ユニバーサルミュージック_(日本)
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ユニバーサルミュージック合同会社
Universal Music LLC
本社が入居する神宮前タワービルディング
種類合同会社
略称UML、UMJ
本社所在地 日本
150-0001
東京都渋谷区神宮前1-5-8
神宮前タワービルディング
設立1990年4月20日
業種情報・通信業
法人番号4010403007281
事業内容CD、ミュージックテープ、ビデオソフト等の企画、制作、販売
代表者藤倉尚(社長兼最高経営責任者)
資本金295億200万円
従業員数約550名(ユニバーサルミュージックグループ全体)
決算期12月31日
所有者Universal Music Group N.V. 100%
主要子会社ユニバーサル・ミュージック・パブリッシング合同会社 100%
ユニバーサル ミュージック アーティスツ合同会社 100%
DRC合同会社
オフィスオーガスタ
関係する人物石坂敬一(元社長)
小池一彦(元社長)
外部リンクhttps://www.universal-music.co.jp/
特記事項:2009年1月1日にユニバーサルミュージック株式会社(1990年4月20日「ポリグラム株式会社」として創立)と合併し現在に至る。
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ユニバーサルミュージック合同会社(Universal Music LLC)は、日本レコード会社ユニバーサル ミュージック グループの日本法人で、ユニバーサルミュージックジャパン(Universal Music Japan)としても知られる。
概要

日本に拠点を置く外資系レコード会社の中では最大手でなお且つ、国内最古参の日本コロムビアに次いで非常に長い歴史を有する日本のレコード会社(2024年3月現在の時点で旧日本ポリドール蓄音機商會時代から通算して創業96年)であり、多種多様なアーティストが所属する。基本的に外資系でありながら役員に実績のある生え抜き社員を登用するなど、民族系同業他社と同等の経営体制となっている。

日本法人は前身のポリグラム系(ただしポリスタートーラス等は除く)3レーベルとユニバーサルビクター(MCAレコード)2000年に経営統合させており、ユニバーサル ミュージック グループが保有するロックカントリークラシックジャズといった洋楽に加え、J-POP演歌歌謡曲を含む)の音源・アーティストを多く擁している。2012年には親会社によるEMI買収に伴い、同業大手のEMIミュージック・ジャパンを吸収し、事業規模を拡大している。

邦楽・J-POPに関しては前身のポリグラムで当時石坂敬一が社長に就任したのち、同一資本下で独立した制作部門・レーベルを複数設け、グループ内で切磋琢磨させてヒット作を生み出すことを狙いとしており、A&Rに注力している。現法人発足後は社内カンパニー制を採り入れて制作部門が独立した組織となっているものの、ソニー・ミュージックエンタテインメント(SMEJ)やエイベックスとは異なり、事業分野別の分社化は行っていない。

「ユニバーサル」「UNIVERSAL」及びそのロゴマークである地球儀マークを冠するソフト会社としては、NBCユニバーサル・エンターテイメントジャパン(旧:ジェネオン・ユニバーサル・エンターテイメントジャパン ← ジェネオン・エンタテインメント ← パイオニアLDC ← レーザーディスク社)も存在するが、こちらはコムキャスト / NBCユニバーサル傘下で、2024年3月現在、両社に直接の資本関係はない。ただし、VHS/BD/DVD等の起動時に登場する地球儀のBGMについてはかつて提携していた名残のせいか同一のBGMを使用している[注釈 1]
沿革「ポリドール・レコード#日本のポリドール、およびフィリップス・レコード#日本での事業」も参照

1927年昭和2年)5月30日 - 阿南正茂が「株式會社日本ポリドール蓄音器商會」(-にほんポリドールちくおんきしょうかい)を設立。ドイツ・グラモフォン傘下のポリドール・レコードの、国内で販売を開始。

1942年(昭和17年)3月 - 戦時中の外国語使用禁止の風潮を先取りし、社名を「大東亞蓄音器株式會社」(だいとうあちくおんき-)に変更。ブランド名については、邦楽部門を大東亜レコードに変更したものの、洋楽部門は引き続きポリドール・レコードを使用した。

1943年(昭和18年)12月 - 社名を「大東亞航空工業株式會社」(だいとうあこうくうこうぎょう-)に変更する(時期は諸説あり)。

1950年(昭和25年)4月 - 日本ポリドール蓄音器商會が「ポリドール蓄音器株式会社」に社名変更。

1953年(昭和28年)4月1日 - 「日本ポリドール株式会社」が、ポリドール・レコード(イギリス)富士電機製造の出資で設立される。

1956年(昭和31年) - 日本ポリドールが「日本グラモフォン株式会社」に社名変更。

1962年(昭和37年) - ドイツ・グラモフォンフィリップス・レコード(フォノグラム)(オランダ)が、それぞれの出資母体であるシーメンスフィリップスの下で提携し、DGG/PPIグループ(グラモフォン・フィリップスグループ)を結成。

1966年(昭和41年) - 日本ビクターレコード事業部(現:ビクターエンタテインメント)内にフィリップス事業部が作られ、日本に於いて「フィリップス」レーベルでの邦楽流行歌の制作が開始される。

1969年(昭和44年) - 目黒区大橋に日本グラモフォンの自社ビル( - 2002年)が完成。

1970年(昭和45年)6月1日 - オランダ・フィリップス、日本ビクター(現:JVCケンウッド)および松下電器産業(現:パナソニックホールディングス)の三社合弁で「日本フォノグラム株式会社」が設立され、日本ビクターから独立。業務開始は同年6月21日[1]

1971年(昭和46年) - シーメンスとフィリップスは折半出資でポリグラムを設立し、DGG/PPIグループのレコード会社を傘下に入れ、レコード事業を統合させる。

