ヤリ=マティ・ラトバラ
2017年ラリー・ドイツ
基本情報
国籍 フィンランド
生年月日 (1985-04-03) 1985年4月3日(39歳)
出身地フィンランド、南ポフヤンマー県、トユサ
ヤリ=マティ・ラトバラ[1](Jari-Matti Latvala 1985年4月3日- )は、フィンランド出身のラリードライバー、ラリーチーム監督。世界ラリー選手権 (WRC) における最多出走記録(210戦)の保持者。フォード、フォルクスワーゲンを経て、2017年から2019年までTOYOTA GAZOO Racingのワークスドライバーとして活躍した。2021年よりTOYOTA GAZOO Racing WRTの代表を務める。 父、ヤリ・ラトバラは1994年フィンランド国内選手権のグループNクラスチャンピオン。幼少時よりカートを始め、8歳の時に父親からもらったフォード・エスコートを運転している。10歳のときには、オペル・アスコナで凍結した湖の上でラリーの練習を行った[2]。 16歳でトヨタ・AE86(カローラレビン)でラリーデビューし、26戦24勝という圧倒的な勝率を収めた[3]。2002年、ラリー・グレートブリテンでWRCに17歳でデビュー[4]、三菱・ランサーエボリューションを駆り17位となった。2003年にはフォードワークスのフォーカスWRCでWRC数戦に出場。アクロポリス・ラリーで10位、ラリー・ドイチュラントで17位、ラリー・フィンランドで14位、ラリー・グレートブリテンで10位となった。[5]。2004年にはジュニア世界ラリー選手権 (JWRC) にフォード・フィエスタで参戦するが、マシンの極端な信頼性不足で芳しい成績を出せず、シーズン途中でスズキ・イグニスにマシンを変更。ラリー・フィンランドでクラス4位に入賞した。2005年は9戦に参戦し、最高位は16位。6戦はスバル・インプレッサを、残り3戦はトヨタ・カローラWRCをドライブした。 2006年にはプロダクションカー世界ラリー選手権 (PWRC) にインプレッサで参戦。序盤はミスが重なり、結果を出せなかったが、終盤2連勝を果たしてランキング4位となる。またこの年は、並行してWRC4戦にストバートVKフォードワールドラリーチームのフォード・フォーカスWRCで出場。最終戦ラリー・グレートブリテンで、この年のチーム最高位の4位でフィニッシュした。このシーズンのポイントランキングでは13位となった。 2007年、ストバートVK Mスポーツフォードから初のWRCフル参戦を開始。
経歴
初期の活動
フォードラトバラが運転するフォーカスRS WRC 08。ラリージャパンにて2008年ラリー・ニュージーランドにて2012年ラリーGBにて