モンタージュ_三億円事件奇譚
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三億円事件奇譚 モンタージュ
SINCE 1968.12.10
ジャンル
ミステリー漫画
漫画
作者渡辺潤
出版社講談社
掲載誌週刊ヤングマガジン
レーベルヤンマガKCスペシャル
発表号2010年27号 - 2015年12号
発表期間2010年6月7日 - 2015年2月16日
巻数全19巻
話数全193話
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『三億円事件奇譚 モンタージュ SINCE 1968.12.10』(さんおくえんじけんきたん モンタージュ)は、渡辺潤による日本漫画作品。三億円事件を題材としたミステリー漫画である。『週刊ヤングマガジン』(講談社)にて、2010年27号から2015年12号まで連載[1]

2013年6月に映像化が発表され[2]、2016年6月にフジテレビにてテレビドラマが放送された[3]
ストーリー

1968年(昭和43年)12月10日に起きた昭和史最大の未解決事件、三億円事件。大規模な捜査が行われたが、犯人を逮捕できないまま7年後に時効を迎えてしまった。そして時は流れ、現代。16歳の少年鳴海大和は、瀕死の老刑事に「お前の父親は、三億円事件の犯人だ」と告げられる。運命の輪に巻き込まれた少年は、三億円事件の謎を明らかにできるのか?

本作は主に主人公の大和と未来を中心とする現代編と三億円事件(1968年)の数年前から始まる過去編から成り、作中で複雑に交錯する。以下の内容はストーリーの整理上、時系列に纏めたものであり、一部は物語の進行と異なる場合がある。.mw-parser-output .ambox{border:1px solid #a2a9b1;border-left:10px solid #36c;background-color:#fbfbfb;box-sizing:border-box}.mw-parser-output .ambox+link+.ambox,.mw-parser-output .ambox+link+style+.ambox,.mw-parser-output .ambox+link+link+.ambox,.mw-parser-output .ambox+.mw-empty-elt+link+.ambox,.mw-parser-output .ambox+.mw-empty-elt+link+style+.ambox,.mw-parser-output .ambox+.mw-empty-elt+link+link+.ambox{margin-top:-1px}html body.mediawiki .mw-parser-output .ambox.mbox-small-left{margin:4px 1em 4px 0;overflow:hidden;width:238px;border-collapse:collapse;font-size:88%;line-height:1.25em}.mw-parser-output .ambox-speedy{border-left:10px solid #b32424;background-color:#fee7e6}.mw-parser-output .ambox-delete{border-left:10px solid #b32424}.mw-parser-output .ambox-content{border-left:10px solid #f28500}.mw-parser-output .ambox-style{border-left:10px solid #fc3}.mw-parser-output .ambox-move{border-left:10px solid #9932cc}.mw-parser-output .ambox-protection{border-left:10px solid #a2a9b1}.mw-parser-output .ambox .mbox-text{border:none;padding:0.25em 0.5em;width:100%;font-size:90%}.mw-parser-output .ambox .mbox-image{border:none;padding:2px 0 2px 0.5em;text-align:center}.mw-parser-output .ambox .mbox-imageright{border:none;padding:2px 0.5em 2px 0;text-align:center}.mw-parser-output .ambox .mbox-empty-cell{border:none;padding:0;width:1px}.mw-parser-output .ambox .mbox-image-div{width:52px}html.client-js body.skin-minerva .mw-parser-output .mbox-text-span{margin-left:23px!important}@media(min-width:720px){.mw-parser-output .ambox{margin:0 10%}}

この節の加筆が望まれています。

序章

2004年長崎。10歳の小学生、鳴海大和と小田切未来は路地裏で血まみれの老人を発見する。老人は大和に「お前は三億円事件の犯人の息子」「誰も信じるな」と残し、息絶えた。老人は東海林という警視庁の元刑事であり、その昔に府中で三億円事件の捜査をしていた。そして大和の父、鉄也が突然の失踪の後に東京湾で水死体で発見される。父子家庭で身寄りのない大和は未来の家、小田切家に身を寄せることになった。
【現代編】
小田切夫妻の失踪と軍艦島の三億円

