モーラ
[Wikipedia|▼Menu]
.mw-parser-output .hatnote{margin:0.5em 0;padding:3px 2em;background-color:transparent;border-bottom:1px solid #a2a9b1;font-size:90%}

この項目では、音韻の単位について説明しています。その他の用法については「モーラ (曖昧さ回避)」をご覧ください。
.mw-parser-output .ambox{border:1px solid #a2a9b1;border-left:10px solid #36c;background-color:#fbfbfb;box-sizing:border-box}.mw-parser-output .ambox+link+.ambox,.mw-parser-output .ambox+link+style+.ambox,.mw-parser-output .ambox+link+link+.ambox,.mw-parser-output .ambox+.mw-empty-elt+link+.ambox,.mw-parser-output .ambox+.mw-empty-elt+link+style+.ambox,.mw-parser-output .ambox+.mw-empty-elt+link+link+.ambox{margin-top:-1px}html body.mediawiki .mw-parser-output .ambox.mbox-small-left{margin:4px 1em 4px 0;overflow:hidden;width:238px;border-collapse:collapse;font-size:88%;line-height:1.25em}.mw-parser-output .ambox-speedy{border-left:10px solid #b32424;background-color:#fee7e6}.mw-parser-output .ambox-delete{border-left:10px solid #b32424}.mw-parser-output .ambox-content{border-left:10px solid #f28500}.mw-parser-output .ambox-style{border-left:10px solid #fc3}.mw-parser-output .ambox-move{border-left:10px solid #9932cc}.mw-parser-output .ambox-protection{border-left:10px solid #a2a9b1}.mw-parser-output .ambox .mbox-text{border:none;padding:0.25em 0.5em;width:100%;font-size:90%}.mw-parser-output .ambox .mbox-image{border:none;padding:2px 0 2px 0.5em;text-align:center}.mw-parser-output .ambox .mbox-imageright{border:none;padding:2px 0.5em 2px 0;text-align:center}.mw-parser-output .ambox .mbox-empty-cell{border:none;padding:0;width:1px}.mw-parser-output .ambox .mbox-image-div{width:52px}html.client-js body.skin-minerva .mw-parser-output .mbox-text-span{margin-left:23px!important}@media(min-width:720px){.mw-parser-output .ambox{margin:0 10%}}

この記事は検証可能参考文献や出典が全く示されていないか、不十分です。出典を追加して記事の信頼性向上にご協力ください。(このテンプレートの使い方
出典検索?: "モーラ" ? ニュース ・ 書籍 ・ スカラー ・ CiNii ・ J-STAGE ・ NDL ・ dlib.jp ・ ジャパンサーチ ・ TWL(2016年10月)

音韻論におけるモーラ(: mora)は一定の時間的長さをもった音の分節単位である[1]。拍(はく)やモラとも呼ばれる。
概要

古典詩における韻律用語であるラテン語の m?ra [?m?ra](モラ)の転用(日本語における「モーラ」という表記はラテン語からの借用語の英語の mora [?m????] からの音訳であり、「モラ」という表記はラテン語からの音訳)。

音韻の構造によって定められる音節とは異なり、各言語内での音長に関する規定に従う。全ての言語が音節をもっているが、音節とは異なるモーラをもつ言語ともたない言語がある。
日本語におけるモーラ

日本語学では拍とよく呼ばれる。日本語話者が日本語における音を数える際に、無意識に単位としていることが多くみられる。例えば、日本語定型詩の「七五調」や「五七調」、俳句の「五・七・五」、短歌の「五・七・五・七・七」などは、(しばしば無意識に「文字」などと言われることがあるが)実際にはこの拍を数えたものである。

日本語の多くの方言においても同様である。日本語の仮名1文字が基本的に1拍である。ただし、捨て仮名(「ぁ」「ぃ」「ぅ」「ぇ」「ぉ」「ゃ」「ゅ」「ょ」「ゎ」といった小書きの仮名)は、その前の仮名と一体になって1拍である(たとえば「ちゃ」で1拍。拗音も参照)。一方、長音「ー」、促音「っ」、撥音「ん」は、独立して1拍に数えられる(これが「音節」と異なる主な点である)。音節単位で見るなら、長音は長母音の後半部分を、促音は長子音の前半部分を切り取ったものであり、撥音は音節末鼻音鼻母音をモーラとしたものといえる(鼻母音は基になる母音+「ん」の2モーラになる)。これらは、「語頭に現れない」「単独で音節を形成しない」「お互いに連続することが稀である」などの性質をもち、二重母音の第二要素も含めて特殊拍(special mora)と呼称される。これらを除いて、単独で音節を形成する拍は自立拍(independent mora)と呼称される。「:en:On (Japanese prosody)」も参照

音節、モーラ方言(拍)、シラビーム方言(音節音素)比較の例単語音節区切り

(音声学上の単位)モーラ(拍)方言での区切り

(いわゆる東京弁
現代の俳句短歌での
七五調五七調」の数え方)シラビーム(音節音素)方言での区切り

東北方言などに見られる)
さる(猿)サ|ルサ|ルサ|ル
かっぱ(河童)カッ|パカ|ッ|パカッ|パ
チョコレートチョ|コ|レー|トチョ|コ|レ|ー|トチョ|コ|レー|ト
がっこうしんぶん(学校新聞)ガッ|コー|シン|ブンガ|ッ|コ|ー|シ|ン|ブ|ンガッ|コー|シン|ブン
がっきゅうしんぶん(学級新聞)ガッ|キュー|シン|ブンガ|ッ|キュ|ー|シ|ン|ブ|ンガッ|キュー|シン|ブン
かんそく(観測)カン|ソ|クカ|ン|ソ|クカン|ソ|ク
かあさん(母さん)カー|サンカ|ー|サ|ンカー|サン
にいさん(兄さん)ニー|サンニ|ー|サ|ンニー|サン

脚注[脚注の使い方]^ "日本語では、リズムの最も基本的な単位は拍(モーラとも言います)です。" ⇒東外大言語モジュール|日本語|発音|実践編。1 サバイバルのためにこれだけは 1.10.1 拍感覚基礎 より引用. 2023-11-28閲覧.

関連項目

リズム#言語におけるリズム

外部リンク

『モーラ
』 - コトバンク

『拍』 - コトバンク

東外大言語モジュール|日本語|発音|実践編。1 サバイバルのためにこれだけは 1.10.1 拍感覚基礎

典拠管理データベース: 国立図書館

ドイツ


記事の検索
おまかせリスト
▼オプションを表示
ブックマーク登録
mixiチェック!
Twitterに投稿
オプション/リンク一覧
話題のニュース
列車運行情報
暇つぶしWikipedia

Size:8565 Bytes
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)
担当:undef