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出典検索?: "ヤマナラシ"
界:植物界 Plantae
階級なし:被子植物 Angiosperms
階級なし:真正双子葉類 Eudicots
階級なし:バラ類 Rosids
目:キントラノオ目 Malpighiales
科:ヤナギ科 Salicaceae
属:ヤマナラシ属 Populus
種:ヨーロッパヤマナラシ
P. tremula
変種:ヤマナラシ
P. tremula var. sieboldii
学名
Populus tremula var. sieboldii (Miq.) Kudo (1924)[1]
シノニム
Populus sieboldii Miq. (1867)[2]
和名
ヤマナラシ、ハコヤナギ[1]
ヤマナラシ (山鳴らし[3]、学名: Populus tremula var. sieboldii) は、ヤナギ科ヤマナラシ属の落葉高木。丘陵や山地に生える。"山鳴らし"の名は、葉がわずかな風にも揺れて鳴ることから。箱の材料にしたことからハコヤナギ[1](箱柳、白楊)の別名もある。 日本固有種で、北海道から九州にかけて分布する[3]。丘陵や山地に自生する[3]。 落葉広葉樹の高木で、樹高は10 - 25メートル (m) になる[3]。大きな木では1本立ちする[3]。樹皮は灰白色で菱形の皮目が目立つが、老木では黒みを増して縦に裂ける[3]。若木は樹皮の白みが強く、触ると白い粉がつく[3]。一年枝ははじめ白い毛があるが、のちに無毛になり、短枝もよく出る[3]。 葉は互生し、7 - 15センチメートル (cm) ぐらいで広楕円形から菱状卵形で[3]、下面は灰白色。あまり風がなくとも、サラサラと葉擦れ音がし、強風ではザワザワと音が大きい。 花期は春(3 - 4月)[3]。雌雄異株。葉が展開する前に、褐色の5 - 11 cmぐらいの雄花穂が5 - 6本ぐらい束になり、枝先に下垂する[3]。 冬芽は鱗芽で互生し、卵形や長卵形で先は尖る[3]。芽鱗は多数で白い毛があり、ややべたつく[3]。枝先につく頂芽はふつう葉芽である[3]。葉痕は半円形や三角形で、維管束痕が3個つく[3]。
分布
形態・生態