ユニオン映画
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ユニオン映画株式会社
UNION TV & MOTION PICTURE CO., LTD.
種類株式会社
本社所在地 日本
104-0061
東京都中央区銀座7丁目17番2号
アーク銀座ビルディング5F
.mw-parser-output .geo-default,.mw-parser-output .geo-dms,.mw-parser-output .geo-dec{display:inline}.mw-parser-output .geo-nondefault,.mw-parser-output .geo-multi-punct,.mw-parser-output .geo-inline-hidden{display:none}.mw-parser-output .longitude,.mw-parser-output .latitude{white-space:nowrap}北緯35度39分59.7秒 東経139度45分59.2秒 / 北緯35.666583度 東経139.766444度 / 35.666583; 139.766444座標: 北緯35度39分59.7秒 東経139度45分59.2秒 / 北緯35.666583度 東経139.766444度 / 35.666583; 139.766444
設立1970年昭和45年)2月10日
業種情報・通信業
法人番号2010001069734
事業内容テレビ番組の企画・製作および販売
映画、演劇等の企画、製作および演出 他
代表者代表取締役社長 梅原高実
資本金1億9500万円
純利益9549万7000円
(2023年02月28日時点)[1]
純資産13億3639万1000円
(2023年02月28日時点)[1]
総資産18億8025万6000円
(2023年02月28日時点)[1]
決算期2月末日
主要株主タクミ商事
電通
出光興産
大日本印刷
日本精工
外部リンクhttps://www.unioneiga.co.jp/
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ユニオン映画株式会社(ユニオンえいが)は、放送番組、映画、舞台演劇等々のコンテンツ製作、コンテンツ事業展開を主な事業内容とする日本の企業である。日本テレビ第一興商の関連会社を経て、タクミ商事の子会社
概要

日本テレビの番組を優先的に制作する制作会社として、日本テレビを筆頭株主として7社の共同出資で1970年2月10日に設立された[2][3]。資本金は1億2,500万円、そのうち日本テレビは3,000万円を出資し、その他、日本クラウン電通大日本印刷三菱電機出光興産ブリヂストンタイヤが出資した[3]。発足時の社長はクラウンレコード社長兼任で若築建設(当時の若松築港会社)の有田一壽、副社長は元日活専務の江守清樹郎、専務は元東映専務の今田智憲が就任した[4]。出光興産が設立時に出資して2万株保有していたのは有田の人脈によるものである[5]。1978年時点では日本テレビが3000万円を出資して23%の5万株を保有して引き続き筆頭株主で、その他に大日本印刷と電通がそれぞれ4万株、クラウンレコードが3万株を保有し、会長は有田、江守が社長だった[6][7]

日活の江守清樹郎の他、東映を退社していた今田智憲は有田の誘いで専務取締役に迎えられ[8]大映出身の竹内源三郎も東映を経て社長を務めるなど、映画会社の出資は受けていなかったが映画人が経営に参加。事業目的には劇場映画の製作も掲げられた[2][9]。その他、PR映画やビデオソフトも扱うとされていた[3]

主要株主だった日本テレビからは、野崎一元(野崎元晴)が社長に[10][11]、松本紀彦[6]や小坂敬が専務を務め、日本テレビの番組を中心に制作していたが[2]、2000年頃に株式売却により日本テレビとの資本関係を解消[12]。大株主の日本クラウンが第一興商の資本系列下に入り、ユニオン映画も第一興商グループ入りし、2004年3月現在には日本クラウンが15万1千株で筆頭株主、続いて第一興商が14万株、電通が4万株の株主構成に[13]、2009年には株主5名のうち、第一興商が29万株で筆頭株主に電通が4万株という構成で[14]、第一興商の子会社となった[15]

1970年代に人気になった作品には『気になる嫁さん』『パパと呼ばないで』『雑居時代』『気まぐれ天使』など石立鉄男主演の一連のホームコメディドラマ(石立ドラマシリーズ)や[16][17][18][19]、『俺たちの旅[20][21][22]、『ゆうひが丘の総理大臣』などの中村雅俊主演の青春ドラマがある。

また『子連れ狼』『伝七捕物帳』、火曜8時の里見浩太朗主演シリーズなど日本テレビの時代劇路線を担い[2][23]東映松竹など9社からなる時代劇コンテンツ推進協議会の一員となっている[24]。時代劇では、1985年の『忠臣蔵』に始まる大晦日放送の日本テレビ長時間時代劇(年末時代劇スペシャル)はNHKの『紅白歌合戦』に視聴率民放が一矢報いたとして大いに話題になった[25][26]

一方では『火曜サスペンス劇場』など現代劇も手掛けてきた[2]。フィルムによるテレビ映画などテレビドラマ制作を中心に据えていたが、徐々にスタジオVTR番組も増やして『笑点』『日曜ビッグスペシャル』『火曜ゴールデンワイド』などバラエティー番組の制作も手掛けている[2][6]

2021年2月からYouTube公式チャンネルの「フィルドラチャンネル」を運営開始した。フィルム撮影されたテレビドラマをフィルドラと命名し、ユニオン映画の旧作ドラマとオリジナルの新作コンテンツを配信している[27]

2024年3月1日付で、第一興商が保有している87.92%の株式が半導体・電子部品、音響機器及び測定装置などを扱う商社「タクミ商事」へ譲渡されたと同時に、ユニオン映画は第一興商グループから離脱した[28]
沿革

1970年2月設立

2006年ネクスト・プロデュースを吸収合併

製作作品
テレビドラマ
日本テレビ

素晴らしきサーカス野郎


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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)
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