モータルコンバット
[Wikipedia|▼Menu]
.mw-parser-output .hatnote{margin:0.5em 0;padding:3px 2em;background-color:transparent;border-bottom:1px solid #a2a9b1;font-size:90%}

この項目では、テレビゲームについて説明しています。その他の用法については「モータルコンバット (曖昧さ回避)」をご覧ください。
.mw-parser-output .ambox{border:1px solid #a2a9b1;border-left:10px solid #36c;background-color:#fbfbfb;box-sizing:border-box}.mw-parser-output .ambox+link+.ambox,.mw-parser-output .ambox+link+style+.ambox,.mw-parser-output .ambox+link+link+.ambox,.mw-parser-output .ambox+.mw-empty-elt+link+.ambox,.mw-parser-output .ambox+.mw-empty-elt+link+style+.ambox,.mw-parser-output .ambox+.mw-empty-elt+link+link+.ambox{margin-top:-1px}html body.mediawiki .mw-parser-output .ambox.mbox-small-left{margin:4px 1em 4px 0;overflow:hidden;width:238px;border-collapse:collapse;font-size:88%;line-height:1.25em}.mw-parser-output .ambox-speedy{border-left:10px solid #b32424;background-color:#fee7e6}.mw-parser-output .ambox-delete{border-left:10px solid #b32424}.mw-parser-output .ambox-content{border-left:10px solid #f28500}.mw-parser-output .ambox-style{border-left:10px solid #fc3}.mw-parser-output .ambox-move{border-left:10px solid #9932cc}.mw-parser-output .ambox-protection{border-left:10px solid #a2a9b1}.mw-parser-output .ambox .mbox-text{border:none;padding:0.25em 0.5em;width:100%;font-size:90%}.mw-parser-output .ambox .mbox-image{border:none;padding:2px 0 2px 0.5em;text-align:center}.mw-parser-output .ambox .mbox-imageright{border:none;padding:2px 0.5em 2px 0;text-align:center}.mw-parser-output .ambox .mbox-empty-cell{border:none;padding:0;width:1px}.mw-parser-output .ambox .mbox-image-div{width:52px}html.client-js body.skin-minerva .mw-parser-output .mbox-text-span{margin-left:23px!important}@media(min-width:720px){.mw-parser-output .ambox{margin:0 10%}}

この記事には暴力的または猟奇的な記述・表現が含まれています。免責事項もお読みください。

この記事は検証可能参考文献や出典が全く示されていないか、不十分です。出典を追加して記事の信頼性向上にご協力ください。(このテンプレートの使い方
出典検索?: "モータルコンバット" ? ニュース ・ 書籍 ・ スカラー ・ CiNii ・ J-STAGE ・ NDL ・ dlib.jp ・ ジャパンサーチ ・ TWL(2019年11月)

モータルコンバットシリーズジャンル対戦型格闘ゲーム
対応機種アーケード
Windows
Amiga
スーパーファミコン
NINTENDO64
ゲームキューブ
Wii
Nintendo Switch
ゲームボーイ
ゲームボーイカラー
ゲームボーイアドバンス
ニンテンドーDS
セガ・マスターシステム
メガドライブ
ゲームギア
メガCD
スーパー32X
セガサターン
ドリームキャスト
PlayStation
PlayStation 2
PlayStation 3
PlayStation 4
PlayStation Portable
PlayStation Vita
Xbox
Xbox 360
Xbox One
Game.com
iOS
開発元 NetherRealm Studios(元 Midway Games Chicago)
発売元

アクレイムジャパン
ミッドウェイゲームズ (1992-2009)
Warner Bros. Interactive Entertainment(2009-現在)
デザイナーエド・ブーン
ジョン・トビアス
音楽ダン・フォーデン
人数1?2人
発売日

1作目: モータルコンバット
1992年10月8日
1992年12月中旬

最新作: モータルコンバット1
2023年9月19日
テンプレートを表示

『モータルコンバット』 (Mortal Kombat、略称:MK) は、ミッドウェイゲームズ1992年に開発・発売した対戦型格闘ゲーム、およびそのシリーズの総称。日本においては『モーコン』と略されることもある[1]

