(国旗)(国章)
1494年のモンフェッラート侯国(青色の部分)
公用語イタリア語
首都カザーレ・モンフェッラート
侯 / 公
961年 - 991年アレラーモ
モンフェッラート侯国(イタリア語: Marchesato del Monferrato)は、ピエモンテ南部とトリノ東部にあった侯爵領。 950年頃、イタリア王ベレンガーリオ2世が西リグリア侯国(ラテン語: Marca Liguriae Occidentalis)として成立させ、娘婿であったアレラーミチ家のアレラーモ
歴史
1305年にアレラーミチ家が断絶すると、侯国は東ローマ帝国の皇族であったパレオロゴ家に継承された。
1533年にパレオロゴ家が断絶すると、1536年までスペイン王カルロス1世に占領され、その後侯国はゴンザーガ家のマントヴァ公フェデリーコ2世に統治された。1574年、グリエルモ10世は神聖ローマ皇帝マクシミリアン2世により公爵に陞爵され、モンフェッラート公国(イタリア語: Ducato del Monferrato)となった。
1628年から1631年まで、マントヴァ継承戦争(英語版)により一時断絶した。
1708年、最後の公フェルディナンド・カルロは神聖ローマ皇帝レオポルト1世に所領を没収され、モンフェッラート公国はサヴォイア公国に併合された。
モンフェッラート侯一覧
アレラーミチ家(961年 - 1305年)
アレラーモ(英語版)(961年 - 991年)
グリエルモ2世(英語版)(共同統治者、961年) - アレラーモの長男。
オットーネ1世(英語版)(991年) - アレラーモの次男。
グリエルモ3世(英語版)(991年 - 1042年) - オットーネ1世の長男。
オットーネ2世(英語版)(1042年 - 1084年) - グリエルモ3世の子。
グリエルモ4世(英語版)(1084年 - 1100年) - オットーネ2世の長男。
ラニエーリ1世(英語版)(1100年 - 1136年) - グリエルモ4世の子。
グリエルモ5世(英語版)(1136年 - 1191年) - ラニエーリ1世の子。
コッラード(1191年 - 1192年) - グリエルモ5世の次男。
ボニファーチョ1世(1192年 - 1207年) - グリエルモ5世の三男。
グリエルモ6世(英語版)(1207年 - 1225年) - ボニファーチョ1世の長男。
ボニファーチョ2世(英語版)(1225年 - 1253/1255年) - グリエルモ6世の子。
グリエルモ7世(英語版)(1253/1255年 - 1292年) - ボニファーチョ2世の子。
ジョヴァンニ1世(英語版)(1292年 - 1305年) - グリエルモ7世の子。
パレオロゴ家(1305年 - 1533年)
テオドロ1世(英語版)(1306年 - 1338年) - ジョヴァンニ1世の姉エイレーネーの四男。
ジョヴァンニ2世(1338年 - 1372年) - テオドロ1世の子。
オットーネ3世(英語版)(1372年 - 1378年) - ジョヴァンニ2世の長男。
ジョヴァンニ3世(英語版)(1378年 - 1381年) - ジョヴァンニ2世の次男。
テオドロ2世(英語版)(1381年 - 1418年) - ジョヴァンニ2世の三男。
ジョヴァンニ・ジャコモ(英語版)(1418年 - 1445年) - テオドロ2世の子。
ジョヴァンニ4世(英語版)(1445年 - 1464年) - ジョヴァンニ・ジャコモの長男。