モロス(古希: Μ?ρο?, Moros)は、ギリシア神話に登場する、運命と死を司る神である[1]。
ヘーシオドスの『神統記』によると、夜の女神ニュクスの子で、ケール、タナトス、ヒュプノス、オネイロス、モーモス、オイジュス、ヘスペリデス、モイラ、ネメシス、アパテー、ピロテース、ゲーラス、エリスと兄弟。彼らはニュクスが1人で生んだ子と言われる[2]。
系図 ケール タナトス ヒュプノス オネイロス モーモス オイジュス
ヘスペリデス クロートー(モイラ) ラケシス(モイラ) アトロポス(モイラ) ネメシス アパテー ピロテース エリス ゲーラス
ポノス レーテー リーモス アルゴス ヒュスミーネー マケー ポノス アンドロクタシアー