米国での1作目はミッドウェイによるアーケード版が初出。日本では1992年12月中旬にアーケード版をタイトーがライセンス販売[注釈 1]。家庭用ではアクレイムジャパンより『モータルコンバット』がスーパーファミコン、メガドライブ、ゲームボーイ、ゲームギア用に移植されたものが初上陸となる。

タイトルの『Mortal Kombat』は本来英語では『Mortal Combat』(命がけの争い)が正しい綴りだが、本シリーズにおいては「C」が頭文字の英単語は先頭の「C」を「K」に意図的に差し替えて表記する(例:Continue → Kontinue)[注釈 2]
概要[ソースを編集]

1992年10月、実写取り込みのキャラクターが登場する2D対戦型格闘ゲームとして初代『モータルコンバット』はリリースされた。同作においては対戦に敗れた相手を惨殺するトドメ専用の演出[2]である「フェイタリティ(Fatality)」[注釈 3]が取り入れられており[3]、賛否両論を呼んだ。

その後も、シリーズを重ねる中で様々な変遷を遂げてきた一方、フェイタリティは目玉要素として必ず取り入れられている。また、本シリーズは「残虐格闘ゲーム」と呼ぶべきジャンルを形成、数多くのフォロワーが生まれた[2]

第1作目は、スーパーファミコンゲームボーイメガドライブメガCDゲームギアなど、数多くのプラットフォームに移植されている。『MKII』以降もAmigaセガ・マスターシステムスーパー32XセガサターンLSIゲームなど多くのプラットフォーム向けに移植された。

ゲームのみならずコミカライズやアニメ作品といったメディアミックス展開もなされ[3]、後に映画版『バイオハザード』シリーズを手掛けているポール・W・S・アンダーソン監督によって1995年に映画『モータル・コンバット』が制作された[4]MPAAによるレーティングはPG-13であるため、残虐なシーンは皆無に等しく、ヒロイック要素が強い作品に仕上がっている[4]。続編の『モータルコンバット2』も制作されたが、監督のアンダーソンをはじめ主要キャストがほぼ交代している。
本編作品[ソースを編集]
Mortal Kombat[ソースを編集]詳細は「:en:Mortal Kombat (1992 video game)」を参照

略称「MK」。本編シリーズ1作目。

サブ・ゼロのフェイタリティ「Spine Rip」は「脊髄ごと首を引き抜く」というショッキングな内容であり、あまりのインパクトの強さに、北米のみならず日本のゲーマーからも注目を浴びた。1993年1月8日には、カリフォルニア州のアーケードゲーム事業者が連名で、本作のようなゲームの稼働停止を求める公開書簡を送っていた[5]

本作の登場が北米のレーティング審査機関であるエンターテインメントソフトウェアレイティング委員会(ESRB)設立の一翼を担ったとされている[6]。イタリアでは本作の違法コピー基板が押収された例もあり[7]、2019年にはこの出来事やメディア展開を受け、アメリカのストロング国立演劇博物館が主宰するゲームの殿堂入りを果たした[8]。なお、本作のみランキングがスコア形式となっており、『MKII』以降は勝利数で順位の決まるランキング形式になっている。
各バージョンの特徴
SFC版、SNES版は流血表現が規制され、一部キャラクターのフェイタリティが変更されているが、MD版、GG版、メガCD版の残虐描写はアーケード版の内容を忠実に再現しており(MD、GG版は隠しコマンドの入力を要する)、アーケード版も設定により変更可能。
開発
忍者のゲームを作ろうとしてミッドウェイに却下されたことが、本作の開発のきっかけとなった[3]。開発チームはキャラクターを大きく表示したいという考えから、実写取り込みという手法を用いた[3]。メモリスペース節約の観点から、カラーパレットを変えて別人にするなどの対策が取られた[9]。また、フェイタリティというシステムは、ピヨり(気絶)中の相手を攻撃する面白さから、試合の最後に入れてはどうかという考えから生まれた[3]

【登場キャラクター】プレイアブルリュウ・カン / ライデン / ソニア / カノウ / サブ・ゼロ / スコーピオン / ジョニー・ケイジ
NPCレプタイル / ゴロー / シャン・ツン

