モモキュンソード
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『モモキュンソード』は、キビダンゴプロジェクトが制作するデジタルライトノベルを中心としたコンテンツ。Webサイトで、声優が1人から数人でライトノベルの朗読を行う。
概要

桃太郎は女の子だった――」という設定で2009年に発売された株式会社西陣のパチンコ機『CR桃キュン剣(ソード)』。その後、スタッフの有志が集まり、奇想天外の「冒険おとぎファンタジー」として新たなストーリー、世界観を設定。「デジタルライトノベル」を中心としたコンテンツ化を計画して「キビダンゴプロジェクト」を立ち上げ、「モモキュンソード」シリーズが誕生した。

脚本には前山信頼、作画協力にCG製作で評価を受けている株式会社トライスラッシュ、音楽制作は株式会社トライアンフ、これにキャスティング協力として株式会社青二プロダクションが加わり、豪華声優陣による第1期『モモキュンソード ?星と黄金の太刀?』を2012年8月31日に公開。第2期『モモキュンソード ?雪と白銀の少女?』は2013年7月12日に公開。

2014年7月より9月までテレビアニメが放送された。またこれに合わせ、西陣からパチンコ機『CRモモキュンソード ?星と黄金の太刀?』もリリースされる。

2016年4月にはパチンコの第3弾「CRモモキュンソード3」が登場している。
あらすじ
第1期 モモキュンソード ?星と黄金の太刀?
桃から生まれた美少女剣士・桃子は、お供の犬神、猿神、雉神と平和な桃里郷(とうりきょう)で暮らしていた。そこに邪鬼王に率いられた鬼の軍団が襲来し、里を守る大切な宝が奪われてしまう。宝を取り戻して人々を救うため、桃子と3匹のお供達の大冒険が始まる。
第2期 モモキュンソード ?雪と白銀の少女?
桃里郷を救うために鬼退治の旅に出た桃子と3匹のお供は、鬼の首魁である邪鬼王を討ち果たし、故郷へ帰還した。だが、平穏な日々が続くことはなく突如、桃里郷を謎の現象が襲った。闇に包まれた世界に光を取り戻すため、桃子と3匹のお供達の旅が再び始まる。
キャラクター
天界
桃子と三神
桃子(ももこ)
桃から生まれた天然爆乳美少女剣士。黒髪の
ロングヘアが特徴で、額には鉢巻のようなものを付けている。村でおじいさんとおばあさんと暮らし、三神と毎日剣術の修行に励んできた。祠に祀られた三千実の桃(みちみのもも)のカケラを狙い、自分たちの村を襲った鬼を倒したことから、皇天女に三千実の桃のカケラ集めを依頼され、三神とともに旅をしている。今まで住んでいる村とその近隣の村の中でしか行動していなかったことから、さまざまなものに新鮮な反応をする。こころを鎮めて気持ちを合わせることで、三神と憑依合体が可能。しかし、憑依した三神や桃子のこころが乱れると爆発とともに憑依がとけ、服がボロボロになる。
犬神憑依
大きい鬼の一撃をうけ止めるほど強化された筋力と、武器を駆使して戦う。武器は斧槍
猿神憑依
圧倒的なスピードを駆使し、徒手空拳で戦う。武器は手甲鉤になる突起がついた籠手
雉神憑依
飛行能力と、強化された感覚を駆使して戦う。武器は弓矢
犬神(いぬがみ)
桃子のお供であり、子供のころからの教育係。
猿神(さるがみ)
桃子のお供であり、桃子に剣術を教えた師匠。
雉神(きじがみ)
桃子のお供の紅一点であり、姉のような存在。三神の中で唯一、人のような姿に変身できる[1]
天女隊

