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この項目では、モルドバ共和国で話されるルーマニア語の一種について説明しています。ロシア連邦を構成するモルドヴィア共和国で話されるウラル語族の言語については「モルドヴィン諸語」をご覧ください。
.mw-parser-output .side-box{margin:4px 0;box-sizing:border-box;border:1px solid #aaa;font-size:88%;line-height:1.25em;background-color:#f9f9f9;display:flow-root}.mw-parser-output .side-box-abovebelow,.mw-parser-output .side-box-text{padding:0.25em 0.9em}.mw-parser-output .side-box-image{padding:2px 0 2px 0.9em;text-align:center}.mw-parser-output .side-box-imageright{padding:2px 0.9em 2px 0;text-align:center}@media(min-width:500px){.mw-parser-output .side-box-flex{display:flex;align-items:center}.mw-parser-output .side-box-text{flex:1}}@media(min-width:720px){.mw-parser-output .side-box{width:238px}.mw-parser-output .side-box-right{clear:right;float:right;margin-left:1em}.mw-parser-output .side-box-left{margin-right:1em}}この項目には、一部のコンピュータや閲覧ソフトで表示できない文字が含まれています(詳細)。
モルドバ語
limba moldoveneasc?/лимба молдовеняскэ
発音IPA: [?limba moldove?ne?ask?]
話される国 沿ドニエストル
地域ベッサラビア
話者数2,600万人[注釈 1]
言語系統インド・ヨーロッパ語族
イタリック語派
ロマンス諸語
東ロマンス語
ルーマニア語
モルドバ語
表記体系キリル文字 (沿ドニエストル)
ウクライナ (ラテン文字)
公的地位
公用語 沿ドニエストル
少数言語として
承認 ウクライナ
統制機関不明
言語コード
ISO 639-1ro[注釈 2]
ISO 639-2rum[注釈 2] (B)
ron (T)
ISO 639-3ron
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モルドバ語、モルドヴァ語(モルドバご、ラテン文字表記: Limba moldoveneasc?/キリル文字表記:Лимба молдовеняскэ)は、東部ロマンス語で、モルドバ共和国の公用語とされていた言語である。また、沿ドニエストル共和国の公用語の一つである。
モルドバ語は、実際には政治的な理由によってルーマニア語から呼称を改めただけに近く、ルーマニア語との違いはほとんどないと言われるが、モルドバ語をルーマニア語の一部と認めることはルーマニアの拡大主義に結びつくと見なされる場合があるため、注意が払われている。
ルーマニアと同系統の民族が住み、1918年から1940年までルーマニア領であったベッサラビア(現在のモルドバ共和国)では、住民の話す言葉もルーマニア語と呼ばれていた。第二次世界大戦によってベッサラビアがソビエト連邦に併合され、この地域にモルダビア・ソビエト社会主義共和国(モルドバ共和国の前身)が立てられると、モルドバに住む人々の言葉は文字をラテン文字からロシア語で使われるキリル文字に改められ[注釈 3]、ルーマニア語とは異なったモルドバ語(諸外国ではモルダビア語と呼ばれた)であると主張されるようになった。
ソ連でペレストロイカが開始されるとモルドバでも民族主義運動が高まり、1989年にモルドバ語をルーマニア語と同じラテン文字の表記に戻し、公用語にすることが定められた。1991年にモルドバ共和国が独立を達成すると、改めて憲法に公用語と明記されるに至る。1996年には言語名をモルドバ語からルーマニア語に改める案が議会に提出されるが、否決された。しかし2013年にはモルドバの憲法裁判所(英語版)が、公用語を「ルーマニア語」と規定した[1]。そのため、現在「モルドバ語」はモルドバの公用語ではない。
沿ドニエストル共和国では現在もソ連時代同様キリル文字で表記され、ルーマニア語とは別の言語とされている。 度重なるロシアからの占領に加えソビエト連邦占領時代の政治的目的による強制的なルーマニア語排除政策によってモルドバに住むルーマニア語を母語とするルーマニア系モルドバ人も日常的にロシア語の語彙を交えて会話をするようになった。またソビエト時代において大学での教育および専門知識(農機具のマニュアルなど)は基本的にロシア語で行われていた。これは教科書および専門書がロシア語で書かれた物しか存在しなかったからである。よって今でも当時の教育を受けた技師や専門家は部品や部位の名称をロシア語でしか知らない場合が多い。よってこれらのロシア語語彙はルーマニアに住むルーマニア人には理解できない。 日常的によく使われるロシア語でルーマニア人の使わない語彙の例は など 方言としてあげられる例としては、 変化する。 これはモルドバ共和国に隣接しステファン大王の時代のモルドバ(国)として一つだったルーマニアのモルドバ地方にも同様に存在する方言である。 この節はロシア語版Wikipedia Молдавский алфавит キリル文字ラテン文字備考IPA
ルーマニア語との違い
malade?(@media screen{.mw-parser-output .fix-domain{border-bottom:dashed 1px}}マラディェッツ[要出典])すばらしいの意、ルーマニア語ではbravo(ブラーヴォ)になる。
srocina(ソローチナ[要出典])今すぐにの意、ルーマニア語ではurgent(ウルジェント)またはimediat(イメディアット)に相当
paniatna(パニャートナ)解ったの意、ルーマニア語ではam in?eles(アムンツェレス)
cine(チネ/英語のwhoに相当する誰の疑問符)と通常発音される言葉がシニに
bine(ビネ/good・良い)がギニに
vin(ヴィン/ワイン)がジンに
ce faci(チェファチ/何をしてるの?)がシファシに
アルファベット
аa /a/
бb /b/
вv /v/
гg, ghi または e の前における gh 、それ以外の場所における g に対応する/?/
дd /d/
еe, ie母音のあと、およびほとんどの単語の語頭における ie 、
それ以外の場所における e に対応する/e/, /je/
жj /?/
?gi または e の前の g に対応する/?/
зz /z/
иi, ii語末における ii 、それ以外の場所における i に対応する/i/
йi母音の後における i に対応する/j/
кc, chi または e の前における ch 、それ以外の場所における c に対応する/k/
лl /l/
мm /m/
нn /n/
оo /o/
пp /p/
рr /?/
сs /s/