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MBSヤングタウン日曜日
ジャンルトーク番組/バラエティ番組
放送方式基本として収録(2020年3月まで)
→基本として生放送(2020年4月以降)
放送期間1999年(平成11年)4月 -
放送時間毎週日曜日22:00 - 23:30(90分)
放送局MBSラジオ
パーソナリティ笑福亭鶴瓶・錦笑亭満堂・田口万莉・藤林温子・福島暢啓
プロデューサー藤原大輔(毎日放送)、宇木正大(デンナーシステムズ)
公式サイト ⇒公式サイト
特記事項:
プロ野球ナイトゲーム中継の延長に伴って、放送時間を繰り下げる場合あり。
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『MBSヤングタウン日曜日』(エムビーエスヤングタウンにちようび)は、MBSラジオで毎週日曜日に放送されている深夜番組。
メインパーソナリティは笑福亭鶴瓶で、通称は「鶴瓶のヤンタン」。 ラジオとテレビの兼営局だった毎日放送が、1999年4月に放送を開始。開始当初のレギュラー出演者は鶴瓶、堀ちえみ(鶴瓶と同じく松竹芸能に所属)、西靖(MBSアナウンサー)、笑福亭由瓶(鶴瓶の弟子)で、鶴瓶が『MBSヤングタウン』のパーソナリティを務めるのは11年振りだった。 オープニングテーマおよびジングルは、『MBSヤングタウン』が毎日放送千里丘放送センターから放送されていた1990年代以前のバージョンを使用。2019年までは収録放送が主体で、公開収録や生放送を随時実施していた。2008年1月6日放送分では、当時ミュージシャンとして活動していた駿河太郎が公開収録に登場。ラジオ番組では初めて、実父の鶴瓶と共演した。 2020年に入ってからは、生放送の頻度が増加。同年4月以降は鶴瓶が毎月最終週の放送に出演しないため、放送上は鶴瓶が出演する週をレコードになぞらえて「A面」、最終週を「B面」(または「月一B面」)と称している。なお、毎日放送がラジオ放送事業とラジオ放送免許を2021年4月1日付で株式会社MBSラジオへ移管したことに伴って、同月4日放送分からはMBSラジオが制作と放送を担っている。 プロ野球のナイトゲーム中継を放送する日曜日で、中継が21:00以降も続く場合には、毎日放送時代から中継の終了時間に応じて放送時間を繰り下げている。ただし、MBSラジオでは2021年から、NPBレギュラーシーズン中の日曜日で阪神タイガースが関与しないナイトゲーム中継(MBS以外のラジオ局が同時ネットか裏送り向けに制作)を放送する機会が減少。当該中継を放送する場合にも、試合の展開にかかわらず放送を21:00で終了する「延長放送なし」の措置をあらかじめ講じているため、ナイトゲーム中継の延長に伴って当番組の放送時間を繰り下げることは少なくなっている。 当番組の公式サイトでは、radikoが放送との同時(サイマル)配信サービスやタイムフリー聴取サービスを本格的に始める前から、放送済み音源のアーカイブ配信を実施。配信の対象は放送中に流れたCMと楽曲を除く全編で、インターネットに接続できる環境であれば聴取できるため、日本以外の国や地域のリスナーから寄せられたメールが放送でよく紹介されている。
概要
歴史
すわるラジオ
当初は、リスナーからのはがきを中心にスタジオから進行していた。「コンビニエンスストアの前にたむろする若者」に関するはがきを紹介。そこでの会話から「その若者の気持ちを知りたい」ということで、鶴瓶が実際にコンビニの前で座って放送してみることを発案。サブタイトルを「鶴瓶のすわるラジオ」と題し、3人が街中から生放送を行うこととなる。2000年には堀の出産に伴い、松嶋尚美(オセロ)が出演[1]。しかし、座っている場所がリスナーに分かってしまうと大勢集まり、混乱になると周辺の住民に迷惑になってしまうので、放送前夜の土曜日に収録することで落ち着いた。それでも時折生放送を実施、さらに総集編としてそれまでに出会った方に電話で近況を伺ったり、リスナーを招待して公開録音を行った。2000年1月30日放送分が第37回ギャラクシー賞選奨を受賞した。この回は横浜市の放送ライブラリーで無料で聴取することができる。
こさか
河内小阪駅の回ではストリートミュージシャンと出会う。鶴瓶が出演していたフジテレビ「平成日本のよふけ」のエンディングテーマに起用し、アーティスト名を“こさか”と命名した。
立つラジオ
2004年3月、街中で収録するすわるラジオをやめ、スタジオで立ったまま放送する「立つラジオ」に変更した。また、松嶋がMBSテレビ制作の全国ネット「知っとこ!」のレギュラーに栄転し、全く芸歴の無い井上智栄子が2003年4月からレギュラーに抜擢される。立って放送するようになった経緯としては、鶴瓶がニッポン放送の番組にゲスト出演した際、パーソナリティーの上柳昌彦(当時ニッポン放送アナウンサーで「うえやなぎまさひこ」名義で活動)に「マイクの前に座ってしゃべるといつもと変わり映えしないし、どうせだからスタンドマイクの前に立って『パペポTV』や『きらきらアフロ』みたいに掛け合い漫才でやりましょうよ」と言われたのがきっかけ。鶴瓶が「ラジオなのに立って収録」するこの方式を面白がり「今度うちのラジオでやらさせてもらうわ」とアイデアを持ち込み実現に至った。立つラジオがスタートした頃、鶴瓶が上方落語協会広報委員長に就任し、落語を身近に感じてもらうべく、多くの落語家に電話を繋いでトークを展開。その後春風亭小朝らをゲストに迎えるなど、落語が大きなキーワードとなった。
立つラジオからの変化
立つラジオを終了してからは、通常の番組と同じくスタジオから放送している。ウィキペディア日本語版(鶴瓶はウキペディアとしか発音できない)の内容についての話題が多く、西は番組内で、家族編成の項目の誤りを指摘していた。
2020年4月改編でのリニューアル
2020年に入ってから徐々に再開していた大阪(毎日放送本社M館ラジオスタジオ)からの生放送を、原則として毎週実施[2]。また、月に1回[3]のペースで、錦笑亭満堂(東京を中心に活動する落語家。2023年6月までは「三遊亭とむ」名義)と福島暢啓(毎日放送アナウンサー、いずれも改編前からのレギュラー出演者)だけが出演する回(「B面」)を設けている。東京を中心に活動する落語家が『MBSヤングタウン』のパーソナリティをメインで務める事例は、他曜日の放送を含めても番組史上初めてである[4]。なお、改編前まで毎週出演していた福島が「B面」にのみ登場するようになったため、他の週(「A面」)には後輩アナウンサーの森本尚太がアシスタントとしてレギュラー出演。その一方で、とむ→満堂は毎週出演(「A面」では改編前と同じくアシスタント扱い)、鶴瓶と女性アシスタントの田口万莉は「A面」限定で出演を続けている。
『愛の不時着』ファンミーティングとのコラボレーション
2020年9月27日放送分[5]では、日本国内で初めてオンラインで開催された『愛の不時着』(大韓民国tvN制作の連続ドラマ)のファンミーティングとのコラボレーション企画を実施。