ユナイテッド・テクノロジーズ
United Technologies Corporation
種類株式公開会社
略称UTC
本社所在地 アメリカ合衆国
コネチカット州 ハートフォード
設立1929年(United Aircraft and Transport Corporationとして)
事業内容複合企業
売上高543億2,600万ドル(2010年度)
営業利益65億2,800万ドル(2010年度)
純利益47億1,100万ドル(2010年度)
総資産584億9,300万ドル(2010年度)
従業員数208,200人(2010年度)
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ユナイテッド・テクノロジーズ(United Technologies Corporation, UTC)は、アメリカ合衆国コネチカット州 ハートフォードに本部を置いていた多国籍企業である。
事業内容は多岐にわたっており、狭義の意味での複合企業(コングロマリット)であった。航空機のエンジン、宇宙産業、防火・消火製品およびセキュリティサービス、その他工業製品など、非常に多くの分野で研究開発、製造を行っている。ロケットエンジン、ヘリコプター、燃料電池、空調装置、エレベータ、エスカレータ事業などは売却された。2020年4月、航空宇宙事業がレイセオンと合併し、レイセオン・テクノロジーズとなった。 世界恐慌が始まる1929年にボーイング、プラット・アンド・ホイットニー・エアクラフト(Pratt & Whitney Aircraft) など数社が統合してユナイテッド・エアクラフト・アンド・トランスポート(United Aircraft and Transport Corporation)として誕生した。 1934年、反トラスト法によりボーイングやユナイテッド航空と分割されユナイテッド・エアクラフト (United Aircraft Corporation) となり、1975年にユナイテッド・テクノロジーズ (United Technologies Corporation, UTC)となった。 1976年にエレベータメーカーのオーチス・エレベータを、1979年には空調設備メーカーのキヤリア(The Carrier Corporation) を買収した。 2020年4月3日、事業再編によって、空調事業キヤリアとエレベータ事業オーチスはスピンオフによりそれぞれ独立した会社となり、航空宇宙事業はレイセオンと経営統合し、ユナイティッド・テクノロジーズはレイセオン・テクノロジーズに社名変更された[1]。また、その本社はコネチカット州ハートフォードからレイセオン本社所在地であるマサチューセッツ州ウォルサムに移転された。 多種の会社(部門)によって組織されている。
歴史
事業
プラット・アンド・ホイットニー (P&W) - ガスタービンエンジンやロケットエンジンなどの設計・製造を行う。航空用ジェットエンジンについては、GEアビエーションとロールス・ロイス plcに並ぶ世界3大メーカーのひとつ。