ユニリーバ・ジャパン
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ユニリーバ・ジャパン株式会社
Unilever Japan K.K.


種類株式会社
市場情報非上場
略称ユニリーバ
本社所在地 日本
153-8578
東京都目黒区上目黒2-1-1 中目黒GTタワー
設立1964年
業種化学
法人番号7013201007839
事業内容イギリス・Unilever plc社の 日本法人
代表者高橋 康巳(代表取締役社長)
資本金75億2700万円
従業員数約400名
主要株主ユニリーバ(イギリス)
関係する人物杉山金太郎
杉山元太郎
外部リンクユニリーバ・ジャパン(公式)
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ユニリーバ・ジャパン株式会社(: Unilever Japan K.K.)は、イギリスに本拠を置く洗剤・ヘアケア・食品トイレタリー用品メーカー・ユニリーバ日本法人、旧・豊年リーバ、日本リーバ。
概要

1964年に会長杉山金太郎、社長杉山元太郎の下豊年製油との合弁で設立された。髪や肌の手入れなどの身繕いに関する商品を中心に、台所クレンザー等の住居用洗剤紅茶商品「Lipton(リプトン)」も展開している。

特に身繕いに関する商品で高いマーケットシェアを持っており、とりわけ「Lux(ラックス)」、「Dove(ダヴ)」「mod's hair(モッズ・ヘア)」などのブランドを持つシャンプー部門では@media screen{.mw-parser-output .fix-domain{border-bottom:dashed 1px}}1998年以来日本国内でトップ[要出典]を誇っている。

2006年(平成18年)には各社がヘアケア事業の強化に乗り出し競争激化と報道されたが、ヘアケアでの年間トップシェアを維持[要出典]した。また、住居用洗剤の「ジフ[注 1]」「ドメスト(Domestos)」も長年トップシェア[要出典]のブランドである。さらに、2007年(平成19年)には男性用の香水「AXE(アックス)」の販売を開始した。

花王ライオンP&G資生堂などが主な競合メーカーとなる。
略歴

1964年(昭和39年)3月 - ユニリーバと豊年製油株式会社(後のホーネンコーポレーション、現・J-オイルミルズ)の合弁で、(初代)豊年リーバ株式会社を設立[1]

1966年(昭和41年)

1月 - 「ブラック&ホワイトピックラード」を発売。初の製品となる。

9月 - マーガリンの「ラーマ」を販売開始[2]。"奥様インタビュー"のCMで一世を風靡した[3]


1972年(昭和47年)3月 - 「ラックス」の輸入販売開始。当初は固形の化粧石鹸のみ。

1974年(昭和49年)3月 - 固形石鹸「ラックス」を輸入から日本国内での製造に切替。

1976年(昭和51年)4月 - シャンプーリンスの「サンシルク」を発売開始、ヘアケア製品分野への進出。

1977年(昭和52年)3月 - 社名を豊年リーバ株式会社から日本リーバ・インダストリーズ株式会社へと変更し、ユニリーバの子会社となる。

1980年(昭和55年)4月 - クリームクレンザーの「ジフ」を発売開始、ホームケア製品分野への進出。

1982年(昭和57年)2月 - 社名を日本リーバ・インダストリーズ株式会社から日本リーバ株式会社へと変更。

1984年(昭和59年)9月 - 金色長い髪の女性が、草原で洗髪するテレビCMで、ブランドを確立したシャンプー・コンディショナーの「ティモテ」を発売開始。当時としては異例の、フリーペーパーと一緒に各家庭に試供品を配布するという、サンプルのポスティングを行い、一時期はマーケットシェア20%[4] を確保。

1991年(平成3年) - 味の素から家庭用マーガリン「マリーナ」の商標権を譲受[5]

1993年(平成5年)11月 - リプトンジャパン株式会社の本社を神戸から東京・渋谷に移転。

1994年(平成6年) - シンボルマークを、日本リーバの頭文字である"NL"を流線型にシンボライズ化し、下に斜体で「NIPPON LEVER」を付記したものに変更[注 2]

1995年(平成7年) - 清水工場の油脂精製部門をホーネンコーポレーションに譲渡[6]

1996年(平成8年) - ユニリーバがヘレンカーチス社を買収。これに伴い、ヘレンカーチスジャパンの製品を日本リーバに移管[注 3]。日用雑貨分野で欧米型オープン価格制を導入[7]

2000年(平成12年)

7月1日 - 「ブルックボンド紅茶」の日本国内での販売権をリプトンジャパン株式会社に統合し、社名をビー・ビー・エルジャパン株式会社に変更[8][9]。日本紅茶が「エム・シー・ビバレッジ」に社名変更して紅茶事業から撤退[9]

ホーネンコーポレーションの合弁で、業務用加工油脂や製菓・製パン用などの食材事業を行う(2代目)豊年リーバ株式会社を設立[10][11]。家庭用の紅茶両ブランドとマーガリン製品の販売をビー・ビー・エルジャパン株式会社から当社へ移管[12]


2002年(平成17年)

4月30日 - 本社を東京・目黒区に移転[13]

食品で欧米型オープン価格制を導入[7]


2005年(平成17年)6月1日 - 日本リーバ株式会社からユニリーバ・ジャパン株式会社に、ビー・ビー・エルジャパン株式会社をユニリーバ・ジャパン・ビバレッジ株式会社にそれぞれ社名変更し、同時にロゴもユニリーバ本社同様に、事業やブランド、価値観を表した25個の小さなアイコンを組み合わせて頭文字であるUの字をシンボライズ化したものに変更[14]

2006年(平成18年)

6月 - 社名変更から1年を経た事を機に、テレビ番組のスポンサークレジットをカタカナ表記(ユニリーバ)だったものをロゴマークを外したローマ字表記(Unilever)に変更。

12月 - 柔軟剤「ファーファ」をニッサン石鹸株式会社(現在のNSファーファ・ジャパン株式会社)へ事業譲渡。


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