ヤマヒロのぴかッとモーニング
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ヤマヒロのぴかッとモーニング
ジャンル情報番組
放送方式生放送
放送期間
2024年4月1日 -
放送時間月曜日 - 金曜日 8:00 - 10:00
放送局MBSラジオ
パーソナリティ山本浩之
テーマ曲ジャズ調のオリジナル曲(作曲:山本浩之)
公式サイト公式サイト
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『ヤマヒロのぴかッとモーニング』は、MBSラジオ2024年4月1日月曜日)から平日の8:00 - 10:00(JST)に放送している生ワイド番組。「ヤマヒロ」こと山本浩之関西テレビ放送出身のフリーアナウンサー)がパーソナリティを務める番組の一つで、毎日放送テレビ・ラジオの兼営体制)時代の1974年4月から50年にわたって編成されていた『ありがとう浜村淳です』(平日版)から、最終放送枠とコーナー・スポンサー[注釈 1]の一部を引き継いでいる。
概要

1974年4月から(『ごめんやす浜村淳です』→『ありがとう浜村淳です土曜日です』を含めて)週に6日のペースで『ありがとう浜村淳です』シリーズのパーソナリティを務めてきた浜村淳映画評論家司会者)が、平日版の放送50周年に当たる2024年の誕生日(1月10日)で89歳に達したことなどを背景に、同番組を土曜日のみの週1回放送へ移行することに伴って放送を開始[1]。関西テレビを2013年に退社してから、毎日放送→MBSラジオで『ヤマヒロのぴかいちラジオ』『茶屋町ヤマヒロ会議』のパーソナリティを務めてきたヤマヒロが、「(同局における)平日の朝の顔」という役割を浜村から引き継いだ。

当番組では、人間としての魅力と人生経験が豊富なヤマヒロが、曜日ごとに異なるテーマで日替わりのパートナーを相手に味わい深いトークを展開。「日常に隠れたしあわせを、ピカッと引き出す番組」を目指している[1]
番組タイトルの由来

『ぴかッとモーニング』という番組タイトルは、ヤマヒロの頭頂部の髪が薄い(ハゲている)ことに由来している。本人によれば、「(自身の関知しないところでMBSラジオの)スタッフがどんどん話を進めたあげく、『ぴかッとモーニング』というタイトルを決めてしまった」という[2]

ヤマヒロは関西テレビへの入社後から公の場でカツラを着用していたが、在職中の1998年1月7日に『クロスファイア』(当時司会を務めていた深夜の関西ローカル向け討論番組)の生放送企画で「カミングアウト」を敢行してからは、カツラを着けず数々の番組でいわゆる「ハゲネタ」を盛んに披露してきた(当該項で詳述)。

一方のMBSラジオでは、『ありがとう浜村淳です』の後継番組でパーソナリティを務めることをヤマヒロへ打診した際に、上記の経緯から局内で既に内定していた『ぴかッとモーニング』の使用も提案。この提案に対して、ヤマヒロは「もう60歳を過ぎているのに、(ハゲを連想させるようなタイトルの番組は)もうたくさん」との本音を関係者に打ち明けていた[2]が、結局は提案を受け入れている。
出演者
パーソナリティ


山本浩之(フリーアナウンサー)

当番組では放送上、他の冠番組と同様に、本名ではなく「ヤマヒロ」と名乗っている。

生放送による平日早朝の帯番組にレギュラーで出演することは、テレビを含めても当番組が初めてである[注釈 2]。本人によれば「朝が弱い(早起きが大の苦手)」とのことで、関西テレビのアナウンサー時代には、朝方の生放送番組への出演を打診されても固辞してきたという。もっとも、MBSラジオから浜村淳の後継者(当番組のパーソナリティ)になることを打診された際には、「光栄な話」としてただちに快諾している[2]

