ヤマトナデシコ七変化?
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小泉今日子の曲「ヤマトナデシコ七変化 (曲)」とは異なります。
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ヤマトナデシコ七変化?

ヤマトナデシコ七変化
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ヤマトナデシコ七変化?
ジャンルラブコメディ
漫画
作者はやかわともこ
出版社講談社
掲載誌別冊フレンド
レーベル講談社コミックス別フレ
発表号2000年4月号 - 2015年2月号
発表期間2000年3月13日 - 2015年1月13日
巻数全36巻
話数全178話
アニメ:ヤマトナデシコ七変化?
原作はやかわともこ
監督ワタナベシンイチ
シリーズ構成はるか
キャラクターデザイン佐久間康子
音楽高梨康治、水谷広実
アニメーション制作日本アニメーション
製作ヤマナデ製作委員会
放送局テレビ東京ほか
放送期間2006年10月3日 - 2007年3月27日
話数全25話
ドラマ:ヤマトナデシコ七変化
原作はやかわともこ
脚本篠ア絵里子
音楽山下康介
放送局TBS
放送期間2010年1月15日 - 3月19日
話数全10話
テンプレート - ノート
プロジェクト漫画アニメテレビドラマ
ポータル漫画アニメドラマ

『ヤマトナデシコ七変化?』(ヤマトナデシコしちへんげ)[注 1]は、はやかわともこによる日本少女漫画作品。『別冊フレンド』(講談社)にて2000年4月号から2015年2月号まで連載された。2014年10月時点で累計発行部数は約930万部を記録している[3]ビジュアル系コメディー。キャッチコピーは「暴走ビジュアル漫画」(漫画)、「俺たちが、世界一のレディにしてみせる」(テレビドラマ)。
概要

高野恭平、織田武長、遠山雪之丞、森井蘭丸はそれぞれの事情で洋館に下宿しながら高校へ通っていた。そんなとき、家主(オバちゃん)は仕事のため家を出て行ったが、引っ越してくる姪の女の子を立派なレディーにしてくれたら3年間家賃ゼロという条件を提示する。ところがやってきたのは陰気、根暗、不気味、おまけにホラー大好きの中原スナコだった。

