・コモンズには、ライセック=ヘーエンバーンに関連するカテゴリがあります。
⇒ライセック登山線 (ドイツ語)
⇒頂上および ⇒麓区間のライセック=ヘーエンバーンの写真 (英語)
⇒DEEFのライセック登山鉄道、2015年8月16日閲覧 (ドイツ語)