ヤハウェ
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「エホバ」はこの項目へ転送されています。キリスト教系の新宗教についてはについては「エホバの証人」をご覧ください。
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中立的な観点に基づく疑問が提出されています。(2011年11月)
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フェニキア文字アラム文字、およびヘブライ語活字によるヤハウェの名[注 1]

ヤハウェ(ヘブライ語: ????‎、フェニキア語: ????、古アラム語(英語版): ????、英語: Yahweh)は、モーセに啓示されたの名である[1]旧約聖書新約聖書等における唯一神、万物の創造者の名でもある。

この名はヘブライ語の4つの子音文字で構成され、テトラグラマトン(古代ギリシア語で「4つの文字」の意)または聖四文字[2]と呼ばれる。この名前の正確な発音は分かっていない。日本語ではヤーウェ、ヤーヴェ、エホバ等とも表記されるが、エホバについて現在ではしばしば非歴史的な読み[3]、誤りないし不適切な読み[4][5][6][7]等と位置付けられる。

本項に示す通り、を指す様々な表現が存在するが、特に意図がある場合を除き、本項での表記は努めてヤハウェに統一する。また本項では、ヤハウェを表す他の語についても述べる。「アッラー」および「アブラハムの宗教」も参照
普通名詞

ヤハウェを指して、いくつかの普通名詞もしくはそれに類するものが用いられる場合がある。次にヘブライ語表現をカタカナで、また対応する訳語を漢字で示す。

アドナイ 

エル(単数形)

エロヒム(複数形) 上帝

日本語訳聖書では今日、一般に、原文において「????(ヤハウェ)」とある箇所を「主」に置換している。

消失の経緯で後述するユダヤ人の慣習による(今日のユダヤ人はヤハウェと読まずに、アドナイ(「わが主」)という別の語を発音するためである)。

アドナイ(??????? [’???nay][8])の語には、「主 (Lord)[9]」即ちヤハウェを婉曲に指す意味のほか、単数形のアドニ(????????)という形で「私の御主人様 (my master)[10][11][12][13]」即ち奴隷の雇用主など主一般を指す意味がある。

カトリック系の『バルバロ訳』のほか、『口語訳聖書』(日本聖書協会)などがこれである。また、口語訳聖書を後継する『新共同訳聖書』(同)も、一部の地名(『創世記』第22章14節)(後述)を除き、一貫して「主」とする。

プロテスタント福音派系の『新改訳聖書』では太字で「主」とする。これは「文語訳ではエホバ[注 2]と訳され、学者の間ではヤハウェとされている主の御名を」「訳し」た「主」と、これを「代名詞などで受けた場合かまたは通常の<主>を意味することば」とを区別するためである[14]。1893年の時点で日本聖公会も、エホバではなく主の語を用いるべきだとしている[15]

主に「英語圏」・「スラブ語圏」となるが 実際の「聖四文字」の表記例を「出エジプト記20」から挙げる。



表記例

言語翻訳書名『????』部分の表記
英語TANAKH
[16] 1985Lord
英語The Holy Bible in Today's Version 1997ΚυριοωS
英語Tyndale 1530Lord
英語Wycliffe 1382Lord
英語GENEVA 1560 1599Lord
ラテン語VULGATAE 1710Domini
ラテン語VULGATAE 1985Domini
英語King James Version 1611LORD
英語Revised Version 1885LORD
英語Revised Version Standard American Edition 1901Jehova
英語American Standard Version 1901Jehovah
英語New Catholic Edition 1954Lord
英語THE BIBLE IN BASIC ENGLISH 1949Lord
英語REVISED STANDARD VERSION 1971LORD
英語RSV CATHOLIC EDITION 2004LORD
英語THE MOFFATT TRANSLATION 1972the Eternal
英語New American Standard Bible 1973Lord
英語New World Translation 1984Jehovah
英語NEW REVISED STANDAD VERSION 1989Lord
英語THE NEW KING JAMES VERSION 1990LORD
英語THE BIBLE for children 1990Lord
英語The New Amarican Bible 1992LORD
英語NEW LIVING TRANSLATION 1997LORD
英語DOUAY-RHEMS 1900(NT) 2003 2007Lord
英語Recovery Version 2003Jehovah
英語ENGLISH STANDARD VERSION 2001LORD
英語NEW INTERNATIONAL VERSION 1986 2011LORD
英語New Revised S tandard Version Catholic Edition 2011LORD
不明言語Welsh Y BEIBL 1977 2004ARGLWYDD
ロシア語БИБЛИЯ 1948 1993 2000Господь
ブルガリア語БИБЛИЯ 1951Иеова
ブルガリア語БИБЛИЯ 1982Господ
ウクライナ語БИБЛИЯ 1962 1992 2011Господь
エストニア語Biibli Raamat 1945Jehowa
エストニア語PIIBEL 1997Issand
不明言語СВЕТО ПИСМО 2009Господ
ハンガリー語SZENT BIBLIA 1957 2008Ur
ルーマニア語Rumanian 1962Domnul
ポーランド語BIBLIA SWIETA 1959 1999Pan
ポーランド語PISMO SWIETA 1994 2011Pan
セルビア語СВЕТО ПИСМО 1953 1998Господ
クロアチア語SVETO PISMO 1962 1997Gaspodin
チェコ語BIBLE SVATA 1991Hospodin
スロベニア語SVETO PISMO 1960Gospod
ドイツ語Die Bibel (M.L) 1962 1975Herr
ドイツ語ZURCHER BIBEL 1971Herr
ドイツ語ZURCHER BIBEL 2007HERR
ドイツ語BIBEL OT 1922Jahwes
ドイツ語Dem Heiligen Seift 1936 1937Herr
オランダ語BIJBEL 1930HERRE
オランダ語BIJBEL 2005HERR
デンマーク語BIBELEN 2006Herren
ノルウェー語BIBELEN 1962 2006Herren
フィンランド語PYHA RAAMATTU 1961Herra
スウェーデン語BIBELEN 1961HERREN
スウェーデン語BIBELN 2000Herren
アイスランド語BIBLIAN 1981Drottinn
アイスランド語BIBLIAN 1998Drottinn
不明言語LA SANTA BIBLIA 1960Jehova
不明言語La Sainte Bible 1979l'Eternel
イタリア語LA SACRA BIBBIA 1961Signore
イタリア語Italian BIBBIA 1985Signore

旧約聖書では、「神」という一般名詞であるエル(古典的なヘブライ語発音でエール)やその複数形「?????(エロヒム)」[注 3]もヤハウェの呼称として用いられる。一般に、日本語訳聖書ではこれらの音訳は使用せず、これに相当する箇所は漢訳聖書での訳語を踏襲し神とするものが多い。「全能・満たすもの」を意味するとされるシャダイの語を付してエル・シャダイとした箇所は、全能の神などと訳される。
上帝

中国語の聖書には、本項の神について「神」という語をあてたもののほか、「上帝」となっているものが多数存在した。今日も多く使われる和合本という翻訳の聖書も、この語を「神」とした上で1文字分の空白をあけ、2文字の「上帝」と同じ文字送りにしたものが多い[注 4]

「神」の字が、「?????」または「??????」、古代ギリシャ語「Θε??(テオス)」、英語「God」[注 5]の訳語に当てられたのは、近代日本でのキリスト教宣教に先行していたにおけるキリスト教宣教の先駆者である、ロバート・モリソンによる漢文聖書においてであった[17]


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