ユーストン駅
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この項目では、旧イギリス国鉄の鉄道駅について説明しています。地下鉄駅については「ユーストン駅 (ロンドン地下鉄)」、「ユーストン・スクエア駅」をご覧ください。

ユーストン駅
Euston station

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所在地

ユーストン・ロード.mw-parser-output .geo-default,.mw-parser-output .geo-dms,.mw-parser-output .geo-dec{display:inline}.mw-parser-output .geo-nondefault,.mw-parser-output .geo-multi-punct,.mw-parser-output .geo-inline-hidden{display:none}.mw-parser-output .longitude,.mw-parser-output .latitude{white-space:nowrap}北緯51度31分43.32秒 西経0度8分4.2秒 / 北緯51.5287000度 西経0.134500度 / 51.5287000; -0.134500
行政区カムデン・ロンドン特別区
運営ネットワーク・レール
駅構造地上駅
駅コードEUS
ホーム数18
バリアフリー対応
ゾーン1
NR年間乗降員数
2004?0526.256 百万人[1]
2005?0627.167 百万人[1]
2006?0725.585 百万人[1]
2007?0828.739 百万人[1]
2008?0931.179 百万人[1]
2009?1030.068 百万人[1]
2010?1134.073 百万人[1]
2011?1236.607 百万人[1]
歴史
1837年7月20日
1849年
1962年-1968年開業
拡張
改築
その他
外部リンク

時刻表

駅の構造

駅の施設

バス路線・停留所 (PDF)

WGS84北緯51度31分42秒 西経0度07分59秒 / 北緯51.5284度 西経0.1331度 / 51.5284; -0.1331座標: 北緯51度31分42秒 西経0度07分59秒 / 北緯51.5284度 西経0.1331度 / 51.5284; -0.1331
備考IATA空港コードQQU
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ユーストン駅(ユーストンえき、英語:Euston station)は、ロンドン中心部北部の主要な鉄道駅であり、カムデン・ロンドン特別区にある。ロンドンで6番目に乗降客数の多いターミナルである[2]ネットワーク・レールの管理する18の旧イギリス国鉄の駅のうちの1つであり[3]ウェスト・コースト本線南の終着駅である。ユーストン駅はロンドンからウェスト・ミッドランズノース・ウェスト・イングランド、ノース・ウェールズそしてスコットランドへの向かう際の玄関口である。地下鉄ユーストン駅に接続していて、同ユーストン・スクエア駅にも近い。これらの駅はすべてトラベルカード・ゾーン1内にある。
歴史

現在の駅舎は現代的なインターナショナル・スタイルだが、ユーストン駅はロンドンのターミナル駅の中で最も古い部類に入る。

駅と鉄道の経営は何度も変更され、駅の所有者は、ロンドン・アンド・バーミンガム鉄道(1837年-1845年)、ロンドン・アンド・ノース・ウェスタン鉄道(1846年-1922年)、ロンドン・ミッドランド・アンド・スコティッシュ鉄道(1923年-1947年)、イギリス国鉄(1948年-1994年)、レールトラック (1994年-2001年)、そしてネットワーク・レール(2001年-現在)と、目まぐるしく変わった。
旧駅舎錬鉄製のトレイン・シェッドを持つ1837年のユーストン駅を描いた絵駅の入口にあったユーストン・アーチ(1896年の写真)

ユーストン駅は、ロンドン・アンド・バーミンガム鉄道の終着駅として、1837年7月20日に開業した。駅舎は古典主義建築家フィリップ・ハードウィック(Philip Hardwick)によって設計された[4]。ハードウィックはまた、過去最大[5]の高さ22メートル(72フィート)のドーリア式プロピュライアも設計した。それは駅の入口に立つポーティコ(古代建築の柱廊玄関)で、"ユーストン・アーチ"として有名である。トレイン・シェッドの設計は、技師のチャールズ・フォックス(Charles Fox)によるもので、長さ61メートル(200フィート)の錬鉄製だった。プラットフォームは出発と到着の2つしかなかった。

この鉄道の建設には著名な鉄道技師ロバート・スティーブンソンが関わっていた。興味深いことに、スティーブンソンの当初の計画はノース・ロンドンを通って現在キングス・クロス駅がある場所に終着駅を設ける、というものであったが、地主からの激しい反対に遭い断念していた。

ユーストンとカムデン・タウンの間には運河を渡る橋があり、両側が急こう配となっていた。開業時にはこれを乗り越えられる機関車がなく、1844年まで、列車はケーブルで引き上げられていた。

この駅の利用者は急激に増加したため、1840年代に大規模な拡張工事が行われた。1849年には壮観な"グレート・ホール"が完成した。グレート・ホールはハードウィックの息子フィリップ・チャールズ・ハードウィック(Philip Charles Hardwick)設計の古典様式で建てられたコンコースで、長さ38メートル(126フィート)、幅19メートル(61フィート)、高さは20メートル(64フィート)あり、格間を施した天井とホール北側にある駅事務室へと導く大きな2つ階段を備えていた。壁にはロンドン、リヴァプール、マンチェスターなどの鉄道で結ばれる都市を表現した8つの彫像が埋め込まれていた。

その後も駅の拡張は継続的に行われ、1892年にはプラットフォームは15番線まで増えた。1914年にはタクシー乗り場を移設して、新しい切符売り場とホールが建設された。

旧駅舎はユーストン・ロードから離れており、ドラモンド・ストリートに面していた[6]。ユーストン・スクエアからアーチへの短い道はユーストン・グローブと呼ばれ、ユーストン・ホテルとビクトリア・ホテルという2つのホテルがこの道の北側にあった。

"グレート・ホール"にあったジョージ・スティーブンソンの像と駅舎取り壊しの際に発見された1846年製の転車台が、ヨークイギリス国立鉄道博物館に収蔵されている。ジョージ・スティーブンソンはロバート・スティーブンソンの父で蒸気機関車の発明者である。

"グレート・ホール" 1914年

乗り場 1944年

トレインシェッド 1962年

到着ホール 1962年

新駅舎駅舎ファサード(2012年)コンコース(2012年)


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