毎日放送(「MBSラジオ」の母体に当たるラジオ放送事業を2021年3月31日まで保有していたテレビ単営局)でも、関西テレビ退社後の2014年4月7日(月曜日)から、『ちちんぷいぷい』(生放送による平日午後の情報番組)のメインパーソナリティ(総合司会)を5年間担当。『ちちんぷいぷい』の終了(2021年3月12日)を受けて同月29日(月曜日)から平日の夕方に放送されている『よんチャンTV』(関西ローカル向けの報道・情報番組)にも、当番組の開始を機に、月に1回のペースで金曜日の本番後に「スタジオパネラー」として出演している[3]。ちなみに、当番組を開始することが放送で初めて公表されたのは2024年1月30日(火曜日)の『よんチャンTV』で、この日は本人が「ゲスト」としてスタジオに登場していた[4]

パートナー
◎:出演の時点では毎日放送の現職アナウンサー

月・火曜日: 古川圭子

『ありがとう浜村淳です』月曜分の最終アシスタントで、ヤマヒロとは、『ちちんぷいぷい』(アシスタントを務めていた木曜分)を皮切りに『ヤマヒロのぴかいちラジオ』『茶屋町ヤマヒロ会議』で共演。


水曜日:山本量子

放送上の愛称は「山量(やまりょう)」「お量」で、ヤマヒロとは『茶屋町ヤマヒロ会議』で共演。MBSラジオでは『こんちわコンちゃんお昼ですょ!』金曜日のアシスタントなども担当している。

2014年からは、持病(子宮頸がん卵巣がん)の治療と並行しながら上記の番組へ出演。ただし、2023年7月以降は療養に専念していたため、『茶屋町ヤマヒロ会議』では古川が代演していた。その一方で、ヤマヒロは当番組の開始に際して、山量を『ヤマヒロ会議』に続いてパートナーに起用した理由の一つに「本人の体調が回復の間近にあること」を挙げていた。

実際には、水曜日における初回(2024年4月3日放送分)と第2回(同月10日放送分)のパートナーを藤林温子◎が代行した。一方の山量は、2日後(5日)に生放送の『こんちわコンちゃん - 』で、ラジオ番組への出演を9ヶ月振りに再開[5]。当番組にも、翌々週(17日放送分)から出演している。



木曜日:藤林温子◎

ヤマヒロとは『ちちんぷいぷい』で共演。当初は、木曜日における初回(2024年4月4日放送分)からの出演を予定していた。


金曜日:上代貴子(フリーアナウンサー)

日本道路交通情報センター大阪事務所の職員時代に、(MBSラジオを含む)在阪テレビ・ラジオ局向けの道路交通情報を長らく担当。MBSラジオでは、フリーアナウンサーへの転身直後(2019年7月 - 2020年9月)に『レイディオ・ゴー!』(平日の早朝5時台に編成されていた生ワイド番組)月 - 水曜分のパーソナリティを単独で任されていた。


タイムテーブル

生放送番組のため、時刻は目安。☆印を付けたコーナーは、『ありがとう浜村淳です』(平日版)から引き継がれている。

8:00 オープニング

ヤマヒロと当日のパートナーによるフリートークに、「ぴかッと今日のおめでとう!」というリスナー投稿企画を織り交ぜているため、トークが一段落したタイミングでスポンサーなどの
CMに切り替えている。

「ぴかッと今日のおめでとう!」とは、リスナーが放送日に遭遇した「おめでたいこと」を、出演者とスタッフが「全力」で祝う企画。誕生日、(結婚や入学などの)「記念日」、「個人的な祝い事」(悲願の成就など)といった「おめでたいこと」に関するメールを、リスナーから広く受け付けている。また、放送日によっては、「自分にとっておめでたいことを、放送中に電話で語りたい」というリスナーからのリクエストにも対応することがある。

当番組でパートやコーナーごとにスポンサーが付いている場合には、対象の時間帯を問わず、提供クレジット(毎日放送のアナウンサーで『ありがとう浜村淳です』水曜日の最終アシスタントだった関岡香によるアナウンス)の音源をCMの前後に挿入している。