Mortal Kombat II[ソースを編集]詳細は「:en:Mortal Kombat II」を参照『MKII』のアーケード筐体

略称「MKII」、またはアラビア数字表記の「MK2」。本編シリーズ2作目。日本では本作までアクレイムジャパンがゲームボーイ、メガドライブ、SFC、PlayStation、セガサターン向けに販売していた。また、『MK』とカップリング移植されたGB向けソフト『Mortal Kombat & Moral Kombat II』が発売されている。
各バージョンの特徴
日本発売のSFC版は前作同様表現に規制が加えられており、血の色が緑に変更され、フェイタリティ発動時にモノクロ画面に変化する。GB版では一部のフェイタリティが変更され
[注釈 4]、人骨も漫画風のグラフィックになっている。また、MD版は隠しコマンドを入力するとアーケード版をほぼ再現した残虐描写が解禁される[2]。PlayStation[10]やセガサターンへの移植も行われているが、サウンド関係のバグ[11]、COM戦で投げが繰り出せないなどの不具合があり流通量は少ない。
システム
新たに、硫酸のプールや天井の針などステージのギミックを利用してトドメを刺す「Stage Fatality」が導入され、ダンスを踊る、相手にプレゼントを贈るなどして友好を示す「Friendship」、相手を赤子に変える「Babality」といった残虐性の無いユニークなフィニッシュムーブも追加されている[3]。前作では1つのみだったフェイタリティが2つ(スコーピオン、シャン・ツンのみ3つ)に増えている[2]
その他
本作および後発の一部作品では、アッパーカットがヒットした際、稀に「Toasty!」というボイスとともに画面右下から謎の男性が現れるという演出が取り入れられており、次回作である『MK3』にも引き継がれた[3]。この男性はサウンド担当のダン・フォーデンであり[12][3]、日本語話者の耳には登場する際のボイスが「トッシー!」と聞こえることから「トッシー」[1]または「トッシーおじさん」という通称で呼ばれることもある[要出典]。GENESIS版では裏技を使うとフォーデンの息子が描いた落書きに変化する。GENESIS版のみ特定の条件下に限り、相手を移植に携わったProbe SoftwareのスタッフのFergus McGovernに変えるフィニッシュムーブ「Fergality」が使用できる。

【登場キャラクター】[注釈 5]プレイアブルリュウ・カン / ライデン / ジョニー・ケイジ / スコーピオン / サブ・ゼロ / レプタイル / シャン・ツン / クン・ラオ / ジャックス / キタナ / ミレーナ / バラカ
NPCスモーク / ジェイド / ヌーブ・サイボット / キンタロー/ シャオ・カーン

Mortal Kombat 3[ソースを編集]詳細は「:en:Mortal Kombat 3」を参照

略称「MK3」。本編シリーズ3作目。ソニー・コンピュータエンタテインメントより発売されたPS版はローカライズが施された唯一の作品で、各種デモのナレーションを麦人が手掛けた。北米では初期のPS本体に本ソフトが付属していた。スコーピオンやキタナを筆頭とする色違い忍者はサブ・ゼロとヌーブ・サイボットを除いて削除されており、主要人物のライデンとジョニー・ケイジも登場しない。一方、新キャラクターとして近代兵器を内蔵したサイバー忍者の登場、従来の「魔界を中心とした(非科学的な)世界観」に加え、現代都市のステージが登場するなど、大胆な改訂が行われている。本作から「MKG」までのアーケードモードは「BATTLE PLAN」(Choose Your Destinyとも呼ばれる)の難易度を選択してから対戦がスタートする形式になっている。また、一部のステージでアッパーカットを食らった側が天井を突き破ってステージを移動する演出が追加されている。
システム
特定の順番でボタンを押すことで硬直をキャンセルしたコンボを繰り出せる「チェインコンボ」が導入されており[3]、キャラクターごとに性能の異なる複数のチェインコンボが存在することからコンボゲームとしての側面が強まり、戦略性が高まった。


次ページ
記事の検索
おまかせリスト
▼オプションを表示
ブックマーク登録
mixiチェック!
Twitterに投稿
オプション/リンク一覧
話題のニュース
列車運行情報
暇つぶしWikipedia

Size:117 KB
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)
担当:undef