モンゴメリー郡_(メリーランド州)
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メリーランド州モンゴメリー郡
郡庁所在地のロックビル

郡旗郡章

モットー: "Gardez Bien"
(英語: Watch Well)
郡のメリーランド州内の位置
州のアメリカ合衆国内の位置
設立1776年
郡名の由来リチャード・モントゴメリー
郡庁所在地 ロックビル市
最大都市 ジャーマンタウン
面積
 - 総面積
 - 陸
 - 水
1,313 km2 (507 mi2)
1,285 km2 (496 mi2)
31 km2 (12 mi2), 2.3%
人口
 - (2020年)
 - 密度
1,062,061人

標準時東部: UTC-5/-4
ウェブサイト ⇒www.montgomerycountymd.gov/index.aspx

モンゴメリー郡(: Montgomery County)は、アメリカ合衆国メリーランド州の中央部にあるワシントンD.C.の北西、ボルチモアの南西に位置する。人口は106万2061人(2020年)で州内最大である。ワシントン・ボルチモア・北バージニア広域都市圏に含まれるが、地理的に近いワシントンD.C.との関係が深い。

郡庁所在地ロックビルは人口6万7117人(2020年)で、同郡最大の都市である[1]。ただし、国勢調査指定地域ジャーマンタウンには9万1249人(2020年)が住んでいる[2]

モンゴメリー郡は国内でも最大級に裕福な郡とされている[3]。2008年時点での一人当たり所得では、州内第2位だった。2011年の雑誌フォーブスでは、世帯当たり所得中央値が92,213ドルとなり、国内第10位だった[4][5]。また25歳以上の住民に占める大学卒以上の比率は29.2%と国内最高である。

郡住人の多くは未編入領域に住んでおり、その中でも多いのはシルバースプリング、ジャーマンタウン、ベセスダであるが、法人化都市であるロックビルやゲイザースバーグにも人口が集中している。



郡名の由来

メリーランド州議会がこの郡をリチャード・モントゴメリーに因んで名付けた。郡の領域はチャールズ郡プリンスジョージズ郡フレデリック郡に一時的にも属した領域を合わせた。郡のニックネームは「モコ」であり、「モンゴメリー」「カウンティ」(郡)の頭を繋いでいる。
歴史1862年9月に作られたモンゴメリー郡地図

モンゴメリー郡となった地域にヨーロッパ人による開拓地が造られる以前、この地域は広大な森のあいだにクリークや小さな水流が流れ、それらはポトマック川やパタクセント川に注いでいた。アルゴンキン語族に属するピスカタウェイ族インディアンの小さな集落が、郡の南部に散開していた。ポトマック川のグレートフォールズより北には、恒久的な集落が幾つかあり、ピスカタウェイ族はライバルであるサスケハノック族やセネカ族と狩猟用宿営地やインディアン道を共有していた。

ジェームズタウンのイングランド人開拓地から、ジョン・スミス船長がポトマック川やチェサピーク湾を探検したときに、この地域を探検した可能性があり、おそらく最初のヨーロッパ人だった[6]ブルックビルのマディソン・ハウス。建設は1800年頃、当初の所有者はケイレブ・ベントリー。現在の名前はジェームズ・マディソン大統領に由来し、米英戦争の1814年8月26日、イギリス軍がワシントンD.C.を焼打ちしたとき、大統領はこの家を隠れ家にした。


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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)
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