ヤマハ吹奏楽団浜松(ヤマハすいそうがくだんはままつ、Yamaha Symphonic Band)は、ヤマハ株式会社およびヤマハグループの従業員によって構成されたアマチュア吹奏楽団である。2018年時点で全日本吹奏楽コンクールに通算40回出場している(1位1回、2位3回、金賞34回、銀賞2回)。 同団常任指揮者は、退任後は名誉指揮者として記載される[5]。 年度指揮者課題曲自由曲賞
歴史
1961年 創部
1966年 全日本吹奏楽コンクール全国大会初出場(指揮・原田元吉)
1970年 グループ表彰制(金・銀・銅)移行後初の金賞受賞
1979年 全日本吹奏楽コンクール初の5年連続金賞受賞
1986年 全日本吹奏楽コンクール2度目の5年連続金賞受賞
1992年 全日本吹奏楽コンクール3度目の5年連続金賞受賞
1993年 第6回世界吹奏楽大会(WASBE)(バレンシア,スペイン)にカワイ吹奏楽団他と合同で出演[1]
1995年 第34回静岡県文化奨励賞受賞
1995年 第7回世界吹奏楽大会(WASBE)(浜松,日本)に出演[2]
2005年 シカゴ・ミッドウェスト・クリニック(英語版)に出演
2006年 韓国公演
2008年 日本・カナダ修好80周年記念カナダ公演
2010年 創部50周年 サントリーホール[3],銀座・ヤマハホールで演奏、第20回管打アカデミー賞受賞
2015年 今年度より、吹奏楽コンクールへの参加と、大都市圏でのコンサート開催を1年おきに計画し、活動を2年周期で展開していく方針であることを発表(2015年・2017年はコンクール不参加)
2016年 通算33回目となる全国大会金賞受賞
2018年 第20回アジア・太平洋吹奏楽指導者協会大会(APBDA)(浜松,日本)に出演[4]
2018年 通算34回目となる全国大会金賞受賞(金賞受賞回数は全部門最多タイ)
2020年 Yamaha Japan YouTubeチャンネル内にてヤマハ吹奏楽団デジタルコンサートシリーズを開始。初期コンテンツとして2020年中に須川展也指揮によって収録された6作品が12月から翌年3月にかけて公開された。
常任指揮者
初代:原田元吉
第二代:森田利明
第三代:渡部謙一
第四代:河原哲也
第五代:須川展也[6]
第六代:佐々木新平[7]
全日本吹奏楽コンクールの成績
1965島崎竹松序曲「パリスとヘレナ」
グルック序曲「バラの謝肉祭」
オリヴァドーティ東海大会:2位
1966原田元吉吹奏楽のための小狂詩曲
大栗裕コラールとカプリチオ
ジョヴァンニーニ1位
1967原田元吉吹奏楽のための「ディヴェルティメント」
兼田敏第3組曲 より マーチ、ロンド
ジェイガー2位
1968原田元吉吹奏楽のための幻想曲「移り気な五度のムード」
塚原晢夫プレリュードとフーガ
ネリベル2位
1969高倉正巳吹奏楽のための音詩「南極点への序曲」
岩河三郎フェスティーヴォ
ネリベル2位
1970原田元吉音楽祭のプレリュード
A.リードヤマハ・コンチェルト
ネリベル金
1971原田元吉行進曲「太陽の下に」
奥村一シンフォニックバンドのための「序曲」
兼田敏金
1972原田元吉シンフォニック・ファンファーレ
三沢栄一交響的断章
保科洋金
1973不出場
1974原田元吉吹奏楽のためのシンフォニア
小林徹吹奏楽のためのカプリス
保科洋東海大会:金
(代表ならず)
1975原田元吉吹奏楽のための練習曲
小林徹吹奏楽のためのカプリス
保科洋金
1976原田元吉カンティレーナ
保科洋シンフォニックバンドのための「パッサカリア」