2010年長崎。大和と未来は高校生になっていた。未来の父、武雄は鉄也の剣道着を大和より譲り受ける。武雄の計らいにより、大和は鉄也の形見として名前入りの垂れだけ持ち続けることになった。大和は垂れに隠されていた血まみれの500円札を発見する。それは三億円事件で強奪された紙幣ナンバーと一致していた。そして武雄も小手の内側にメモを発見する。その後、武雄は妻の葉子と共に失踪する。失踪と三億円事件の関係を疑う大和は失踪直前に軍艦島(端島)を目指していたことを突き止める。大和と未来は貸しボートで軍艦島に上陸するが、夫妻は見つからず。そこで三億円事件で強奪されたと思われる大量の旧紙幣が入ったバッグを発見した。大和は真相究明のために三億円を持ち帰ることを決意。貸しボート店に戻ったところで二人組の男に出くわす。そのうち1人は刑事(関口)であったが、異様な雰囲気を感じとった大和と未来は逃走を計る。そこに鈴木泰成という男が助けに入り、逃走を手助けする。泰成は武雄の道場の門下生を名乗り、武雄の身を案じて方々を探し回っていたという。一方、取り逃した関口は大和が残したバールで貸しボート店主を撲殺した。そして大和にその罪を着せて追うことを決めた。
逃亡生活の始まり

貸しボート店主殺害の濡れ衣を着せられていることを知った大和たちは身の潔白を晴らすため、泰成に三億円を預けて警察に出頭することにした。大和と未来は刑事である関口の陰謀から逃れるため管轄外の警察署に出頭したものの、関口が引き取りに現れる。陰謀への反発を決意した二人は移送中に脱走することに成功。そして殺人容疑をかけられたまま指名手配を受けることになってしまった。大和と未来は無実の罪を着せられたまま長崎を離れる。そして日常を捨て、小田切夫妻の安否と自らの潔白を証明するために事件の真相を追究することを決意した。
福岡

福岡の博多まで逃亡した大和と未来は泰成と連絡を取り、預けていた三億円を受け取るように手はずを整える。泰成は自らが勤務する塾の生徒たち数名に中身を伝えずに三億円入りトランクを大和たちに渡すよう託す。無事にトランクの受け渡しを済ませた大和たちであったが、福岡の新人警察官、水原に見つかる。塾生徒の一人、中野夏美の機転で追及を逃れたものの、大和と未来は夏美に疑いを持たれることになった。大和は夏美に三億円の一部をマスコミ各社に郵送するように依頼。マスコミを賑わせてさらなる逃亡を重ねる。関口は夏美に目をつけ、大和たちの居場所を聞き出そうと身柄を拘束した。
広島

広島で泰成と合流した大和たちは三億円を前に次の行動を考えていたが、未来は関口に呼び出され単独で厳島へ向かう。未来は関口に辱められそうになるも、謎の銃弾が関口を襲い、間一髪で難を逃れる。
東京
沖縄
北海道
初めての別行動
沢田との対決
長崎での再会
軍艦島
【過去編】
上京

昭和41年。長崎出身の青年、川崎雄大は知人の紹介で不動産屋に就職すべく東京にやってきた。しかし手違いで就職できず、上京早々に宿無しの身分となる。そんなある日、雄大はヤクザ達に囲まれている元カミナリ族の若者、望月竜と出会う。雄大は機転を利かせて竜のピンチを救った。竜には響子ギブソンという恋人と同棲しており、雄大はしばらく面倒をみてもらうことになった。雄大にとって二人は東京で初めての友人となり、竜は雄大にジャズバー「ハービー」での就職口を世話した。


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