ヨコオタロウ
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よこおたろう
横尾太郎
エミールの頭部を被り、登壇するヨコオ。(2018年)
生誕 (1970-06-06) 1970年6月6日(53歳)
日本 愛知県名古屋市
別名ヨコオタロウ
出身校神戸芸術工科大学
職業ゲームクリエイター
漫画原作者
株式会社ブッコロ 代表取締役社長
代表作『ドラッグ オン ドラグーン』シリーズ
『NieR』シリーズ
身長169 cm (5 ft 7 in)
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横尾 太郎(よこお たろう、1970年6月6日 - )は、日本ゲームクリエイター漫画原作者愛知県名古屋市出身[1]。「ヨコオタロウ」というカタカナ名義でも活動している。また英語表記の際には一般的な名・姓の順ではなく、大文字でそのまま「YOKO TARO」としている。
略歴

1994年に神戸芸術工科大学を卒業し[1]、その後株式会社ナムコへ入社[1]。1999年には株式会社ソニー・コンピュータエンタテインメントに所属しデザイナーとして活動していたが[1]、上司とそりが合わず退社[2]。2001年に株式会社キャビアへ籍を移し、『ドラッグオンドラグーン』や『ニーア ゲシュタルト/レプリカント』のディレクションに当たる[1]

2010年末にキャビアを退社することを表明し[3][4]、翌年からは無職を自称しながらフリーで活動していた[5][6]が、2015年4月1日に株式会社ブッコロを立ち上げ代表取締役に就任[1]。2017年に『ニーア ゲシュタルト/レプリカント』の続編となる作品『ニーア オートマタ』をリリースした[2]

ゲームクリエイターの一方で漫画原作者としても活動しており、2015年に『君死ニタマフ事ナカレ』(作画は森山大輔)でデビューした。
人物

『ドラッグオンドラグーン』シリーズ『NieR』シリーズのディレクターであり[3]、『ニーア オートマタ』ではディレクションと併せてシナリオも担当している[2]

作品だけでなく、インタビューなどで見せる「ヨコオ節」と評されるユーモアに溢れた言動[7]から、同業のクリエイターからも度々「不思議な人」「変な人」といった評価を受けている[8]。また『NieR』シリーズや『ドラッグオンドラグーン3』で組んだ齊藤陽介岡部啓一とはインタビューやトークイベントなどで息の合った掛け合いを披露することも多い[7][9]。本人は人見知りを自称しているが、「オートマタ」でシニアゲームデザイナーを務めた田浦貴久からは「コミュニケーションお化け」と評されている[要出典]。

「(プレイヤーが作品に触れる際にバイアスが掛かってしまうと思うので)制作者の姿がメディアに出ることはあまり好みではない」と述べており[10]、メディアへの露出がある場合はイラストで顔を隠したり[11]、『NieR』シリーズに登場するキャラクター「エミール(実験兵器7号)」の頭部を模したマスク、通称「エミールヘッド」[12]を被って登場する[13]。「エミールヘッド」は『ニーア オートマタ』でキャラクターモデリングを担当しているプラチナゲームズの松下祥風が制作した[12]

ゲーム制作に関して「同じことを繰り返しやっても仕方ない」「ゲームからゲーム以上のものを感じてほしい」「シナリオについては製作者の与える答えを鵜呑みにするのではなく、ユーザー自身が想像して答えを見つけて欲しい」といった旨の発言をしており[14]、アクションゲームにシューティングやリズムゲームの要素を混ぜ込む、エンディングを見るためにセーブデータを削除させるなど実験的な試みも行う。


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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)
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