ヤマハ
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この項目では、楽器メーカーのヤマハについて説明しています。

オートバイメーカーのヤマハについては「ヤマハ発動機」をご覧ください。

その他用法については「ヤマハ (曖昧さ回避)」をご覧ください。

ヤマハ株式会社
YAMAHA CORPORATION
本社(静岡県浜松市中央区
2017年11月11日
種類株式会社
機関設計指名委員会等設置会社[1]
市場情報東証プライム 7951
1949年5月16日上場
本社所在地 日本
430-8650
静岡県浜松市中央区中沢町10-1
.mw-parser-output .geo-default,.mw-parser-output .geo-dms,.mw-parser-output .geo-dec{display:inline}.mw-parser-output .geo-nondefault,.mw-parser-output .geo-multi-punct,.mw-parser-output .geo-inline-hidden{display:none}.mw-parser-output .longitude,.mw-parser-output .latitude{white-space:nowrap}北緯34度43分9.7秒 東経137度44分1.0秒 / 北緯34.719361度 東経137.733611度 / 34.719361; 137.733611座標: 北緯34度43分9.7秒 東経137度44分1.0秒 / 北緯34.719361度 東経137.733611度 / 34.719361; 137.733611
設立1897年明治30年)10月12日
(創業 : 1887年(明治20年))
業種その他製品
法人番号3080401005595
事業内容楽器・AV機器・半導体・自動車関連部品の製造
レクリエーション事業
楽曲配信 など
代表者中田卓也取締役代表執行役社長
資本金285億3,400万円 [2]
売上高連結:4,329億6,700万円
(2018年3月期)[2]
営業利益連結:488億3,300万円
(2018年3月期)[2]
純利益連結:543億7,800万円
(2018年3月期)[2]
純資産連結:3,883億4,500万円
(2018年3月期)[2]
総資産連結:5,601億8,400万円
(2018年3月期)[2]
従業員数連結:19,895人
(2022年3月末時点)
決算期3月31日
主要株主日本マスタートラスト信託銀行(信託口):17.1%
日本カストディ銀行(信託口):7.1%
ヤマハ発動機 : 5.9%
静岡銀行 :4.3%
住友生命保険 :4.2%
三井住友海上火災保険: 3.7%
 (2021年3月31日)
主要子会社#子会社・関連会社・法人を参照
計70社(連結対象:66社)
(2017年3月末時点)
関係する人物山葉寅楠(創業者)
外部リンクwww.yamaha.com
テンプレートを表示
本社(2006年11月25日撮影)別角度から

ヤマハ株式会社(: YAMAHA CORPORATION[3])は、静岡県浜松市中央区に本社を置く、楽器半導体音響機器オーディオ・ビジュアル)、スポーツ用品、自動車部品、ネットワーク機器の製造発売を手がける日本メーカー日経平均株価の構成銘柄のひとつ。

1969年にピアノ生産台数で世界一となり、販売額ベースで現在でも世界首位である。このほかの楽器でも、ハーモニカリコーダーピアニカといった学校教材用からエレクトリックギタードラムヴァイオリンチェロトランペットサクソフォーンなど100種類以上もの楽器を生産する世界最大の総合楽器・音響メーカーである。

傘下にベーゼンドルファースタインバーグLine 6アンペグ、NEXOなどの子会社を持っている。なお、オートバイや船外機、産業用ロボットなどを製造するヤマハ発動機静岡県磐田市)は、当社の二輪部門が独立したものである[注釈 1]
会社概要

明治時代に創業して以来の事業であるピアノ製造をはじめとする伝統的な楽器事業で売上トップブランド[4]。ピアノ生産量で世界シェア1位である。楽器はその品質の良さから、海外においても非常に知名度のあるブランドとなっている。

1897年(明治30年)10月12日に日本楽器製造株式会社(日楽・ニチガク)として発足し、ヤマハ・YAMAHAのブランド名で展開した。創業90周年にあたる1987年(昭和62年)10月1日に社名をヤマハ株式会社に改称した。

1960年代からエレクトーン電子ピアノなどの電子楽器を開発・製造しており、電子的な音源を開発してMIDIなどの規格で制定企業のひとつとなるなど、高い技術力を持つ。これらの電子機器の開発から得られた技術力を活かし、半導体等の電子部品、ルーターなどのネットワーク機器、オーディオ機器などの製造を行うAV・IT事業でも知られる。これらの楽器製造から派生した事業として、ピアノの木工加工、塗装などのノウハウを活かし、高級車用の木工パネル製造などの自動車部品事業を展開した。

AV・IT事業内のピュアオーディオ部門においては、ディーアンドエムホールディングス日本コロムビアデノン日本マランツのオーディオ事業を承継)、ラックスマンアキュフェーズなどと同様、デジタルオーディオ勃興期、Hi-Fiオーディオ衰退期を生き延びた数少ない日本の音響メーカーのブランドの一つである。

一方、楽器・音楽の普及を目的とした音楽教室や楽譜・楽曲データ類の出版・ダウンロード販売、アーティストの発掘やそれに付随する音楽出版などの音楽関連事業、生活に彩りを与える事業として手がけられたリゾート施設などのレクリエーション事業、ゴルフクラブを製造するゴルフ・スポーツ用品事業などを本社および関連会社で行っている。

国内のアコースティックピアノにおけるシェアは約6割、河合楽器製作所が同4割で長らくこの比率は変わっていない。市場は1980年前後の約30万台をピークに縮小を続け、今や2万台を切るまでに縮小した。電子ピアノで世界シェアで5割と圧倒的な競争力を誇り、管楽器においても世界シェアで3割を占める。フルート、サクソフォン、トランペット、ホルンなど楽器ごとにそれぞれ競合メーカーは異なるが、ヤマハは特にトランペットに強く、近年は米国向けに引き合いが強いが、管楽器は検品など生産に時間を要すため需要を満たしていない[5]。サクソフォンについても、ヘンリー・セルマー・パリ柳澤管楽器と並び称される世界三大メーカーとされる。

2017年(平成29年)11月7日にヤマハ発動機とヤマハは、産業用ロボットの遠隔管理システムパッケージを共同開発して2018年度内の発売を目指す[6]と発表し、ヤマハ発動機はファクトリーオートメーションIoTビジネスへ本格的に参入する。


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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)
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