ヨセフ_(人名)
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ヨセフは、ヘブライ語起源の人名 (??????‎ - Yos?p?) の日本語表記。「ヤハウェが増し加える」という意味。ヨゼフとも書かれる。初出は旧約聖書創世記。ヨセフの名の由来は、ユダヤ教ヘブライ語モーセ五書キリスト教欽定訳聖書口語訳聖書においては、ヤコブの妻ラケルが初めてみごもって男の子を産み、神が彼女の恥をすすいでくださった(???)ことにあやかってヨセフ(????)と名づけたとされる。しかし、キリスト教新共同訳聖書では、ラケルが自分にもう一人男の子を加えて(???)くださいますようにと願っていたので、その子をヨセフと名付けたとしている。

イスラームの聖典クルアーン朗誦においてはユースフアラビア語: ??????‎ - Y?suf, 口語発音:Y?sof, ユーソフ)が最も一般的だが、ユースィフ(口語発音:ユーセフ)やユーサフという発音を行う流派も存在。なお口語アラビア語ではユーセフと発音することが多い[1]
各言語の表記

アラビア語ユースフ、ユースィフ、ユーサフ

イタリア語ジュゼッペ (Giuseppe)

ウクライナ語:ヨースィプ(Йосип)

英語ジョゼフ (Joseph)

ギリシア語:ヨーセーフ (古典ギリシア語: Ιωσ?φ - 再建音: I?s?ph) もしくはイォシフ/ヨシフ (現代ギリシア語: Ιωσ?φ: Iosif)

スペイン語ホセ (Jose)

カタルーニャ語:ジョセップ (Josep)

ガリシア語:ショセ (Xose)

グルジア語:イオセビ (?????? - Iosebi) もしくはイオセブ (????? - Ioseb)

アルメニア語:ホブセプ (?????? - Hovsep’)

ドイツ語ヨーゼフ (Joseph, Josef)

フランス語ジョゼフ (Joseph)

ポーランド語ユゼフ(Jozef)

チェコ語:ヨゼフ (Josef) - チェコ語では例外的に、sが[z]の音になる。

スロバキア語:ヨゼフ (Jozef)

スロベニア語:ヨジェフ (Jo?ef)

セルビア・クロアチア語 (セルビア語クロアチア語):ヨシプ (?осип - Josip)

ポルトガル語ジョゼ (Jose)

ラテン語:ヨセフ (Joseph) あるいはヨセフス (Josephus)

ロシア語ヨシフ (Иосиф - Iosif)

ブルガリア語ヨシフ (Йосиф - ?osif)

スワヒリ語ユスフ(Yusufu)


日本正教会では中世ギリシア語教会スラヴ語に則り「イオシフ」と転写される。一般に男性名だが、女性形にして女性名として用いられることもある(ジョゼファ、ジョゼフィンなど)。

聖書

聖書に登場する人物だけでも、以下のように4人のヨセフがいる。


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