株式会社ヨロズ
YOROZU CORPORATION
ヨロズ本社(横浜市港北区樽町)
種類株式会社
市場情報東証プライム 72940
株式会社ヨロズ(Yorozu Corporation )は、神奈川県横浜市に本社がある自動車サスペンション部品の大手メーカー。主要取引先は、日産自動車、ゼネラルモーターズ、本田技研工業、マツダ、スズキ、いすゞ自動車、トヨタ自動車、ダイハツ工業、三菱自動車工業、フォルクスワーゲンなどである。 1940年4月、富士電機製造株式会社(現・富士電機)で「つくり屋」として有能な技術者であった志藤六郎は自身の技術とアイデアを実現できる場を求め、わずか24歳にして横浜市鶴見区に合資会社「志藤製作所」を設立。主要な生産品目は海軍用エンジン部品、陸軍用電探(レーダー)など軍需品であった。 1942年5月、国家総動員法に基づく企業整備令(中小民間企業の整理統合政策)が公布され、吸収合併の危機に直面する。
概要
サスペンションメンバー(サブフレーム)やサスペンションリンクなどのサスペンション部品、車体部品を得意とする。
サスペンション部品は、日産自動車、本田技研工業、マツダ、スズキ、いすゞ自動車、トヨタ自動車、ダイハツ工業、三菱自動車工業など日本の全完成車メーカーおよびゼネラルモーターズ、フォード、フォルクスワーゲンなど海外完成車メーカー向けに出荷している。サスペンション部品およびモジュールサプライヤーとして国内トップシェアを誇る。
生産拠点は国内6ケ所、海外12ケ所。 業務提携・出資先を含めるとイギリス、インド、韓国など9か国に系列25社の設計・生産拠点を展開するグローバル企業である。
売上比率は地域別で海外(北米、アジア)が6割を超えており、得意先別では日産系(日産自動車、UDトラックス(旧・日産ディーゼル)、ルノーなど)向けが5割を占める。
企業ビジョンは「サスペンションシステムを通じて新たな価値を生み出し、“ヨロズブランドを世界に”」
創業の背景