ヤング・スーパーマン
ジャンルSF冒険アクション
ラブストーリー
企画Alfred Gough
『ヤング・スーパーマン』(原題:Smallville)は、2001年10月にアメリカのThe WB系列で放送開始された後、The WBとUPNが合併したThe CW系列で継続放送されたテレビドラマ。本国ではファイナルシーズンである第10シーズンが2011年5月に放送終了した[1]。同11月29日、北米版コンプリートDVDボックスが発売された[2]。放送終了後、「シーズン11」のタイトルで本編のその後を描いたコミックが出版された。
日本では2003年4月10日から2004年2月12日にかけてNHK教育テレビにて第1シーズンが30分枠(1話分を前後編に分けた)で全国放映後、地方局の深夜枠やCS放送で放映されている。AXNでは、2009年12月9日より日本初放送となる第6シーズンを、2011年12月13日からはシーズン8を、2013年からファイナルシーズンが放送された。 アメリカン・コミックス出版社DCコミックスの代表作である『スーパーマン』を原作としているが、これまでの映像化作品が原作同様にスーパーヒーローとしてのスーパーマンを描いていたのに対し、本作はスーパーマンになる前のクラーク・ケントを主人公に、超能力を持つことで苦悩する少年の恋と青春、そして成長を描いている。 本編はクラークの高校時代に始まり、大学時代、そしてデイリー・プラネット社での活動と、長期にわたる[3]。時代設定は本国での番組放送に合わせたリアルタイム。つまり、第1シーズンの本編は2001年秋から2002年の初夏頃までが舞台である。それに合わせ、隕石落下が描かれるプロローグは1989年に設定されている。当初は「隕石の影響を受けた異常能力者と対決する」という1話完結方式だったが、次第に、クラークの出自や宿命などをめぐる連続ドラマの要素が加わっていった。 途中でレギュラー・キャラクターが何度か入れ替わっており、最初から最後までレギュラーだったのはクラーク・ケントのみである[4]。本作オリジナルのクロエ・サリバンやライオネル・ルーサーといったキャラクターの他、DCコミックス・ヒーローたちも時折、ゲストで登場し[5]、ジャスティス・リーグの誕生経緯なども描かれているほか、Legion of Super-Heroes 1989年10月、カンザス州の田舎町「スモールビル」[6]に多数の隕石と一機の宇宙船が落下する事件が発生する。宇宙船の墜落現場に遭遇したケント夫妻は、その中から現れた裸の男の子をクラークと名付け、自分たちの息子として育てることにする。 2001年秋、クラークは怪力や超スピード、頑丈な肉体といったスーパーパワーを持つ高校生へと成長していた。しかし、養父ジョナサンとの約束でそれらの力を人前で使うことを固く禁じられ、同級生たちからは「さえないヤツ」と馬鹿にされる日々を送っていた。片思いの相手であるラナ・ラングに対しても、彼女の持つ緑色の石(クリプトナイト)のペンダントの影響でまともに話すことも出来ず、ただ見守るだけであった。 だが、自分が地球人ではなく、隕石と共に落ちてきた異星人であると知ったクラークは、隕石の影響で多発する異常能力者や異常現象に対しての責任を自覚し、怪事件に立ち向かう。また、スモールビル周辺の地下遺跡などから、クラークの過去が次第に明らかになっていく。
概要
あらすじ
登場人物
主要人物
クラーク・ジョセフ・ケント / カル=エル
演 - トム・ウェリング[7]、日本語吹替 - 野島健児スモールビルへ落下した小型宇宙船に乗せられていたクリプトン