8:30 「気になるニュースをぴかッとフラッシュ」

『ありがとう浜村淳です』(平日版)の8時台で半世紀にわたって放送されてきた「今朝の新聞から」に相当するコーナー。放送当日の新聞の朝刊に掲載されている記事などから、ヤマヒロやパートナーが気になったニュースを、クロストークを交えながら紹介する。

実際には、浜村淳が本編のオープニングから1時間前後にわたって記事をほぼ1人で紹介していた「今朝の新聞から」と違って、オープニングパートからCMをはさんで放送。放送時間も、「今朝の新聞から」の半分程度に収まっている。もっとも、当番組初回のオープニングでは、ヤマヒロが「今朝の新聞から」における浜村の口調を真似ながら山田裕貴西野七瀬(いずれも俳優)の結婚を伝えていた[6]


9:00 「ぴかッとコールdeあげたいモン」

リスナーが放送中に電話で応募できるプレゼントコーナーで、『ありがとう浜村淳です』(平日版)の「9時クイズ」に相当。応募に使用する電話番号(発信者番号)を通知することを条件に、9時の時報明けから9:45まで「67コール」(専用の電話番号)限定で応募を受付を受け付けた後に、抽選を経て当選者にプレゼントを贈呈する。「9時クイズ」と違ってリスナーにはクイズを出題しないが、当選者に対しては、通知済みの発信者番号に向けて当番組のスタッフから受付の翌日に電話で連絡している。

「67コール」では受付時間内に同じ(発信者)番号から何度でも応募できるようになっていて、当番組でもそのような重複応募を容認している。ただし、実際にはスマートフォン携帯電話からの応募しか受け付けていないほか、1回の応募につき(消費税を含めて)55円の通話料が生じるようになっている。

「67コール」は「9時クイズ」でも、放送終了の時点で水曜日に限って活用されていた。「9時クイズ」では、「67コール」を使用しない日にFAXや(スタジオの外に待機していたオペレーターへの)直通電話(いずれもMBSラジオの本社で制作する他の生放送番組との共通番号)で応募を受付。直通電話では、固定電話PHSからも応募できるようになっていた。これに対して、「ぴかッとコールdeあげたいモン」では受付の仕組みを「67コール」に統一しているため、固定電話・PHS・FAXからの応募には対応していない。




9:10 「MBSニュース」☆

基本として、前日の深夜から宿直勤務に就いている毎日放送のアナウンサーが、『THE TIME,』(毎日放送で同時ネットを実施しているTBSテレビ制作・JNN全国ネット向けの生放送番組)内(午前6・7時台)の関西ローカルニュースに続いて担当。


9:13 「お天気のお知らせ」☆

日本気象協会関西支部の職員が、支部内からの中継で近畿地方の天気予報を伝える。


9:15 「MBS交通情報」☆

日本道路交通情報センター大阪事務所の職員が、事務所内からの中継で関西圏の道路交通情報を伝える。


9:18 「はぴねすくらぶラジオショッピング」☆

はぴねすくらぶのMC社員が、福岡市内の本社から、電話を通じて商品を紹介する。


9:25 「気ままにぴかッとタイム」

ヤマヒロが放送で語りたい話題から、番組スタッフが注目している「ネタ」に至るまで、ヤマヒロが硬軟を織り交ぜながら自由気ままに紹介。その一方で、『ありがとう浜村淳です』(平日版)での「朝からようこそ」と同様に、ゲストを生放送か事前収録でスタジオに随時迎えている。


9:50 エンディング

「ぴかッと今日のおめでとう!」に寄せられた「おめでたいこと」のメッセージをオープニングで十分に紹介できなかった日には、この時間帯にもメッセージを極力取り上げている。


