モールス
Let Me In
マット・リーヴス、コディ・スミット=マクフィー、リチャード・ジェンキンス、クロエ・グレース・モレッツ。2010年7月24日、コミコンのディスカッションで。
監督マット・リーヴス
脚本マット・リーヴス
原作ヨン・アイヴィデ・リンドクヴィスト
製作サイモン・オークス
アレックス・ブラナー
ガイ・イースト
トビン・アーンブラスト
ドナ・ジグリオッティ
ジョン・ノードリング
カール・モリンダー
製作総指揮ナイジェル・シンクレア
ジョン・パーク・フィリップ
エルウェイ・フレドリック・モームバーグ
出演者コディ・スミット=マクフィー
クロエ・グレース・モレッツ
イライアス・コティーズ
リチャード・ジェンキンス
音楽マイケル・ジアッキーノ
撮影グリーグ・フレイザー
編集スタン・サルファス
製作会社オーヴァーチュア・フィルムズ
『モールス』(原題: Let Me In)は、2010年のホラー・恋愛映画。トーマス・アルフレッドソンが監督した2008年のスウェーデン映画『ぼくのエリ 200歳の少女』とその原作であるヨン・アイヴィデ・リンドクヴィストによる小説『MORSE -モールス-』(Lat den ratte komma in)に基づいており、マット・リーヴスが監督し、コディ・スミット=マクフィーとクロエ・グレース・モレッツが主演した。1980年代のニューメキシコ州ロスアラモスを舞台に、いじめられっ子の12歳の少年と、常に裸足の謎めいた少女との間に生まれた友情を描く。 『ぼくのエリ 200歳の少女』が公開される前年の2007年、同映画の英語版の製作が検討され始めた。2008年にハマー・フィルムズがこの権利を取得すると、同社はその監督をオリジナル映画と同じトーマス・アルフレッドソンに依頼した。しかし断られたため、最終的に『クローバーフィールド/HAKAISHA』のマット・リーヴスが脚本・監督を担うこととなった。リーヴスは再映画化に当たりいくつかの改変を施した。舞台のストックホルムをニューメキシコ州ロスアラモスに置き換えたことや、登場人物の名前を改めたことなどである。製作陣の見解によると、これらの改変はオリジナルのプロットを極力残しながらも、より多くの観客が受け容れやすくするためであった。主な撮影は2009年11月から2010年1月にかけて行われた。映画の製作費はおよそ2000万ドルとみられている。 映画は2010年9月13日にトロント国際映画祭で初上映され、2010年10月1日にアメリカとカナダで広く公開された。数多くの賛辞を集め、2010年のトップ10に選出する批評家もいた。批評家の多くはオリジナル映画を踏襲したハリウッドリメイクの貴重な例であるとし、中には類似点の多さを批判する批評家もいた。
概要