モーグリ
ジャングルの伝説
Mowgli
監督アンディ・サーキス
脚本キャリー・クローヴス
原作ラドヤード・キップリング
『ジャングル・ブック』
製作スティーヴ・クローヴス
ジョナサン・カヴェンディッシュ
『モーグリ: ジャングルの伝説』(原題:Mowgli、別題:Mowgli: Legend of the Jungle)は、2018年のイギリス・アメリカ合衆国合作の実写冒険・ファンタジー映画。監督はアンディ・サーキス、脚本はキャリー・クローヴスで、野生で育った少年を描いたラドヤード・キップリングの小説『ジャングル・ブック』を原作とする。出演はローハン・チャンド、マシュー・リス、フリーダ・ピントーで、声やモーションキャプチャでの出演を、クリスチャン・ベール、ケイト・ブランシェット、ベネディクト・カンバーバッチ、ナオミ・ハリス、サーキスらが務める。
2016年のディズニーの映画『ジャングル・ブック』も原作を同じくし、同時期に製作されていた。本作は当初『Jungle Book: Origins』という原題で製作されていたが、2017年12月に主人公の名前である『Mowgli』に変更された。
また、アメリカで2018年10月19日に劇場公開予定だったが、2018年7月にNetflixがワーナー・ブラザースから全世界での配給権を購入し、2018年12月7日に配信された[2]。なお、配信に先立ち、同年11月29日に一部の映画館で劇場公開もされている[3]。 インドのジャングルでオオカミの群れに育てられた人間の子供モーグリ(ローハン・チャンド)は、クマのバルー(アンディ・サーキス)や黒ヒョウのバギーラ(クリスチャン・ベール)のもとでジャングルの厳しいルールを学んでいくにつれ、周りの動物からもジャングルの一員として受け入れられていく。そんな中、それを認めない獰猛なトラのシア・カーン(ベネディクト・カンバーバッチ)が現れ、モーグリはジャングルのさらなる危険にも直面する。 ※括弧内は日本語吹替 本作の製作の経緯には多くの脚本家、監督、プロデューサーが関与している。2012年4月、ワーナー・ブラザース・ピクチャーズは、スティーヴ・クローヴスとともに脚本・監督・製作が交渉中であることを発表した[4]。2013年12月、クローヴスが製作を務め、アレハンドロ・ゴンサレス・イニャリトゥが監督として交渉中で、脚本をクローヴスの娘のキャリーが務めると発表された[5]。しかし2014年1月、イニャリトゥは『バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)』『レヴェナント: 蘇えりし者』とのスケジュールの都合で降板した[6][7]。2014年2月、ロン・ハワードが監督として交渉中で、ブライアン・グレイザーと彼の会社イマジン・エンターテインメントが製作を務めると発表された[7]。しかし翌月にはアンディ・サーキスが監督と製作を務め、彼の会社ジ・イマジナリウム
ストーリー
キャスト
モーグリ - ローハン・チャンド(ラヴェルヌ知輝)
ジョン・ロックウッド - マシュー・リス(菊地達弘)
メシュア - フリーダ・ピントー
動物
バギーラ - クリスチャン・ベール(宮内敦士)
カー - ケイト・ブランシェット(水野ゆふ)
シア・カーン - ベネディクト・カンバーバッチ(最上嗣生)
ニーシャ - ナオミ・ハリス(佐々木優子)
バルー - アンディ・サーキス(石住昭彦)
アキーラ - ピーター・マラン(石田圭祐)
ブラザーウルフ - ジャック・レイナー(奥村翔)
ヴィハーン - エディ・マーサン(山本満太)
タバキー - トム・ホランダー(越後屋コースケ)
ブート - ルイス・アッシュボーン・サーキス(齋藤小浪)
製作