天界に所属している4人組。
林檎(りんご)
天女隊の一員で、火の天女。赤色の短髪が特徴。服装は紫色の基調。2番目の年長者で、桃子と同年代。そのため、桃子のことをいつも心配している。正義感が強い活発な性格で、天女隊の中心的な存在。武器は独鈷で、火を操る。
水花(すいか)
天女隊の一員で、水の天女。緑色のロングヘアが特徴。服装は緑色の基調。最年長者。おっとりした外見で、口調も丁寧。発言にトゲがあるが根はやさしく、仲間を大事に思っている。武器は輪宝で、水を操る。
花梨(かりん)
天女隊の一員で、風の天女。
ツインテール型の長い金髪が特徴で、青色のリボンで結んでいる。服装は青色の基調。2番目の年少者。人懐っこい性格であり、おっちょこちょいな行動が多い。宝珠で透視ができるが、「よくないものがある」が多く当たらないこともあり、水花にそのことをよくからかわれる。風を操る。
栗(まろん)
天女隊の一員で、地の天女。三つ編み型の長い茶髪が特徴。服装は茶色の基調。最年少者。「天女隊の頭脳」といわれるほどの論理派で、冷静な参謀格だが、情熱な一面も秘かにもっている。武器は巨大なハンマーにもなる打ち出の小槌[1]、土を操る。
上層部
皇天女(すめらぎてんにょ)
天界を統べる女神。黒色のロングヘアが特徴で、頭部に大きな飾り物を付けている。桃子に三千実の桃のカケラ集めを依頼し、奮闘ぶりを天界で見守っている。桃子に集中力を高めて「憑依合体」を助ける特製のきびだんごを授けるが、とてもまずく、そのほかの料理も同様にまずい。栗いわく「殺人的な味覚のもち主」。「おばさん」呼ばわりされると不機嫌になる。
クシナダ
皇天女の補佐官的な立場。薄幸の美少女で、緑色のロングヘアが特徴。服装は白色の基調。まじめで温厚な性格で、天女隊と桃子を見守っている
[1]。生前に生贄として捧げられたため、生贄フェチになっている。
鬼族
王族
邪鬼王(じゃきおう)
鬼たちを率いて、人の世を襲う鬼族の首魁。肌は茶色。筋肉質かつ巨体であり、物々しい甲冑を着ている。角は三本。三千実の桃のカケラを集めて、鬼族の復権と世界征服を企んでいる。冷酷非情な性格だが、忠誠心のある部下には信認する一面もある。
鬼姫(おにひめ)
邪鬼王の娘であり、鬼族の姫。色黒の肌で、長い黒髪を一本に結んでいる。服装はほとんど露出している。鬼たちをまとめ上げる父を尊敬している。正々堂々かつ負けず嫌いで、桃子のライバル
[1]。とてもすばしっこく、桃子と戦った際はそのスピードで圧倒している。なにもかも新鮮な人間界へ行きたがり、幹部を振りまわすことが多々ある。ゆるキャラをコレクションしている一面をもつ。
四凶

邪鬼王の直属の配下で、4人の幹部から構成されている。
鉄鬼(てっき)
四凶の一員で、男性。肌は緑色。筋肉質な体格で、長い白髪とヒゲが特徴。角は二本。武勇に優れている熱血漢であり、邪鬼王を唯一自分より強い存在と認めている。怪力が自慢で、身のこなしも軽い。鉄棒で攻撃してくる。
艶鬼(えんき)
四凶の一員で、女性。紫色のロングヘアが特徴。露出が高くトゲトゲしい甲冑を着ている。角は二本。鬼姫からは姉のように慕われ、自分も鬼姫のことをいつも気にかけている。鞭が得意。
幻鬼(げんき)
四凶の一員で、男性。肌は青色。薄い金色のロングヘアが特徴で、角は一本。一番若い四凶で、戦闘能力も高くないため、仲間からはイジられている。強い幻術を使うが、艶鬼の尻に敷かれている。
妖鬼(ようき)
四凶の一員で、男性。肌は紫色。体格は肥満で、整っていない短髪が特徴。角は三本。陰湿かつ卑怯な性格で、他人をだましたり、同士討ちさせることを好む。邪鬼王には表向き従っているが、彼への忠誠心は皆無であり、秘かに下克上を企んでいる。鬼姫もその戦い方や性格などから嫌っている。知略で戦うタイプで、持参しているひょうたんから発生する毒霧で相手を弱らせる。
人間界


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