ヤンキー_(不良少年)
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出典検索?: "ヤンキー" 不良少年 ? ニュース ・ 書籍 ・ スカラー ・ CiNii ・ J-STAGE ・ NDL ・ dlib.jp ・ ジャパンサーチ ・ TWL(2022年11月)

本項目におけるヤンキーは、日本国内において不良行為的な志向を持つ少年少女を指す俗語を指す。また、それらの少年少女に特有のファッション傾向や消費傾向などライフスタイル全般を含める場合もある。

口伝えで広まった言葉のため、語源とは関係なく曖昧な定義のまま使用されることが多く、「非行少年」「不良」「チンピラ」「不良集団」などを指すものとして広範な意味で使用されている。ヤンキー風リーゼントのコスプレをする人々。
概要

「ヤンキー」とは、本来は北部アメリカ人を意味する俗語 (Yankee) であり、本項目で記述する日本語としての「ヤンキー」もこれが語源である[要出典]。

南北戦争当時のアメリカ南部で、北軍兵士や北部諸州の人間を軽蔑した呼び方が「yankee」であり[1]、「ヤンキー」の語源とも言われているオランダ人の「Jan(ヤン)」という人名はキリスト教文化圏に広く浸透している「ヨハネ」から来ている[2]

ヤンキーという語そのものは明治大正の時代から日本で使用されており、1904年発行の『最新正確布哇渡航案内』では、国際都市としてのハワイ(布哇)の一面を紹介するくだりで黒人プエルトリコ人支那人日本人朝鮮人とならび「ヤンキーの子供」を小ばかにした表現で紹介している[3]。また「映画界」(1923年)ではルドルフ・バレンチノ主演の『血と砂』について「ヤンキー式な亜米利加人の好奇心(ばかりで)日本人には何んだか見てゐてちつとも深みと味いのない映画」との評論を掲載している[4]。果ては、第二次世界大戦中は戦意高揚を目的とした政府系広報で「洋鬼」という漢字に「ヤンキー」とフリガナを振った記述が残る。
「ヤンキー」の語が指すものとその変遷

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「ヤンキー」と呼称されるスタイルは、若者の「周囲を威嚇するような強そうな格好をして、仲間から一目おかれたい」という志向が表れたものである。それぞれの時代によって流行があり、明治以来の伝統的なモラトリアムファッションである「バンカラ」から、1970年代に流行した「ツッパリ」スタイル以降、「(クラシック)ヤンキー」「ヒップホップヤンキー」「ギャル男」「悪羅悪羅系」など時代に応じて流行に変化が見られる。根本的なメンタリティ自体はそれほど変化していないが、外見や消費傾向などの枝葉の部分は時代に連れて変化を続けている。

発生当初は管理教育などへの反抗を掲げ校内暴力などの問題を起こしていたが、近年では「周りの目よりも仲間と過ごす楽しいひと時を大切にし、そのためなら反抗も厭わない」という性質に特化している。
バンカラ

バンカラ(ばんから、蛮カラ)とは、西洋風の身なりや生活様式を指す「ハイカラ」をもじった用語である。明治期に、ハイカラに対するアンチテーゼとして粗野や野蛮を主張するスタイルとして創出されたもの。バンカラの典型的な様式としては「弊衣破帽」がある。このファッションスタイルから、少年漫画の影響により後に番長の意味に解釈され、「蛮」に対して「番」を用いた「番カラ」とされている場合もある。
ツッパリ

1970年代の不良少年は主に東京など関東地方でツッパリ(突っ張り、つっぱり)と呼ばれた。不良少女はスケバン(女番、スケ番)と呼ぶ。ツッパリは、シンナー覚醒剤の乱用事件や、喧嘩から発展した暴力事件を引き起こし、暴走族の流行とも呼応して特攻服などのツッパリファッションを生んだ。

1980年にデビューしたロックバンド横浜銀蝿は、この「ツッパリ」スタイルをコンセプトに活躍したグループである。2ndシングルの「ツッパリHigh School Rock'n Roll」は文字通りツッパリをテーマとした曲であり、ツッパリという言葉を一般化させた[5]。また、3rdシングルの「羯徒毘?薫'狼琉」は暴走族をテーマに取り上げ、この前後の時期のスタイルを象徴している。
ヤンキー

1980年代中頃から1990年代初頭にかけて、不良少年少女全般を指して「ヤンキー」と呼んだ。なお、関西では1975年には既に「ヤンキー」と呼ばれており、1975年6月に発売された上田正樹有山淳司によるアルバム「ぼちぼちいこか」の「Come on おばはん」における「しかめっ面のヤンキーのあんちゃん」とは「不良少年」を意味している。関西で使われていた「ヤンキー」という呼称は、1983年嘉門達夫が「ヤンキーの兄ちゃんのうた」の自主制作盤200枚を全国の有線局へ配って放送したところ全国的に広まり、その年の日本有線大賞全日本有線放送大賞で新人賞を同時受賞し、定着した[6][7][8]

当時のヤンキーの男性は、リーゼントヘア、制服では、「短ラン」「長ラン」など標準とは異なる丈の学生服や、「ドカン」「ボンタン」などの幅の広いズボン( 詳しくは変形学生服の項を参照)を着込むとともに、ぺちゃんこに潰した学生鞄を持ち、派手な色柄でオープンカラーカッターシャツを好み、派手なヘップサンダル突っ掛け(便所サンダル)もしくビーチサンダル雪駄などを好んで履くのが特徴的である。

ヤンキーの女性は、1970年代のスケバン時代からの傾向ではあるが、制服・私服を問わずロングスカートを好み、特に私服ではロング丈のタイトスカート、略して「ロンタイ」の流行が特徴的である。また、男性と同じくぺちゃんこに潰した学生鞄を持っていた。


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