11月 - 日本グラモフォンが「ポリドール株式会社」に社名変更。


1972年(昭和47年) - フォノグラムがポリドール・レコードを子会社化し、ポリグラム傘下に入る。

1990年平成2年)4月20日 - ポリグラムの日本事業統括法人として「ポリグラム株式会社」を創立。

1992年(平成4年)12月 - ポリドール株式会社、日本フォノグラム株式会社の管理・輸入・商品管理部門をポリグラム株式会社へ移管。

1993年(平成5年)

2月 - ポリドール株式会社内のb.gramレーベルを、ビーイングと共同出資の上B-Gram RECORDSとして法人化。この年、ZARDのヒットで過去最大の売上を記録。

12月 - ポリドール株式会社、日本フォノグラム株式会社の開発本部・営業本部・クラシック本部が、邦楽制作部門を残しポリグラム株式会社へ移管。


1994年(平成6年)11月 - 東芝EMI(後のEMIミュージック・ジャパン)取締役の石坂敬一が、ポリグラムから引き抜きを受け移籍、代表取締役社長に就任。

1995年(平成7年)

3月 - 日本フォノグラムがマーキュリー・ミュージックエンタテインメント株式会社(英略称:MME)に社名変更。松田聖子ら専属アーティストの開拓を活発化。

ポリドール出身の多賀英典が興したキティグループの「株式会社キティエンタープライズ」(旧:キティレコード)および音楽制作部門の「株式会社キティミュージックコーポレーション」がポリグラム株式会社の資本下に入る。キティミュージックコーポレーションは「ポリグラム・ミュージック・ジャパン株式会社」に社名変更。

ポリドール出身の五十嵐泰弘が興した「トーラスレコード」がポリグラム株式会社の資本下に入る。後の1997年に社名を「ニュートーラス」に変更。


1998年(平成10年)11月 - ポリグラムの親会社であるフィリップスが、ポリグラムの株式全てをMCA(現:NBCユニバーサルの一部)の親会社であったシーグラムに売却。アメリカではMCAレコード・ポリグラムが経営統合したことに伴い12月に「ユニバーサルミュージック」発足。ポリグラムのクラシックレーベルは徐々にユニバーサルへ変更される。

1999年(平成11年)

7月 - ポリグラム株式会社が「ユニバーサルミュージック株式会社」に社名変更。

12月 - ニュートーラスがユニバーサルミュージック株式会社に吸収合併される形で解散。


2000年(平成12年)

2月 - 東京国税局の税務調査で、ユニバーサルミュージック株式会社とポリドール株式会社の二社で約250億円の申告漏れが発覚し、約100億円の追徴課税に応じたことが報じられる。両社はモータウン買収時に、米国の投資組合にポリグラムの外国法人と共同出資しているが、モータウンの事業利益は最小出資者である米国法人が実質独占しているにもかかわらず、日本法人はのれん取得費用の損金を自社利益と打ち消すよう毎年計上することで節税を図ったとされる(移転価格税制)。

8月 - ユニバーサルビクター(MCAレコード)と経営統合するとともに、ユニバーサルミュージック発足時のレーベル・部門別に社内カンパニー制を導入。「ポリドール」(ポリドール株式会社の営業・制作事業をユニバーサルミュージック株式会社に移管)、「ユニバーサル」(ユニバーサルビクターの邦楽部門)、「キティ・エンタープライズ」、「MME」、「ユニバーサル・インターナショナル」(ポリグラムおよびMCAの洋楽・クラシック部門)等をそれぞれ発足する。

9月 - 社内カンパニーのキティエンタープライズがMMEに吸収され、キティMMEとなる。

新レーベル「Def Jam Japan」を設置。


2001年(平成13年)7月 - ユニバーサル、ポリドールの同レーベルの制作クレジットを「ユニバーサルポリドール」と二重に変更する。

2002年(平成14年)6月 - 本社を目黒区大橋から港区青山一丁目駅の近くに完成した新社屋に移転。同月末、邦楽制作部門の社内カンパニーであるユニバーサル、ポリドール、キティMMEの3レーベルを統合・集約し、「ユニバーサルJ」(UNIVERSAL J)に一新する。

2003年(平成15年)12月 - ビクターエンタテインメントとの販売委託契約、業務提携を解消。2004年1月より自社販売を再開。

2004年(平成16年)

1月 - ユニバーサルJよりキティMMEの流れを汲む社内カンパニー「ユニバーサルシグマ(UNIVERSAL SIGMA)」を設置。Def Jam Japanはユニバーサルシグマのサブレーベルとなる。同じくユニバーサルシグマのサブレーベルとして、「Island(アイランド)」、「Kitty Mercury(キティ・マーキュリー)」を設置。

6月 - ユニバーサルシグマのサブレーベルとして、「A&M」が設置された[2]


2007年(平成19年)1月 - ユニバーサルJから主に旧ポリドール系の制作・宣伝スタッフにより、社内カンパニー 「ナユタウェイヴレコーズ(NAYUTAWAVE RECORDS)」を分裂する形で設置。

2008年(平成20年)1月 - 社内カンパニーの「USMジャパン」を改組し、「ユニバーサルストラテジックマーケティングジャパン」を発足[3]

2009年(平成21年)

1月1日 - 株式会社から合同会社に組織変更。

1月1日 - ユニバーサル・インターナショナル内のサブレーベルとして、「Delicious Deli Records(デリシャス・デリ・レコード)」が設置された[4]

11月 - 小池一彦CEO兼社長に就任。


2010年(平成22年)4月20日 - ユニバーサルシグマのサブレーベルとして、「UNIVERSAL SIGMA SATELLITE(ユニバーサルシグマサテライト)」が設置された[5]


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