豪華な洋館で始まった、美少年4人と根暗少女の奇妙な共同生活。そこに様々なキャラクターたちが絡んでくる。少女漫画としては恋愛絡みの話が少なく、主人公と4人の男子たちの関係は男女というよりは家族に近い。主にスナコと絡むのは恭平で、他の3人はそれぞれ意中の女性があり、複数の男がスナコを取り合うというような展開が存在しないのも特徴である。
登場人物
中原 スナコ(なかはら スナコ)
声 -
高口幸子この物語の主人公。地味で孤独が1番、ホラー大好きな根暗少女。容姿は髪が長くまるで貞子風である。北海道出身で、暑さには人一倍弱い。ホラー・スプラッター好きが高じて、しばしば本人もホラー漫画タッチで描かれ、それを見た人が悲鳴を上げるのが本作のお約束である。初期の頃は妖気を漂わせており、彼女の近くの花が枯れる、電灯が切れるなどの怪現象を巻き起こすほどだった。まぶしいもの、美しいものが苦手で一目見た途端に鼻血を吹いて気絶する(最近[いつ?]は大分慣れてきたが)。その一方で、炊事・洗濯・掃除の達人であり、4人にとっては欠かせない存在となっている。特に料理はプロ並み。また腕っ節も強く、喧嘩では恭平と互角の腕前。身体能力もかなり高い(水泳大会では、学年で圧倒的な優勝)。普段は3頭身キャラとなっているが、本気モードになったときには体型はスーパーモデル級、顔も超が付くほどの美少女として描かれる。中学生のとき、好きだった男に「ブスは嫌いなんだよ」と言われてフラレた経験を持ち、それがトラウマで現在のスナコがいる(しかし、最近[いつ?]ではその男の存在を既に忘れ去っているような節がある)。成績は優秀だが、数学だけは全くダメである(少なくとも3点を2回取っている。中学1年生レベルの問題〈連立方程式〉も解けない)。チョコレートなどの甘いお菓子が好物で、バレンタインデーのときはホラー映画やホラーグッズを見ている時以上に楽しげな表情を見せる。目の前にホラー関連のものやチョコレートがあれば周りの迷惑を省みずに突き進んでしまう。鏡で自分の姿を見ることを極度に恐れている他、他人に肌を晒すことを嫌っている(乃依とお嬢様に連れられてエステサロンに行った時は、身体を触られる度に悲鳴を挙げていた)。このようなコンプレックスから人付き合いの上手いタイプとは言えず、事実中学時代の友人達は失恋のショックで変質したスナコの前から遠ざかって行った(あまつさえ、再会時にパニックになるほどトラウマになっていた)が、高校に入ってからの友人、知人は最初からスナコが不気味だった事もあり、数少ないながらもクラスの一部女子や商店街の店員などに今のスナコを受け入れる理解者も存在する。本物の幽霊は全くダメで、恭平が入院していた病院に出没していた地縛霊が傍に寄ってきたときは真っ青になった。家族構成は父・母。両親は仕事で現在アフリカにいる。父親はヤクザの組長のような強面だが、スナコとは違いホラー系の物が(気絶するほど)苦手。スナコの思い込みの激しさは彼譲りの模様。若い頃にを素手で倒したことがある。母親は高校生の娘がいるとは思えないほどの若い美女。彼女もまた腕っ節が強い。スナコがホラー系に豹変したために近所から白い目で見られようとも、スナコの意思を優先させた理解ある母。
高野 恭平(たかの きょうへい)
声 - 森久保祥太郎ケンカ最強の「俺さま」男。洋館に下宿している4人組の1人。腕っ節が強く、喧嘩も強いが非常に自己中心的な、いわゆる「俺様」な性格。超美形なので女性からの人気は高いが、恋愛事は苦手。地元の暴走族と付き合いがある。しかし好物はエビフライ、嫌いな物はにんじんという子供っぽい一面も持つ。また情に厚く涙脆い。家族構成は父・母・兄。アルバイト先でセクハラされることが多く、相手を殴り倒してクビになるケースがほとんど。オバちゃんの屋敷に下宿するまではファンから毎日のように追い掛け回され、その度に拉致されかかり、挙句の果てにはクロロホルムを嗅がされて犯されたなどの心休まることの無い日々を送っていた。そのせいで母親はノイローゼ気味となる。それ以降母との間に確執ができ、実家にはほとんど寄り付かない。体育会系のためかスナコとは一番ウマが合い彼女に接する(彼女の言動や行動に言い返す)ことも多い、そのため本人達は否定しているものの、最近[いつ?]ではカップルとして半ば認知されている。アルバイトをしてもすぐ辞めてしまうため、普段からお金がない。その上大飯ぐらいのため、お金への執着心が強い。家賃半額を優先的に考えている。しかし、自分にとって嫌なこととなると非常に非協力的なため、スナコのレディー化への障害の1人になっているのも彼である。 下宿当初はスナコを恋愛対象とは(女とも)見ていなかったが、最近[いつ?]では自ら意図的にスナコにキスをしたりと(彼は一時の気の迷いだと確信しているが)、彼の気持ちにも変化が現れ始めている。
織田 武長(おだ たけなが)
声 - 杉田智和心優しい硬派な美少年。頭脳明晰、それでいて運動神経もいい(水泳大会4位)文武両道。彼女(乃依)がいる。女性には奥手であり、清らかに交際中。しかし、ヘタレなこともあり、一時期乃依との破局を学園新聞の記事にされたこともある。実家は華道の家元で、昔は家のことを押し付けられ過ぎたために浮世離れした性格(無口で無愛想で冷淡)だった。トラブルが起これば4人の中で一番冷静に対処できる人格者。恭平が来る以前は2人から「殿」と呼ばれていた。
遠山 雪之丞(とおやま ゆきのじょう)
声 - 山内悠椰明るく素直な感激屋。女顔の美少年。背の低さと自分の女顔にコンプレックスを抱く。パワーがなくひ弱であるが、水泳大会で5位になるあたり運動が苦手というわけではない様子。気弱で泣き虫だが4人の中では一番の常識人でもあり、調停役に回る事が多い。何かにつけて女装をさせられる羽目になり、学園祭のミスコンで1位になったことがある。知らないおばあちゃんに貰ったキノコを何の疑いもなく食べてしまうという、可愛くも危なげな一面もある。女の子らしい(可愛らしい)子が好み。料理は非常に下手。スナコにだけは食べてもらえる(もっとも、かなり無理しているのだが)。原作では桜井まちこという彼女がいるが、実在する同名の漫画家がアシスタントとして参加した際に描いているキャラクターのため、アニメ版には登場せず原作でもほとんど登場しない。家族構成は両親・妹・弟(双子で雪之丞に非常に似ている)。父親が超僻地に転勤になり、彼だけが残る事となった。母親はオバちゃんの学生時代の友人のため、そのツテで中原家へ下宿することとなる。恭平が来る以前は蘭丸に「ちびっこ」と呼ばれていた。
森井 蘭丸(もりい らんまる)
声 - 野島裕史女大好き、百戦錬磨。相当な女たらしで美人と見ればすぐに手を出そうとするが、同年代の女の子や遊びで付き合う事の出来ないタイプには興味が無い様子。恭平によく女に対する手解きをする。女癖の悪さに関しては、他の3人から「サイテー」と罵られることも(スナコも一度怒ったことがある)。


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