トマ・ヤイ・ボニ
Thomas Yayi Boni
トマ・ヤイ・ボニ(2012年3月)
ベナン共和国
第4代大統領
任期2006年4月6日 – 2016年4月6日
首相パスカル・クーパキ
トマ・ヤイ・ボニ(フランス語: Thomas Yayi Boni、1952年7月1日 - )はベナンの銀行家、政治家。同国大統領(第4代)、アフリカ連合総会議長(第10代)を務めた。ヤイが姓であり、日本の外務省はボニ・ヤイ(トーマ・ボニ・ヤイ[1]、トマ=ボニ・ヤイ[2])と表記している。 1952年7月、フランス領ダホメのチャウールー(現在のボルグー県)で生まれる。ボルグーから大きく南下したリトラル県コトヌーにある国立ベナン大学
経歴
ベナンに戻ったヤイは、1980年から1988年までベナン金融銀行(英語版)で副局長として働いた。1994年には実績が評価され、ダカールに本拠を置く西アフリカ諸国中央銀行の社長となった。2006年3月15日に開かれた大統領選挙では当選が危ぶまれたが、3月19日の決選投票では対立候補のアドリアン・ウンベジ(英語版)を破り、同年4月6日にベナン共和国第4代大統領(ベナン15代大統領)に就任した。
2007年3月15日、町の議員集会が終了して政府庁舎に戻る際、ヤイに反感を抱く反政府勢力が道路を封鎖して待ち伏せした。ヤイが別車両に乗り移ろうとした際、側近が反政府勢力の人間と揉み合いになり、負傷するという事件が起こった。
2013年2月27日に訪日。3月2日にはTBSテレビ系番組「情報7days ニュースキャスター」に駐日ベナン大使ゾマホン・ルフィンと共に生出演し、ベナン共和国を支援している日本国民と北野武に感謝の気持ちを伝えた。
2016年4月6日、10年と9日間の在任を終えて大統領職を退いた。後任には、無所属のパトリス・タロンが就任した。 ウィキメディア・コモンズには、ヤイ・ボニ
脚注^ “ ⇒ベナン共和国大統領選挙について”. 外務省 (2011年4月5日). 2015年2月21日閲覧。
^ “ ⇒日・ベナン首脳会談”. 外務省 (2013年6月1日). 2015年2月21日閲覧。
外部リンク
⇒Bienvenue sur le site du President Boni Yayi - boniyayi.bj(フランス語) - 公式サイト。
公職
先代:
マチュー・ケレク ベナン共和国大統領
第4代:2006年 - 2016年次代:
パトリス・タロン
外交職
先代:
テオドロ・オビアン・ンゲマアフリカ連合総会議長
第10代:2012年 - 2013年次代:
ハイレマリアム・デサレン
表
話
編
歴
アフリカ統一機構(OUA)・アフリカ連合(AU)の総会議長
アフリカ統一機構
(1963 - 2002)
ハイレ・セラシエ1世
ガマール・アブドゥル=ナーセル
クワメ・エンクルマ
ジョセフ・アンクラー(英語版)
ハイレ・セラシエ1世
モブツ・セセ・セコ
フアリ・ブメディエン(英語版)
アマドゥ・アヒジョ
ケネス・カウンダ
モクタル・ウルド・ダッダ
ハサン2世
ヤクブ・ゴウォン
モハメド・シアド・バーレ
イディ・アミン
シウサガル・ラングーラム
オマール・ボンゴ・オンディンバ
モハメド・アン=ヌメイリ
ウィリアム・R・トルバート
レオポール・セダール・サンゴール1
シアカ・スティーブンス
ダニエル・アラップ・モイ
メンギスツ・ハイレ・マリアム
ジュリウス・ニエレレ
アブドゥ・ディウフ
ドニ・サスヌゲソ
ケネス・カウンダ
ムーサ・トラオレ
ホスニー・ムバーラク
ヨウェリ・ムセベニ
イブラヒム・ババンギダ
アブドゥ・ディウフ
ホスニー・ムバーラク
ザイン・アル=アービディーン・ベン・アリー
メレス・ゼナウィ