この記事は検証可能な参考文献や出典が全く示されていないか、不十分です。出典を追加して記事の信頼性向上にご協力ください。(このテンプレートの使い方)
出典検索?: "ヤマハ・ジール"
この記事には独自研究が含まれているおそれがあります。問題箇所を検証し出典を追加して、記事の改善にご協力ください。議論はノートを参照してください。(2011年4月)
ヤマハ・ジール(ZeaL)は、かつてヤマハ発動機が製造販売していた250ccのオートバイである。 FZX250 ZeaL 詳細情報
概要
基本情報
排気量クラス軽二輪
メーカーヤマハ発動機
車体型式3YX
エンジン3YX型 249.592 cm3 水冷4ストロークDOHC直列4気筒
内径×行程 / 圧縮比48.0 mm × 34.5 mm / 12.0:1
最高出力40ps/12,000rpm
最大トルク2.7kgf・m/9,500rpm
車両重量164 kg
製造国 日本
製造期間 1991年-1999年
タイプ ネイキッド
設計統括
デザイン
フレーム ダイヤモンド
全長×全幅×全高 1,990 mm × 715 mm × 1,045 mm
ホイールベース 1,370 mm
最低地上高 135 mm
シート高 735 mm
燃料供給装置 ダウンドラフトタイプキャブレター (ミクニ製 BDST28)
始動方式 セル式
潤滑方式 強制圧送ウエットサンプ
駆動方式 チェーンドライブ
変速機 常時噛合式6段リターン
サスペンション 前 テレスコピック式(φ38)
後 スイングアーム式
キャスター / トレール
ブレーキ 前油圧式シングルディスク
後油圧式ディスク
タイヤサイズ 前110/70-17
後140/70-17
最高速度
乗車定員 2人
燃料タンク容量 15 L
燃費 51.0 km/L
カラーバリエーション 3YX1 ?ダル グリーニッシュ ブルー メタリック?アップル レッド?ブラック3YX2?ソフィア ブルー?メープル レッド?フロスト シルバー
本体価格 539,000円
備考
先代 FZR250R
後継
姉妹車 / OEM
同クラスの車 ホンダ・ジェイド、カワサキ・バリオス、スズキ・バンディット250、スズキ・GSX250S コブラ
テンプレートを表示
1991年2月より販売が開始され、1992年3月のマイナーチェンジを経て1999年に製造を終了した。型式は3YX。車体種別はネイキッド。「ジャンプするイルカ」をイメージした斬新かつ個性的なフォルムが特徴。
低重心エンジンと絞り込まれた735mmの低く足付き性の非常に良いシートにより取り回しが楽なため、主に女性ライダーやビギナーから高い支持を集めた。
@media screen{.mw-parser-output .fix-domain{border-bottom:dashed 1px}}欠点としてサイレンサーが錆びやすいこと、キャブレターの中のゴムパーツ劣化に他のバイクより敏感なことなどがあげられる。[要出典]タンク周りの外観は1989年第28回東京モーターショー出展のコンセプトモデル「モルフォ(MORPHO I)」の影響を大きく受けている。(外観以外モルフォとの共通点はない)[要出典]キャブレターの型番はFZR250Rと共通のBDST28であるが中の構造が大幅に違う。サービスマニュアルのボディーカラーがダブルグリニッシュブルーメタリック1になっているのは誤字。[要出典] エンジンは「FZ250フェーザー」から派生した同社のレーサーレプリカ「FZR250R」ベースの250cc直列4気筒でシリンダー45度前傾のジェネシス(GENESIS)エンジンを、中低速重視の40ps(同年に施行された自動二輪車の新馬力自主規制に対応させたもの)にセッティング変更して搭載。 高回転重視のFZR250Rとは異なり、排気デバイスEXUPは採用されず4-2-2レイアウトのマフラーで右2本出しサイレンサーを採用。 快適装備としては同時期の同クラスバイクと違い、フューエルタンク前方部分ハンドルとタンクキャップの間にある、小銭入れや高速道路チケットが入る小物入れや、タンデムシート下にタンデムシートに固定可能なビニール製でA4サイズの雑誌が入る大きさの専用バッグ(通称ジールバック)がある。など、街乗りでの使いやすさを追求した装備が特徴である。またシートキーで開くのは収納のあるタンデムシートのみ(一般的なネイキッドはシート全体が開く)であり、普段使いで不要な部分に触る心配を減らしている。 ヘルメットホルダはシートキーと一体型になっており(ヘルメットホルダのキーを閉まる方向に半回転多く回すとシートが開く)軽量化に貢献している。取り付け位置はサイレンサーと反対の左側。 ミッションの6速を「オーバードライブ」とし、6速で走行しているとタコメーターパネルのオーバードライブランプが点灯する。(ランプの色がニュートラルランプと同じ緑色である) VMAXおよびその国内イメージモデルであるFZX750同様、タンク横にダミーのエアスクープ状の飾りがある。これはプラグ部分およびラジエターをカバーしておりいたずら防止に効果がある。 1992年3月にマイナーチェンジを行っており、塗色や一部パーツの違いがある。 マイナーチェンジ前(3YX1)マイナーチェンジ後(3YX2) 輸出専用モデルとして発売された。日本国内モデルをベースにデュアルヘッドライトのビキニカウルを採用している。逆輸入車としての国内デリバリーはされなかったため、輸入中古車としても市場での存在は確認されていない。
車両解説
モデル一覧
製造年1991年1992年?1999年
トップブリッジ
ハンドルホルダーの上部が一体成型
ハンドルホルダーの上部がツーピース構造
ボディーカラー
ダルグリニッシュブルーメタリック1
アップルレッド
ブラック2
フロストシルバー
(この色のみフレームなどがブラック塗装)
メイプルレッド
ソフィアブルー
サイレンサー
耐熱シルバー塗装
メッキ
ヘッドライトケース
メタリックグレー塗装
メッキ
FZX250・ZEAL
参考画像
FZX250 ZeaL フロストシルバー(左)
FZX250 ZeaL フロストシルバー(右全面)
外部リンク
⇒BBB The History 時代を彩ったバイクたち ヤマハ ジール