ライアン・ジマーマン
Ryan Zimmerman現役時代(2021年4月6日)
基本情報
国籍 アメリカ合衆国
出身地ノースカロライナ州ボーフォート郡ワシントン
ライアン・ウォレス・ジマーマン(Ryan Wallace Zimmerman, 1984年9月28日 - )は、アメリカ合衆国ノースカロライナ州ボーフォート郡ワシントン(英語版)出身の元プロ野球選手(内野手)。右投右打。愛称は"ミスター・ナショナルズ"他(後述)。
2005年から2021年にかけて実働16年、ワシントン・ナショナルズ一筋でキャリアを過ごし、チームの低迷期からワールドシリーズ制覇まで経験した。 15歳の時にバージニア州のタイドウォーター 2005年のMLBドラフト1巡目(全体4位)で当時ワシントンD.C.に移転したばかりのワシントン・ナショナルズから指名され、プロ入り。契約金は球団史上最高額となる297万5,000ドル[2]。A級サバンナ・サンドナッツで4試合に出場し、AA級ハリスバーグ・セネターズで63試合に出場。両マイナーチームで打率.336・11本塁打・38打点の成績を残し、9月1日にメジャーデビューを果たした。20試合の出場ながら.397という高い打率を残した。シーズン終了後の11月に球団は正三塁手のビニー・カスティーヤをサンディエゴ・パドレスへ放出した[3]。同月にベースボール・アメリカによる2006年の有望株ランキングで球団トップの評価を受けた[2]。 2006年はブラッド・ウィルカーソン(2002年)の新人選手としての球団記録に並ぶ20本塁打を放ち[4]、チームトップとなる110打点をマークし、ナショナルズの三塁はしばらく安泰と言われる成績を残した[3]。ナショナルリーグで新人選手が1954年以降で100打点を上回るのはマイク・ピアッツァ、アルバート・プホルスに次ぐ史上3人目、47二塁打は新人選手としては歴代2位タイとなった[5]。また、サヨナラ安打を3本を放ち、9月2日のアリゾナ・ダイヤモンドバックスとのダブルヘッダー初戦で延長11回にサヨナラ四球を記録している[5]。
経歴
プロ入り前
プロ入りとナショナルズ時代