脚注[脚注の使い方]
注釈^ 放送開始の時点では、『ありがとう浜村淳です』(平日版)を提供していなかったサンデリックフーズ(ヤマヒロが大阪府立佐野高等学校へ在学していた時期の同級生が卒業後に創業した食品メーカー)が全ての曜日で8時台前半のスポンサーに付いている関係で、ヤマヒロが出演する「麺名人 つるつるうどん」(同社製品)のCM(2017年9月からラジオ大阪を中心にスポット扱いで放送されていた20秒CM)がオープニングパートに続いて流れている。
^ もっとも、フリーアナウンサー転身(『ちちんぷいぷい』メインパーソナリティからの勇退)後(2019年8月からの一時期)には、『朝生ワイド す・またん!』(平日に読売テレビが当番組より早い時間帯から生放送を始めている関西ローカル向けの情報番組)で月に1回メインキャスター(公私ともに親交の深い森たけしの代理)を務めていた。

出典^ a b “MBSラジオ、50年続いた平日朝の『ありがとう浜村淳です』終了→『ヤマヒロのぴかッとモーニング』へ”. ORICON NEWS. (2024年1月30日). https://www.oricon.co.jp/news/2312591/full/ 2024年4月2日閲覧。 
^ a b c .mw-parser-output cite.citation{font-style:inherit;word-wrap:break-word}.mw-parser-output .citation q{quotes:"\"""\"""'""'"}.mw-parser-output .citation.cs-ja1 q,.mw-parser-output .citation.cs-ja2 q{quotes:"「""」""『""』"}.mw-parser-output .citation:target{background-color:rgba(0,127,255,0.133)}.mw-parser-output .id-lock-free a,.mw-parser-output .citation .cs1-lock-free a{background:url("//upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/6/65/Lock-green.svg")right 0.1em center/9px no-repeat}.mw-parser-output .id-lock-limited a,.mw-parser-output .id-lock-registration a,.mw-parser-output .citation .cs1-lock-limited a,.mw-parser-output .citation .cs1-lock-registration a{background:url("//upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/d/d6/Lock-gray-alt-2.svg")right 0.1em center/9px no-repeat}.mw-parser-output .id-lock-subscription a,.mw-parser-output .citation .cs1-lock-subscription a{background:url("//upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/a/aa/Lock-red-alt-2.svg")right 0.1em center/9px no-repeat}.mw-parser-output .cs1-ws-icon a{background:url("//upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/4/4c/Wikisource-logo.svg")right 0.1em center/12px no-repeat}.mw-parser-output .cs1-code{color:inherit;background:inherit;border:none;padding:inherit}.mw-parser-output .cs1-hidden-error{display:none;color:#d33}.mw-parser-output .cs1-visible-error{color:#d33}.mw-parser-output .cs1-maint{display:none;color:#3a3;margin-left:0.3em}.mw-parser-output .cs1-format{font-size:95%}.mw-parser-output .cs1-kern-left{padding-left:0.2em}.mw-parser-output .cs1-kern-right{padding-right:0.2em}.mw-parser-output .citation .mw-selflink{font-weight:inherit}"4月から「ありがとう浜村淳です」後任のヤマヒロ山本浩之アナ「近く浜村さんにあいさつ」". 日刊スポーツ. 1 February 2024. 2024年2月1日閲覧。
^ “山本浩之アナ、右腕切断の佐野慈紀氏は「立ち直ってくれる」 「ポジティブハゲの会」仲間”. 日刊スポーツ. (2024年5月3日). https://www.nikkansports.com/entertainment/news/202405030001033.html 2024年5月12日閲覧。 
^ “MBSラジオ「ありがとう浜村淳です」の後継番組は山本浩之アナの「ぴかッとモーニング」!ヤマヒロ「そら、受けるがな!」”. スポーツ報知. (2024年1月30日). https://hochi.news/articles/20240130-OHT1T51111.html?page=1 2024年5月12日閲覧。


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